「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」クリア記録
プレイ環境
ハード:Nintendo Switch
プレイ時間:350時間以上
プレイ動機
もともとシリーズのファンであった
今更感がありますが「ティアーズオブザキングダム」の発売日も近いので書いておこうと思います。結構前にクリアしていて、通常/マスターモード共にメイン/追加コンテンツまでクリア、祠/ウツシエもすべてコンプしています。
感想
大まかな感想
オープンワールド系の作品を遊んだことがなかった自分は、今作にはプレイするまでほとんど期待していませんでした。
実際にプレイしてみてその期待は裏切られます。自由度の高い遊びがこんなにも面白いものとは思っていませんでした。メインの目的そっちのけで寄り道が捗る捗る。
各所でレビューされまくっていると思うので、よくある内容はあまり書きません。この先はちょいちょいとした気づきを書いておきます。
知らないフィールドを歩くということ
今作の一番印象に残った感情は「この先には何があるんだろう?」というワクワクでした。
一方で何があるか知ってしまうとその感情は萎んでしまい、次の「この先」を探し回っていました。広い世界と合わさって、これがやめ時を見失う最大の原因でした。
通常/マスターモードで合わせて2週やり込んだ今ではほとんどの地形に目新しさがなく、もはや起動する動機がなくなってしまったのが悲しいです。
記憶を無くしてプレイし直したいとみんな言っていますが、まさにそれです。
一方で続編「ティアーズオブキングダム」に期待されるのが、ほとんどの地形に目新しさが無いからこそ感じる「アハ体験」的要素です。見知ったところが少し変化していたりすれば、懐かしさと新しさが体験できるのではないか。それが前作をプレイした人だけの特権となるのではないか、という気がしています。
ウツシエスポット探し
ロードを挟む場所がなくなったことで出来るようになったのは、GeoGuessr的な遊び。これが今作の遊びの中で一番面白かったです。
「あの山がこの角度で見えているということは、この範囲から撮ったはず」というふうに写真、ゲーム世界、ワールドマップをにらめっこするのは現実世界のそれのようでとても面白かったです。
友達と問題を出し合ったりしても面白いと思います。
フルボイスについて
リンク以外のメインキャラがフルボイスになったことで、世界の彩りはより増しました。そんな中でリンクのボイス・テキストがなかったことは大変良かったです。
リンクのセリフがないことで、自分自身が世界に入り込むことが出来ました。ちなみにリンクが無口になった理由について設定があるのも面白いですね。
感情移入について悪い例を上げるとすれば、Steins;Gateです。ADVゲームでありながら主人公のオカリンは、キャラと演技の個性が強く全く感情移入できませんでした(大好きな作品ですが)。
もっと言うと、トワイライトプリンセスの漫画化もリンクがペラペラ喋っていて、別人感ありましたね。
伝説の勇者の名前について
今作の唯一にして最大の残念ポイントは、伝説の勇者の名前が「リンク」で固定であったことです。
自分は今までのゼルダの伝説ではいつも同じ名前を付けていて、それが作品を超えて別の勇者にも受け継がれていることにノスタルジーを感じていました。
まぁ多分ボイスの都合だろうと思うので仕方ないですね。
しょうがないので、伝説の勇者の名前は馬に付けていました笑
足跡モードのジレンマ
足跡モードは、自分が歩んできた道筋を記録してくれてとても楽しい要素です。
しかし一度それを気にしてしまうと「このエリアは行ってないから行かなきゃ」と隈なく探さないと気が済まない性格が顔を出して大変で、結果作業ゲーの様相を呈していました。
ストーリーを全部クリアしたあとにやりこみ要素を効率よくやるために活用するのが良いでしょう。
ゼルダについて
ヒロインに魅力があることはゲームを盛り上げてくれるということを再認識しました。
ヒロインが助けを求めているから、ゲーマーである私は剣を握る。
とてもシンプルなことです。
終わりに
キャラが好きとか世界観が好きとか色々語りたいのですが、書ききれないので諦めました。
機会があったらたくさん語りましょう。
ティアーズオブキングダム、楽しみですね。発売日は休みを取りました。
最後にひとこと、ぼくはイチカラ村のクエストが大好きです。