お弁当を作る、正確には詰める話
卵焼きだけは毎朝焼いています。
娘が小学生のころはまだ、うつ病の状態がよくなく、放課後は学童保育に通わせてもらっていました。
普段は給食だからよかったんですが、夏休みなどの長期休みにはお弁当が必要になります。
コンビニおにぎりでもいい?と聞いたら「卵焼きだけ、卵焼きだけでいいからお弁当を作って」という答え。
おにぎりと卵焼きだけを詰めるちょうどいいお弁当箱もなかったし、さすがにそれだけじゃ足りないだろうと冷凍食品を詰めていました。
遠足のときだけ、頑張って鮭をグリルで焼いたりしてました。
グリルに鮭やらアスパラガスやらを入れて加熱すれば、一気におかずが揃う神レシピを本から仕入れたのです。
本を一冊買って、私が作れたのはそれだけ。
あと卵焼き。
だから遠足のメニューはいつもそれ。
それでも娘は喜んでくれました。
時は流れて娘も高校生。
給食も終わり、毎日お弁当です。
とりあえず冷凍食品でしのいで、慣れてきたらちゃんと卵焼き以外も作ろう。
そう思っていたのに、慣れてきたら朝起きる時間が遅くなっただけでした。
そうして毎日卵を焼いていたら、うまく焼ける日と失敗する日があります。
休み明けは特に失敗率が高いです。
ちょっと休むと下手になる。
文章を書くのも同じだな?とか強引にまとめて終わります。