ワーケーション関連の記事90件を分析しました(6/5~6/11投稿分)@組込みソフト技術者がワーケーションについて調査した内容をまとめてみたシリーズ
お久しぶりです。溝口翔太です。
以前公開した以下の記事の続編となります。
今回は6/5~6/11にnoteで投稿された記事の中で【ワーケーション】でヒットしたものについて分析したのでその結果について紹介させていただきます。
前回の投稿はこちらからご覧ください。
記事の分類について(前回と同じです)
大分類として体験記、告知、提言、その他の4つで分類しました。
体験記⇒実際にワーケーションして、その感想やインサイトについてまとめられたもの
告知⇒ワーケーション関連のサービスなどの情報発信
提言⇒ワーケーションについての私見などをまとめられたもの(私が普段投稿しているような記事が該当します)
体験記の中では中分類として体験者の属性として会社員、会社員以外で分類し、小分類は以前紹介させていただいたワーケーション種別で分類いたしました。
ワーケーションの種別に関する投稿についてはこちらからご覧ください。
上記に加え最近休暇の観点でワーケーションを分類してみた記事も投稿したので参考までにこちらもご覧いただけると幸いです。
ワーケーション関連の記事内訳
ワーケーションで検索してヒットした記事は合計90件でした。
(前回が100件で、4月から比較すると緩やかに右肩下がりしているような気もしますが、緊急事態宣言が再度出たことが影響しているのでしょうか。)
90件のうちワーケーションと関係のないもの、今回の分類ではどれにも該当しないものは42件、体験記7件、告知12件、提言29件という結果になりました。
(前回)該当しない投稿39件、体験記14件、告知9件、提言38件
体験記、提言が減っていて、告知が少し増えていますね。
体験記は先ほども述べた通り、緊急事態宣言が関係しているかもしれないですね。
今回の特徴としてはワーケーション関連の事業に携わっている方や自治体の投稿が多かったような気がします。(日本ワーケーション協会の顧問岡田大士郎さん、HafHの大瀬良さん、一般社団法人Family Workationなどなど)
内容の深い投稿が多かったです。
次は体験記についての内訳を見ていきたいと思います。
体験記の内訳(体験者の属性)
まずは体験者の属性について分類した結果です。
全7人の内、会社員2人、その他(フリーランス、起業家など)5人という結果になりました。
(前回)全14人の内、会社員9人、その他5人
緊急事態宣言が影響しているのか会社員のワーケーションはぐっと下がっていますね。
popodollさんやtakashifilmさんのように身近でワーケーションされる例があって、改めてワーケーションは自分の目的、予算に合わせて設計する必要があるなと思いました。
次はワーケーションの種別についてみていきたいと思います。
体験記の内訳(ワーケーション種別)
全7件の内
全てバケーションアズワークが7件で(会社員2件、会社員以外5件)という結果でした。
(前回)14件が全てバケーションアズワーク(会社員5件、会社員以外8件)でした。ワークインバケーションが1件で(会社員1件)という結果でした。
ワークインバケーションは数は少ないですが継続して体験記が出ていますね。
次はワーケーション先についてみてみましょう
体験記の内訳(ワーケーション先)
最近の傾向として自宅の近くでワーケーションする例が多いと思います。
マイクロツーリズムの広がりに合わせ、ワーケーションも比較的生活拠点の近くでがしばらくの流れになりそうですね。
おわりに
あくまでnoteに投稿された記事ベース、私見により記事を分類させていただきました。
前回同様分類させていただいた記事を参考としてまとめたいと思います。
記事毎に私が感じたことや、学んだことを記載するようにしました。興味があるかたはそちらもご覧ください。
前回同、様記事を見させていただく中で色々気づきもあったので、皆さんありがとうございました。
今後ワーケーションを体験された方や、ワーケーションに関する事業を取り組んでいる方にインタビューさせていただくなどのコンテンツも検討しています。
インタビューにご協力していただける方いましたらご連絡お願いいたします。
参考(ワーケーション体験記記事一覧)
京都在住の方が滋賀にワーケーションした体験記になります。自然に囲まれながら働くのはいいですよね。最後の方にコメントされていた「今までコスト削減で保養施設などは再度見直されるかもしれません。」が気になりました。福利厚生として自社で施設を保有するよりかはBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)でワーケーション施設の運営をするという事業者がでてくるかもしれないですね。
HafHを使った石川のワーケーション体験記が一部に記載されています。滞在期間的に見ると先日あったHafHのイベントに参加された方ではないでしょうか?朝のゴミ拾い活動など積極的に地域と関わるというのはワーケーションする上で非常に重要なポイントですね。
箱根のリゾマンで2拠点生活をはじめられた方の体験記です。通信環境の重要さや、働く環境をどのように準備するのかなど参考になりますね。子供が大きくなると2拠点生活、ワーケーションなどとてもやりやすくなりそうですね。
ワーケーションは必ずしも宿泊する必要はないというのがわかりますね。目的、費用に応じて自分の合う形でデザインするというのが大事なポイントかもしれないですね。
大人の仕事の裏番組、子どもの1日をレポ!@のりくら自然保育木のこ
以前も紹介させていただいた子連れワーケーションの続編で、子供にフォーカスした内容になります。安心して働くためには子供がどのように過ごすのかはとても重要になるので参考になりますね。子供の順応性の高さを感じさせる内容でした。
【No.245】メルマガ顧問税理士『株式会社の仕組みをしっかり理解する』
京都でのワーケーション体験記ですね。ロケーションが変わることの魅力の一つとして食事は重要ですね。
ワーケーションに求めるものが転地効果であれば近場でもその効果は十分得られそうですね。
参考(ワーケーション提言記事一覧)
【生き方・働き方まとめ】おひとりさまメディアのネタまとめ #153
ワーケーションに関する記事を2件取り上げています。1件は株式会社総務が行った企業の総務担当者向けのワーケーションに関するアンケートの結果まとめです。認知度はかなり高くなってきている一方で実施の点で見るとまだまだだと思います。製造業のような多様な職種がいる企業では制度の公平性の観点から導入しづらいといのも最近よく耳にしますが、導入に向けた課題はまだまだありそうですね。もう1件は九州・沖縄に特化したワーケーションの情報を発信するHOnProマガジンの紹介。
モバイルワークステーションはみょうこうみらい会議の成果物だったのですね。社会課題をオープンイノベーションで解決していくというのはとてもいい活動ですね。
ADDressの2021年の実績レポートを取り上げています。このデータだけではなんとも言えない部分もありますが、ユーザ属性で見ると会社員の方がフリーランス・個人事業者よりも多いというのが特徴的でしょうか?HafHの登録者も同じような傾向にあるので居住系サービス全体として会社員が利用するケースが増えてきているのかもしれないですね。その場合は生活拠点としてではないような気もするので、利用目的の結果もなんとなく一致してきますね。
親子でのワーケーションの期待値が伺えますね。夏休みや、冬休みのような子供が長期の休み以外でも親子でのワーケーションは需要がありそうですね。
私の記事です。いつもありがとうございます。
副業も認められる会社が増え、色々なことにチャレンジしやすくなってきているので、社会関係資本を形成するのは大事だと思います。ワーケーションのような交流する場がその役に立ちそうですね。
海外の企業でバケーションボーナスが支給されるという記事を取り上げています。在宅勤務が広まり、ON/OFFの切り替えが難しなりつつあるため、バケーションを活用していくという流れですね。ワーケーションはその流れに上手にはまると思うので日本でもこの流れが広まるといいですね。
ワーケーションと五感の関係性を探っていこうという内容ですね。
イベントレポート ~先駆者たちが大集合!G7・五島ワーケーションサミット~(2021/6/6開催)
私が参加させていただいた、五島ワーケーションサミットのレポートになります。
ワーケーション思考!「同床異夢」のコンセプト統合に向けて! その4
ヨハン・ホイジンガの研究を例にワーケーションを取り上げています。遊びがすべての文化のルーツであり、ワーケーションがそれを誘発する触媒であるとまとめています。参考になりますね。
ワーケーションをかばん語として紹介しています。かばん語とは異なる言葉を組み合わせた造語(混成語)を意味するようです。ワークとバケーションは異なる言葉ですが、誰がどのような想いでこの混成語を作ったのかが気になりますね。
ワーケーションは制度も重要ですが、自由度が高いので、働く側、雇用する側の信頼関係が大事になると思います。
ワーケーション思考!「同床異夢」のコンセプト統合に向けて! その5
ワーケーションを事業として取り組む場合のポイントをまとめられています。ワーケーションする人にとどまらず関わる全ての人を便益者として捉え進めることが大事だということですね。
POOLO NEXTのオープンセミナー『観光/旅行のこれからを考える』いま求められている変革とは?【イベントレポート 】
観光業に従事される事業者、アカデミアの方の対談になります。コロナ後で観光業がどのように変わるのかは、テレワーク、ワーケーション、多拠点生活と関連しており、従来の観光の在り方が変わる大きなゲームチェンジとなりそうですね。
多くの人がワーケーションに対してリゾートで働くようなイメージを持っているかもしれませんが、それだと単純に働く場所が変わっただけになってしまという視点での提言になります。提言だけでなく実際に地方に足を運びながらワーケーションの企画検討をしている内容も興味深いですね。
ワーケーション関連の記事を取り上げています。東北に限らずコロナ終息後を見据えワーケーションなどの活動が活性化しそうですね。
無印良品の募集しているワーケーションモニターに応募された方の投稿ですね。
ワーケーションに限らず、人との信頼関係の構築は重要な要素ですね。
【読書日記】なぜ、一流は歩きながら仕事をするのか?|歩きながら仕事したほうが速いし、ストレスないし、幸福度も高い理由とは?
職種にもよりますが、音声入力を活用すればワーケーションの効果を最大化できるかもしれないですね。働き方の考える起点として面白いですね。
CUITIBASE radioというところで話された内容のまとめ記事ですね。松下教授のワーケーションレベル定義がこちらもで取り上げられていましたが、ワーケーション受入れ側の視点からの提言が多いですね。
本日【8:30】YouTube公開!|朝の脳トレLive.tv|成功の鍵はメニュー作りにあり?
ワーケーションで事業を進める際に役立ちそうな内容ですね。音声は聞きかたがわからず聞けていません。
シン・関係人口論 ~震災10年・withコロナ時代における釜石流の新たな関係性の在り方を 考える~
ワーケーションをいつかの分類に分けて、関係人口として継続のしやすさについてまとめています。ポイントは地域の中で役割を見つけれるかどうかといところでしょうか。
岩手県釜石市で実施されたラーニングワーケーションに関する記事です。働き方改革で社会人の学びは注目を浴びているので、ワーケーションに掛け合わせるのは面白い取り組みですね。
ワーケーションの実体験からワーケーションのリアルをまとめられています。ワーケーションの紹介ではあまり定量的に図ることのできないことをメリットとしてあげられることがありますが実体験を通すと色々見えるものがありそうですね。
ワーケーション思考!「同床異夢」のコンセプト統合に向けて! その6 事業化に向けた戦略と視点色々
そもそもワーケーションにどういう効果があるのかを定量的に議論しないと企業で制度として導入するには難しいですよね。
ワーケーションで現地の食事をどのように楽しむかとても大事ですね。
ワーケーションはいまや地方創生とセットで語られますが、記事の内容のようなワーケーションもありますよね。今後はこのスタイルのワーケーションも増えるのではないかと思います。
【ノウハウ共有】石川県・Slowワーケーションで伝えられる3つのポイント by HafH
HafHの石川で開催したイベントの結果から得られたインサイなどの紹介ですね。必読の内容なので、ここでは個人的にいいなと思ったポイントを紹介します。「参加者同士で同じ場所を使って働きます。場を共にすると、怠け虫が出にくくなり、仕事が捗ります。」といコメントです。職場だと周りに人がいますが、在宅だと人の目がないのでどうしてもスラッキングしてしまうこともあるので、よくわかります。
テレワーク先でパソコンが壊れるというのは確かにリスクですね。2台持ち歩くのも手間なので何かいいソリューションがあるといいですね。
参考(ワーケーション告知記事一覧)
仕事をしながらアウトドアを満喫♪ワーケーションできるアウトドア施設やキャンプ場を紹介!
ワーケーションができるキャンプサイトの紹介です。ワーケーションする際に必要な機材の紹介などもあるので、これから実践しようと思う方は参考になると思います。
日本各地のワーケーション可能な宿泊施設の紹介をしています。
働く場所は社員が自由に決める!トレタ版ワーケーション制度「どこでもトレタ」のトライアル運用開始!
トレタという企業でワーケーションを会社制度としてトライアル導入するという紹介になります。費用は全て自己負担という形なので後は会社としての最低限のルールを決めるだけなので試験的に進めるにはちょうどいい内容だと思いました。
御茶ノ水近くのゲストハウスLittleJapanで生活する明大生を見てみよう【月3.3万円~】
Little Japanというゲストハウスの紹介です。HostelLife経由で明大生であること伝えると、初月割引特典があるようです。大学でもオンライン授業が進んでいるのでワーケーション、多拠点生活をする学生は増えそうですね。
波と風という企業の紹介です。ワーケーションの企画などのサポートを行っているようです。
Blog|書籍紹介『ワークスタイル・アフターコロナ』「働きたいように働ける」社会へ
書籍の紹介ですね。ワーケーションについてまとめられている書籍はあまりないので貴重ですね。
高浜町のワーケーションを紹介したタブロイド紙に、Team WAA!が紹介されました!
福井県高浜町のワーケーションを紹介するタブロイド紙が発行されるようです。ワーケーション検討している方は一度手に取ってみるといいかもしれないですね。
無印良品がワーケーション業界に参入してくるのでしょうか?無印良品が6/28までワーケーションのモニターを募集しているようです。ワーケーションへの参入は色々な形がありそうですね。
関門海峡へwataridori!じぶん時間を楽しむ生活ー2ー
居住系サービスwataridoriの紹介ですね。他の居住系サービスと比較するとい地方とつながるということに重点を置いています。そのため、長期の居住を前提としているので使える人は限られますが、地域とつながりたい人にはいいサービスだと思います。
ワーケーション関連のセミナーの告知です。6/15開催です
【軽井沢トラベル】軽井沢の旅を格上げする、おすすめスポット14選(最新ホテル、レストラン、カフェ、バー)
軽井沢のワーケーションがしやすいホテルが1つ紹介されています。軽井沢プリンスホテル ウエスト プレミアム・ウィングは働く環境面が整備されていてワーケーションに向いていそうですね。
休暇村南伊豆でテレワークをやってみた! #ワーケーションなら南伊豆
南伊豆でワーケーションができる休暇村南伊豆という場所の紹介ですね。自治体(noteで情報発信)と地元の事業者(ワーケーション対策)が連携しているいい例ですね。東京から近いので興味ある方いかがでしょうか?