配っているティッシュは絶対欲しい派
現金払いでは損をするのでキャッシュレスでお得に買い物をするとか
そのキャッシュレスのサービスには「後払い」という機能もあっていわゆるクレジットカード”のようなもの”にもなるとか
ワクチンは3回打ってさらに4回目も打たなきゃならないかもだとか
株やFX、積み立てニーサでお金に動いてもらう時代だとか
保険に入るなら、医療なのか収入保険なのかがん保険なのか生涯保険なのか
スマホは48回払いで2年間払い続けたらその後は支払いの必要がなくなるとか
2個かったら1個買うよりお得とか
もう書いたらキリがないんですが
世の中のサービスにサービスが重なるそれってものすごく複雑(ラップ風)
ポイントも何もかも考えないで現金またはクレカ1枚だけ持って買い物をするのが実は一番スマートなんじゃないかな…と思いながらセコセコポイントを貯める私です。
そんな私の今日出会った出来事。
天気が良かったので娘と散歩に。先ほど書いたキャッシュレスを利用するために現金を入金しに行ったり、銀行に行ったり近所をベビーカーを押しながらぶらぶら。
交差点に某生命保険会社の方々が数人、交通安全の旗を持って立っていた。
特に気にせず信号待ちをしていると下校途中の子どもたちがやってきた。何やら楽しそうに話しながら信号を待っている。
私は「あ〜4月ってみんなピッカピカのスニーカー履いてるんだな〜私も毎年買ってもらってたっけ。子どもたちよ、親に感謝しなされ」
などとぼんやり考えていた。
信号が青になると保険会社の人たちが「どうぞ〜!」「こんにちは〜!」と笑顔で横断歩道に導いてくれている。なんの気なしに会釈してすれ違う。
横断歩道を渡った後になんだか違和感を感じた。
ん??
私は今何を感じたんだろう?
歩きながら考えた。
そういえば私、初めて社会に出て働き始めてから、平日のこんな真昼間から特に予定もなくのんびり散歩なんてした事なかった。
いや正確には何度かはあったと思う。でも何日か後に来る仕事のことも考えずに近所を歩くなんてことはあまりなかった。
実は私は今初の育休中である。
就職してから13年。初めて1年間仕事をしないのだ。(あっ育児も大事な仕事だよねっっっっっもちろん主婦業は頑張っているんだよっっっ)
私が感じた違和感は、平日の日中の世の中の動きだった。もちろん下校途中の子どもたちをみたり、たまの平日休みにそういう光景に出会ったことは何度もあるが、
今日はなんだか、その場に自分が「溶け込んでる」感じがした。
振り返ればいつも客観的に、自分はその場にはいないような感覚だったのではないか。
私が地域に溶け込んでいる感覚の持てたのは、娘の存在が大きいのではないか。
「はーい、みんな注目〜☆新米お母ちゃんが可愛い赤子を散歩させてますよ〜☆☆」
とアピール…してるわけではないが、多少「私。母です。」みたいな顔して歩いていると思う。
もし、娘のおかげで溶け込むことができたのであれば
私がきちんと地域に溶け込んで、子どもを育てている大人なのであれば
なぜ私は交通安全運動をしてくれていた保険会社の方々に会釈だけで済ませてしまったのか。
そういえばそこにいた小学生たちも誰一人として挨拶を返さなかった。
その子どもたちの育ちがどうなっているのかとかそういう話をしているのではない。
私自身が「こんにちは」「ご苦労様です」の一言を返すことで、
私、小学生、保険会社の方々、誰かが交わって風通しが変わっていたと思う。
せっかく地域に溶け込んだのなら
子どもたちの為にもそんな大人が1人でもいる環境を作りたい。
もちろん今はまだ分からない我が子のためにも。
今回の登場人物はきっとこんなこと誰一人気にしていないだろう。
と私は、鼻息フンフン目ギラギラして歩いて行ったのでした。
Uターンして挨拶しようかな…と悩んだけど、そこはむっつり発動しちゃってそのまますごすご家に帰りました。また次回やってみよう。
このサービスがお得、みんな使ってる、そんな文言大好きですぐに飛びついちゃうけど、
自分が使いきれるだけのサービス、
自分が大好きだったり気持ちいいと感じることにしっかりお金を使う。
そして、
人との交流を自然に行える人間になる。
もうこれが出来たら複雑化した世の中のお得はもういらないかなって。
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