Eric Gale. Multiplication (1977)
今日はスタッフのもう1人のギタリストであるエリックゲイルのCBSでのセカンドアルバムを紹介します。プロデューサーがボブジェームスということもあってスタッフとはまた違ったゴージャスなサウンドが楽しめます。
メンバー
エリックゲイル:ギター
ボブジェームス:エレピ、クラヴィネット、プロデュース
リチャードティー:アコースティックピアノ、オルガン
ラルフマクドナルド:パーカッション
ウィリーウィークス、アルフォンソジョンソン、アンソニージャクソン:ベース
スティーブガッド、アンドリュースミス:ドラム
マーヴィンスタン、ランディーブレッカー:トランペット
グローヴァーワシントンjr:サックス
Oh! Mary don’t you weep
古いゴスペルソングでゴスペルクワイアがボーカルで参加。スタッフを教会に連れて行ったかのような厳かさと温かく土臭いサウンドがミックスされています。こういったサウンドの曲のガッド、ティーの安定感はすごいです。一方エリックはバックはおかまいなしに弾きまくっています。
Thumper
スティーブガッドのドラムとベース(曲ごとのクレジットがないので誰かは不明です)が印象的なナンバー。アナログシンセの音を除けばこのアルバムで1番スタッフっぽく聴こえます。
Multiplication
シャープなホーンやパーカッションがスタッフとも違ったノリを作っているファンキーなナンバー。
Morning Glory
幻想的な雰囲気のバラード。イントロのフレットレスベースの柔らかい音とずっしりとしたスローテンポのベースラインがかっこいいです。
Gypsy jello
まったりとしたラテン調の曲。グローヴァーワシントンjrのソロが印象的です。
Sometimes I feel like a motherless child
この曲もゴスペルナンバー。壮大なピアノや悲しげなギターとサックス、深みのあるシンセやラテンっぽいリズムが印象的です。
(以前公開したものを加筆修正したものです)