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Ray Charles Genius Loves Company (2004)

このアルバムは2004年にレイチャールズの遺作としてリリースされたアルバムで全曲がデュエットになっています。このアルバムをブックオフで見つけた時にSpotifyで調べても出てこなかったのでCDを買いましたが、これを書くために調べていたら普通にあったので少しショックを受けています。基本的にジャズボーカル風のアレンジで落ち着きます。オリジナル(と思われる)ものが分かるものは合わせて紹介してます。

Here we go again  ノラジョーンズ
こういうタイプのジャズボーカルでピアノとオルガン、エレキベースがいるって珍しい編成に気がします。狭くて暗いバーなりライブハウスで聴きたいです。レイがオリジナルですがオリジナルのほうは未配信のようです。

sweet potato pie ジェームズテイラー
ジェームズの曲です。ホーンやブルージーなギターがかっこいい曲です。

You don’t know me  Diana krall
この曲は以前にレイは録音しています。(オリジナルは誰だろう) フランクシナトラみたいなアレンジです。

Sorry seems to be the hardest word  エルトンジョン
オリジナルはエルトンかな?ストリングスをふんだんに使っていて若干演歌っぽい感じもしますが個人的にはそこまでです。

Fever  Natalie cole
多分スタンダートナンバー。指パッチン(みたいなパーカッション?)がいいアクセントになってます。

Do i ever cross your mind    Bonnie raitt
Bonnie raittってこういう渋いトリビュートものでよく名前をみる気がします。この曲はカントリースタンダートのようです。スライドギターと控えめになるヴァイブラフォンがいい感じです。

It was a vary good year   ウィリーネルソン
この人も渋いトリビュートものでよく名前をみる気がします。I can stop loving you みたいなストリングスが豪華なカントリーナンバーで、おそらくオリジナルはフランクシナトラです。

Hey girl    Micheal McDonald
よくある曲名なので誰がオリジナルかわかりませんがMicheal McDonaldが1人で歌っているバージョンがあるのでそれかも。AORとジャズをミックスしたようなサウンドで、個人的にはそこまでです。

Sinner’ prayer     B.B.キング
異種格闘技戦みたいな組み合わせです笑。オリジナルはレイ自身。ブルージーなギターとレイっぽいピアノプレイは以外と相性いいです。

Heaven help us all    グラディスナイト
ホーンとベースがソウルフルな曲。ゴスペルっぽい掛け合いが入ったりしていてこのアルバムで1番好きです。オリジナルはスティービーワンダー。

over the rainbow   Johnny Mathis
古い映画のクライマックスシーンとかエンドロールで使われていそうな曲。個人的にはそこまでです。

Crazy love. ヴァンモリソン
この曲だけはライブ音源です。ヴァンの曲の中でかなり好きな曲の一つなのでレイが歌っているだけで満足なのにいいアレンジなのでうれしいです。


グラミー賞で8部門受賞も頷けるいいアルバムです。