#デイヴィッドTウォーカー
David T. Walker. Soul food cafe (1989)
本作ではデイヴィッドTウォーカーとジョーサンプルが泥臭いブルースやR&Bを演奏しています。メロウなギターのデイヴィッドと清涼感あるキーボードのジョーと2人とも泥臭さとは無縁そうですがジョーはクルセイダーズのメンバーでありデイヴィッドもクルセイダーズのゲストメンバーやエタジェイムズのバックバンドにいたりとルーツには泥臭い音楽がある人で81年にもSwing Street Cafeという似たようなアル
もっとみるBoz Scaggs - Slow Dancer(1974)
ブルースバンドのボーカリストとして活動を始めファーストアルバムをマッスルショールズで録音したボズスキャッグス。ヒットした頃とは正反対とも言えるスタイルの彼ですが本作はちょうどその過渡期にあたる一枚。プロデューサーにはモータウンの仕事を多く行うと同時にソウルシンガーとして活動していたジョニーブリストルを起用。彼は共作も含めるとアルバムの半分にあたる5曲を提供しています。ミュージシャンもこの頃の西海岸
もっとみるDavid T Walker - S,T (1973)
数々の曲で素晴らしいギタープレイを披露してきたギタリストのデイヴィッドTウォーカーのソロアルバムです。西海岸の腕利きミュージシャン達による演奏はニューソウル的でありながらもこの後のメロウソウルにも通じるサウンドです。
メンバー
ジョーサンプル、ジェリーピーターズ、ビリープレストン、クラレンスマクドナルド:キーボード
ポールハンフリー:ドラム
ウィルトンフェルダー:ベース
ボビーポーター:パーカッ
Sergio Mendes. S,T (1975)
音楽性を変えながらも常にブラジル音楽の要素を持ち続けていたセルジオメンデスですが本作はセルジオメンデスらしさがほとんどないメロウでグルーヴィなソウルアルバムです。演奏メンバーは当時のLAの一流のセッションミュージシャンが中心となり、曲はスティービーワンダー、ベアードアイグナー、レオンウェア、トムベルといったソウル系のソングライターの曲が中心です。セルジオらしくないとはいえ演奏も曲も最高なのでセルジ
もっとみるMarlena Show. Who is this bitch, anyway (1975)
昨日紹介したクインシーのBody heatの次の年にリリースされたこのアルバム。ベアードアイグナーがピアノ、フリューゲルホーン、編曲、プロデュース、ソングライティングを行なっています。べナードなしでは完成しなかったであろう一枚です。LAフュージョンのミュージシャンや腕利きセッションミュージシャンを起用し、ジャズやソウル、ファンク更にはゴスペルやブルースまでもを含んだ内容は名盤と呼ばれるのも納得の一
もっとみるJackson5. Diana Ross presents the Jackson5 (1969)
ジャクソン5というとマイケルジャクソンにばかり注目が集まりますが個人的にはジャクソン兄弟よりもファンクやサイケの要素を使いつつポップなサウンドを作ったプロデューサーや演奏メンバーの方がすごいと思っています。あとタイトルに反してダイアナロスは何もしていません。実際に発掘したのはグラディスナイトのようです。
メンバー
クラレンスマクドナルド、ジョーサンプル、フォンスマイゼル、フレディーぺレン:キーボ