Dorothy Ashby and Frank Wess. In a minor groove(1958)
今日はハープ奏者ドロシーアシュビーとフルート奏者フランクウェスにより少し変わったジャズアルバムを紹介します。このアルバムは普通のジャズなら必ずいるピアノやホーンがいない変わった楽器編成です。
メンバー
ドロシーアシュビー:ハープ
フランクウェス:フルート
ハーマンライト:ベース
ロイヘインズ:ドラム
Rascallity
ドロシーのオリジナルナンバー。ブルージーなナンバーですが軽く舞うようなサウンドになっているのが不思議です。
You’d be nice to come home to
フランクのスウィンギーなソロがかっこいいナンバー。ドロシーはソロ以外ではちょっとギターみたいな音でハープを弾いています。
It’s a minir thing
哀愁漂う無国籍なワールドミュージックっぽい曲。
Yesterdays
ジャズではよく演奏される曲ですが静かなリズムや琴っぽい音のハープが和風な感じに聴こえなくもない不思議なアレンジです。
Bohemia after dark
ズッシリとしたベースがかっこいい曲。この曲に限らずですがハーマンライトのベースはズッシリとしたウォーキングベースで聴いていて気持ちいいです。
Taboo ( Margarita Lecuona)
ミステリアスな雰囲気のクラシカルなナンバー。ロイヘインズのドタバタしたドラムがクセになります。
Autum in roma
繊細な雰囲気の曲。風の音のようなフルートが印象的です。
Alone togeher
フルートとハープによる美しいメロディとそれに寄り添うようなベースが印象的な曲。