〔日記〕これでいいのか
6月16日(火)
朝7時になっても寝付けない。
頭はとても冴えていて、ごみ出しをしてメールを出して最高のガシャポンの情報を書いて投稿したところで寝た。
そして12時前に起きた。
毎日8時間寝ていたのに、ここ数日長く眠ることができない。
今日もどこで何をしたいのかを決められない。
100円ショップでノートを4冊買って喫茶店に行った。
昨日は選択に失敗し続けたけれど、今日は悪くないかもしれない。
すごくのんびり過ごした。しかし、徐々に脳が痺れ始める。
6月17日(水)
10時間近く寝た。
朝は(昼だったけど)豚の生姜焼きとあさりの味噌汁をつくった。
いつも同じスーパーであさりを買うのだが、どうやらここのあさりには砂抜きが必要ないらしい。特に「砂抜き不要」などの記載がないため、3回くらい無駄に砂抜きをしたのちに学習した。
砂抜きが済んでいても特に何も記載しないのが普通なのだろうか?それともこのあさり達は砂のない場所で育ったのだろうか?…こわい。
生姜焼きづくりは、たまねぎと生姜とにんにくをすりおろすのはやってもらったので、かなり楽で助かった。
おろし金がほしい。
ずっとプラスチック製のすりおろす板ですりおろしている。実家を出るときに持たせてもらったやつだ。(実家で使っていたやつをそのままくれた)おろし金の方が非力の私にはすりおろしやすいのではないかと思うので、買いたい。おすすめのおろし金があったら教えて下さい。
紙の日記用ノートが最後まで終わったので、新しいノートに突入。
さらさらとした書き心地でパクッときれいに開く、良いノートだ。
今回はおよそ1か月くらいで1冊使いきった。
6月18日(木)
新しい居場所を見つけた。
10年くらい前に一度だけ母親に連れられて行ったことのある喫茶店。
店も机もすべてが小さく、ここは長居をしてはいけない場所だと判断し、それ以来遠慮して一度も足を運んでいなかった。
しかし、いつも行っている喫茶店が閉まっていたので、なんとなくこの喫茶店まで足をのばしてみた。
久しぶりに来た喫茶店は記憶よりも狭くなく、記憶よりもずっといい雰囲気だった。
文庫本を開いているお客さんが一人いるのみで、その人から一番離れた席に座り私も本を読んだり文字を書いたりした。
店員さんが頻繁に水を注ぎに来てくれるところも、カウンターの中で気にならないほどの声量と声色で店員さん同士がずっとおしゃべりしているところも好きだった。
6月19日(金)
私には脳の休め方が身についていないのではないか。脳の疲労具合が尋常ではない気がする。
ぼうっとすることでこんなに脳がよろこぶのも、私の脳が過度に疲労しているせいではないだろうか。
脳の休め方を知りたい。
頻繁に脳が痺れたり散り散りになったりする。
ひどい肩こりのせいで脳に血液やグルコースが回っていないのではないかと思い、肩および肩甲骨を大いに回しておいた。
6月29日(土)
「読みたいな」と思う本を手に取ったのに、なんだか無性に金銭的な不安を感じ、棚に戻してしまった。
いつ死ぬとも限らないし自分も本を買ってもらうと嬉しいので、本は好きな時に好きなように買うのが一番いいと日頃から思っているのに。
昨日からぼんやりと、このような漠然とした不安にとりつかれている。
これは良くない兆候だ。
漠然とした不安を感じる時、不安の対象を認識し間違えていることも多い。いったい今の私は何が不安だというのだろう。
もう少し紙に向かう時間を増やした方がいいのかもしれない。