元気をもらえる絵
私は美術館へ行くのが好きで、これまで割といろんな絵を見てきている方…だと思うのですが、そのなかには、時間が経っても「やっぱりいいな」「好きだな」と思うものがあります。
そのお気に入りの絵の一つを、ふと思い出すことがあったので、今日はそのことを書きます。
その絵は、この記事の画像になっている絵。
エドワード・ブルースの『パワー』(1933年頃 油彩)という作品です。
2011年に六本木の国立新美術館で開催された展覧会「モダン・アート・アメリカン ―珠玉のフィリップス・コレクション―」で見て、いいなと思いました。
(※ちなみに、この記事の画像は、「モダン・アート・アメリカン ―珠玉のフィリップス・コレクション―」のチラシを撮影したもの。ポストカードも買ったのですが、どこかにしまってしまい見つけられず…。あと、実物はもう少し味のある色だったと思います。)
―遠くに見える、高層ビルが立ち並んだニューヨークの街
―雲の間から差し込む光
時間は朝なのか、ニューヨークという街が目覚め、これから活気づいていく感じがして、「今日も頑張ろう」と思える絵です。
『パワー』というタイトルもいいですね。シンプルだけど力強い。
見ていて内側からパワーが沸いてくるような気がします。
で、なぜこの絵を思い出したのかというと、先日投稿した「印象的だった展覧会」の記事がきっかけ。
https://note.com/mizo_maimai/n/nca868ef7fb8f
この記事の画像に使った写真が、2011年にニューヨークへ旅行に行ったときのもの。この写真を探すついでに、旅行の写真を見返したりして、その際に『パワー』の絵と同じ構図の写真を見つけ、「そういえば…」と思い出しました。
ちなみに写真を撮ったのは、絵を展覧会で見る数か月前。
なので、「あっ、この景色は…!」というのもあって、『パワー』の絵は、自分の中で思い入れがあったりします。何か縁があるのかもしれません。
ということで『パワー』の絵は、私にとって、またどこかで直接見たい、お気に入りの絵の一つです。
いつか再会できるといいなぁ。そして、どこかにしまったこの絵のポストカードを見つけたいと思うのでした。
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