驚きの「サビカラ」体験!1時間後、劇的な変化が!
先日娘とカラオケに行き、「サビカラ」なる機能があるのを知りました。
TV番組に曲のサビだけを正確に歌って競うものがありますよね。あのノリです。
採点もできるので、あの番組のように対戦できます。
面白がって「サビカラ」、歌ってみました。いい曲だけどサビしか歌えない、そんな曲がたくさんあります。
そんな名曲のサビだけを朗々と、「こなああああああゆきいいいいい〜」とか「いいくうつうもおのお〜」とか、小一時間歌って非常に満足。
さて本来の目的である推しの曲をと歌い始めたとき、思わぬ感情が芽生えました。
「フルコーラス歌うの、めんどくさい」
歌うのがめんどくさいなんて、かつて感じたことがありません。
私はマイク持ったら離さないタイプの人間です。若い頃はサークルの仲間とよく徹夜でカラオケに行ったものです。
それが、フルコーラス歌うのがめんどくさいだと……??
なんたる堕落!
大好きな大好きな推しの曲の数々。採点も入れるけどライブバージョンのフェイクも再現したい、そんな想いでフリータイムを予約してやってきたカラオケでまさかめんどくさいだなんて。
そんな自分に軽いショックを受けつつ、「そう言えば最近の曲はイントロとか間奏とかどんどん短くなっていってるらしいな」とか、「もうなんならこれからの音楽はキャッチーなサビだけでいいのかもしれない」「それってCMソングじゃないのか」とかいう思いを巡らせました。
まあその後2人で3時間歌って「歌い足りないね」なんて言いながら帰ったんですぐに己を取り戻している訳ですが。
そんなこんなで結局、プロでもプロ志望でもない多くの人にとってカラオケは娯楽なので楽しく歌えばいいわけです。フルコーラスだろうがサビだけだろうが問題ない。
むしろ「サビカラ」という選択肢ができたことで楽しみ方が増えました。
カラオケに、行きましょう。