iPad版VRoid studioで顔に傷のある女の子は作れるのか!?作れます。
こんにちは。瑞野晶です。みなさんには「オリジナルキャラクター」っていますか?
私にはいます。ヨヅリちゃんと言います。
もう6年以上連れ添っている(?)私のイマジナリーフレンド的なオリキャラなんですが、彼女を「顕」させようと長い間カスタムキャストやVカツという3Dモデルのアバターを作れるアプリで彼女を作れないか悩んでいたのですが……かなり問題がありました。そう。顔や身体の傷跡です。
描いた絵によって位置はバラバラだったりしますが、基本は
・顔に三つ
・両腕、両膝に一つずつ
・腹
・鎖骨の辺り
この辺に手術跡のような傷が残っており、それを自分のアイデンティティとして誇っている……という設定の彼女なのですが。いかんせん、傷部分を再現しようとしてもうまくいかない。カスタムキャストでは血や傷の表現ができない。現在はサービスが終了しているVカツでは
タトゥー系パーツが三つしかなく、顔と鎖骨にしか傷を貼れなかったのです。
さらに、キャラットやpicrewのような着せ替えメーカーではハイライトの無いジト目をなかなか用意できないのがネック。
でも大丈夫。その問題は全部解決します。
そう、VRoid studioならね!!
VRoidはアニメ系の少年少女アバター(3Dモデル)を作り、それを出力してMMDやメタバースのチャット系サービスに持ち込めたり、3Dプリンターでフィギュアも作れる最高のソフト。なのですが、今までstudioはパソコン版しかなく、カスタムキャストやVカツのようにプリセットから色や髪型、服装を選ぶことしかできない「VRoidモバイル」しかありませんでした。が、とうとうiPad版が登場。やっふーい!
あらかじめ用意されたプリセットのパーツを加工したり微調整して顔や体型を作る。この部分はカスタムキャストやVカツと似ていますが……
なんとこちら、Apple Pencilを使うことで自分でテクスチャを描き込んだり画像を読み込ませたりすることが可能なのです。
そう……テクスチャをいじれるということは、すなわち自由に肌に模様や傷跡を描き込めるということ。肌色髪色目の色もカスタマイズ可能、ポーズを設定してモデルを撮影することも可能。あと今回は操作に癖があっていじってないですが、その気になれば髪型も自分で弄れるようです。
そして、とうとうその日はやってきました。
け……「顕在」してる〜〜〜!!!!!!うちの子が「居る」!!!!!!かわいい!!良すぎる!!
うわ〜〜〜〜!!!!!!かわいい〜〜〜!!!!!!
っていうか公式が用意してるプリセットの洋服のデザインがオシャレすぎる!!!!!!自分でテクスチャ変えることもできるけどそのままでも全然アリじゃん!!!!!!
ちなみにメガネや猫耳もつけられます。エルフ耳も作れます。テクスチャや顔のモデリングなんかを頑張ればケモ娘も作れそうですね。
欠点としては、処理が時々重くなってクラッシュし、保存していたデータが破壊される可能性があるという部分でしょうか(私が使っているiPadが古いからかもしれないけど)。液タブや板ダブを持っている、つまりテクスチャを描けるアイテムを持っている方はパソコン版をおすすめします。パソコンがなくても気軽に、されどうちの子のディティールをこだわりたい。そんなあなたにおすすめです。
おまけ(だいたいパソコン版を前提としているのでモデルだけiPadで作ってそれ以外の処理をパソコンでやる……というのがいいかも?)
VRoidでフィギュアを作れるサービス
VRoidで作ったアバターをMMDで踊らせたい人のための記事
いかがでしたか?さようなら。
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