読書noteをはじめます
3日前、いい本を読みました。
本を読んでいる途中から、その本を勧めたい人の顔が頭に思い浮かんでいました。
その時に、気軽に本を勧めたり、勧められたりできたらするような関係が色んな人とできたら楽しそうだな、と思いました。
そのような気持ちから、しばらく自分の読書noteを書いてみることにしました。
私は、今回の本に限らず、本を閉じたあとに
「この本に書いてあることが〇〇さんに伝わったら○○さんはちょっと楽になるのではないか」とか「この本を□□さんと共有してみたら面白そうだ」と思うことがよくあります。
けれどいつも思うだけになってしまいます。
本を読むということは単純に時間を使います。
私にとって読書は身近だけれど、そうでない人もきっと多くいると思います。
なのでいつも躊躇してしまうのです。
というわけで、まずはこの場所で、本を勧めてみます。
私の読んだ本の履歴を残す読書記録ではなく、私が本を閉じた時に浮かんだその人に向けて綴る、「おすすめの記録」のような感じにしたいと思います。
なのであまり構えず、気楽に書いていきたいと思いますので、もしよろしければ記事のコメント欄も気軽にお使いください^^
同じ本を読んだ感想でも、それ読んだならこれもいいよ、などなど…。
そういう風に輪が広がったら楽しいだろうなぁと思います。
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ここから下は余談です。
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今まで、自分の見たり聞いたりしているものを広く公開することに抵抗がありました。
そこにイメージや先入観のようなものが生まれ、自分の漫画をまっさらな目で読んでもらえなくなってしまったらちょっといやだな、と。
私は、漫画を描いている時、「この世界どこかにいる誰か」を自分の価値観でもって選びとり、その「誰か」の物語を丁寧に誠実に描いていく役割の人になりたいと思いながら描いています。
なので、私は漫画の登場人物の人生を操作したり、登場人物たちのいる世界を変容させたりするような存在ではなく、ただ選んで描いている人、という存在のつもりです。
そういう立場を示すために、そこにはある種の匿名性が大切だとずっと考えていました。
(これは自分の発表する作品に責任を持たないという意味とは違います。)
これは自分にとってはずっと繊細な問題であったのですが、実際は些末なことなのではないか、と思うようになりました。
そして、変なこだわりは捨てよう、と思いました。
私は何のために漫画を描いているのかといえば、それが必要だと思うからです。
ないよりある方がなんかいいと思うからです。
誰かがちょっとかけてくれた言葉で気づくこと、誰かがふっとかけてくれた言葉で心が軽くなること、誰かがちょっといてくれたことで明日も生きていけるということがあります。
けれど、その「ちょっとの言葉」「ちょっとの誰か」が、足りてない場所があるように感じています。
必要なのに足りていないものや欠けてしまっているもの、それらを補う助けができたらいいなと私は思います。
実際に、私にとって本や漫画は幼い頃からずっとそんな存在でした。
でもその役割を担うのは、別に私の漫画だけでなくてもいいわけです。
気づかせてくれる本や救ってくれる本、支えてくれる本がたくさんあります。
なので、言葉や物語は、届く必要のある人に届いたらいいなと思いました。
そうして、読書noteを始めるに至りました。
このことをきっかけとして、私も漫画を描く姿勢が少し改まりました。^^
今年は漫画をたくさん読んでいただけるようがんばります!