ヌートバー選手の愛され力
WBC盛り上がってますね。
やはりスーパースターである大谷選手の存在が大きいとは思いますが、それよりもヌートバー選手が攻守だけでなくムードメーカーとしても光り輝いているところがすごいですよね。
10日の中国戦でも全力疾走でエラーを誘発したり、ちょっと痛めたそぶりをみせたところで交替を促されても拒否したりという闘志にも注目が集まっています。
11日の試合でも、3点差を付けられたところから反撃の口火を切るヒット。塁上でも感情むき出しのパフォーマンスでした。
また、守ってもその守備範囲を見せつけ、韓国に追いつかれる流れを断ち切りました。
また、走塁意識の高さも見せつけます。ヒットから韓国守備陣が中野を警戒したところを見逃さず、一気に二塁まで進みました。
その活躍により試合後はヒーローインタビューに選ばれますが、デッドボールを受けたことについては「凝っているところに当たったのでほぐれたよ」などというアメリカンジョークを返すのみでなく、最後には日本語で絶叫することでファンの心をガッチリ掴んでいました。
カージナルスのプロスペクトであるということは報道されていましたが、先月までは正直謎の存在だったのに、来日して2週間足らずでここまでファンに愛されるのは本当にすごいことだと思います。
栗山監督は招集する際に「直接話したら、100%全員が好きになる、そんな愛すべき人柄だし、魂を持った選手」と述べていましたが、栗山監督の幅広くかつ柔軟な人選には敬服するばかりです。
まだはじまって2戦。連勝したことによってほぼ決勝ラウンドへの進出は濃厚化と思われますが、これから先もヌートバー選手の活躍に注目するとともに。それに負けずにNPB勢の更なる奮起に期待したいと思います。
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