『膠泥に集え!#4 ~ハーフワークス編』 町田直隆&モルタルレコードpresents
2024年9月13日(金)19時
@熊谷モルタルレコード
¥4000(+500)
久しぶりの熊谷、モルタルレコード。
まっちーの企画に呼ばれて、ショーキチさんは初モルタル! 先だってのreef room然り、こういう小さいハコでショーキチさんを拝めるのはなかなかレアなんじゃなかろうか。
フツーはホストがトリをつとめるものだけど、やはりここは師匠がトリで。
♪町田直隆
先週末に町田トリオとStephan Songsだったんで、1週間でまっちーを3回も堪能できてめちゃくちゃ贅沢。ありがたいことだ。
この日の出立ちはストレイキャッツのTシャツ、それに眼鏡。先週プラKでは転換の時にかけてた眼鏡を本番では外していたのだけど、今回は逆に本番前はスッピンだったのに本番ではかけて登場。眼鏡もたいへんお似合いなので佳き哉と眺めていたら、ご本人曰くショーキチリスペクトだそうで。でも暑かったからか、途中で「はずしていいですか」と律儀にもお伺いを立ててからはずしていたw
まっちーが歌い始めた瞬間に、その声に引き込まれてしまった。知っていたけど、改めて声の良さにグッとくる。そういや最近ライブはバンドばかり行ってたわ。バンド好きだけど、弾き語りは声がストレートに聞こえてよいものだなあと噛み締める。
時折、なぜかコーラスが聞こえるような気がして不思議だった。ルーパーとか声をかぶせる便利マシンとかは使わない人なので、たぶんアタシの気のせいだと思うんだけど。夢見たんかな。
セットリストはまっちーのポストを参照あれ。
いや~初っ端の“未来”、そして“鉄塔”! “エイティーン”!! ああ~好き。胸に迫る・・・。いい曲並べちゃってもう。てかホント全曲名曲(タメ息)。
まっちーの歌うSociety’s Love。アタシ自身はL↔︎Rを通ってないんでほんのり聞き覚えあるってくらいなんだけど。きょうのお客さんたちは喜びそうな、そしてもちろんまっちー自身の好きな曲。難曲でチャレンジコーナーと言っていたけどキッチリこなしていて、そして演っている本人が嬉しそうだった。
愛車のベスパ故障+修理担当の方が入院→ママチャリ購入。自転車楽しい♪
高校時代のバンド仲間に「 MOTORWORKSに参加することになった」とLINEしたら「嘘つけ」と誰も信じなかった・・・などなど微笑ましくもかわいらしいエピソードを語る町田直隆、奇跡の45歳。
ショーキチさんへの感謝を捧げて最後に“愛で終わりに”。
♪石田ショーキチ
豪徳寺leaf roomぶりのショーキチさん。 初モルタルなんだそう。このレトロな木造の建物に「京都みがある」との発言。ははあ、確かに。磔磔や十徳ぽいけど、そういうライブハウスの楽屋っぽい雰囲気があるのだと。ロックの妖怪がいるんじゃないかという話。気に入られれば良いライブができる・・・座敷童みたい。
置いてあったまっちーのギターを取り上げて「奏者が違えば音も変わる」と宣い、弾き始める。そのまま数曲演奏。ふむう、確かに違う気がする・・・。
町田くんはパンクの王者だから、自分はおとなしめなのをと言ってミディアムやバラード系を中心に。
ショーキチさんのセットは省略。あんま詳しくないので。かつてSpiral LifeやScudelia Electroは音源で聴いていただけなのよね。そんなアタシでも聞き覚えのある曲が多くて楽しかった。
いやーしかし色々うまいな~。ギターもお歌もうまいけれど。
話すことも面白いというか興味深いというか。軽妙なトーク。OASISが話題に上がって、ライブまでにまた解散するとか、弟がすごいのであって兄は普通とか散々くさして突如“Don’t Look Back in Anger”を熱唱し会場爆笑&絶賛。
スピッツの“ロビンソン”をオクターブ下げて歌ったり、ビリー・ジョエルをチラッとやって。
まっちーに「この前Stephan Songsのライブに行ったけど、あれはバンジージャンプフェスティバルだね! バンジーの名前使えない理由があるの?」と。えっ、そうなの? バンド名をステファンにした理由はなんだろうと思ってはいたけど、BJFを使えないって可能性は考えたことなかったわ。
♪アンコールセッション
コレがお目当ての方も多かろう。MOTORWORKSのうちのおふたり、ということでハーフワークスというらしい。ショーキチさんのアクトが終わった時点ですでに21時半、そろそろ終電が気にかかる(汗)
セットリストは先ほど貼ったまっちーのポストに。
最初の“阿佐ヶ谷ホームシックブルース”はショーキチさんからやろうと持ちかけていたけど、何か思い入れとかあるのかな。
“GARDEN”はまっちーから。好きなんだねえこの曲。まあアタシも好きだけど。ショーキチさんからは「町田くん、これMOTORWORKSの曲だと思ってるでしょ」なんて言われてたw
MOTORWORKSの曲は正味3曲だけど、それでも貴重でありがたい・・・んだろうな。アタシは昨年のライブでMOTORWORKSというバンドの存在を知ったクチなんで、何年越しの思い入れとかはないんだけど。でもその場で即ファンになったとも言えるから、曲を聴けるのはもちろん嬉しい。
そういやあれっきりライブも何も、活動してないじゃんMOTORWORKS。ショーキチさん曰く「オジサン忙しいから・・・もっと忙しい人がいるしね」と。まあそうでしょうねえ(苦笑)
それでも一応「やりましょう」とは言ってくれたもんね。まっちーの「信じましょう」の一言にふっと笑顔になる。期待してますよ~~!
いや~~よかった。堪能した。
熊谷は遠いけど行って良かった。終演が22時を過ぎていてヒヤヒヤしたけど、ギリ終電一本前で帰れたよ。都内ならあと1時間演ってくれても大丈夫なんだけどなw
ショーキチさんも「いやあ楽しい、あと100曲できる」って笑ってたけど、本当にやってくれるんなら付き合ったのに。それなら始発も動いてるしね。
演者のふたりが楽しんでるのが伝わって、聴いているこっちも楽しさ倍増。最高だった!