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日記 私は境界線

きくおさん大好き!

いよわさん大好き!

この数日の短いうちに、躁と鬱の激しい入れ替わりを何度も繰り返し味わっていた。躁のとき始めた無茶苦茶な企画やアイデアを鬱の状態で実行している時が人生で1番つらいかもしれない。

それに加えて、夜寝る時がつらい。暑すぎて体が寝ることを拒み始めた。太陽が出ている間が暑いのはまだ理解できるが、なぜ深夜も暑いままなのか。理解に苦しむよ、まったく。冷房が効く部屋に布団を移動したら、犬に布団を奪われた。犬は家の中で1番涼しい場所を誰よりも詳しく知っている。

もう土曜日?そうか、休日なのか……たまにはTwitterのみんなとゆっくり話したいな。グループ通話にでも誘ってみようか。

と思っていたのだが、気がつくと火曜日だった。平日の日中はSNSに誰もいないので、無敵超人はどうしようもなく孤独で行き場がない。

今日が平日であることに、月曜日ではなく火曜日に気づくのがポイントである。

好きなランチメニューを食べてから図書館に行った。ハワード・カーターの「ツタンカーメン発掘記」を借りるために。ツタンカーメン発掘記を見つけることはできたが、なぜか上巻だけ借りてる不届者のおかげで冒頭から読むことができなかった。

あなたはそれでいいんですか、気になる本の上巻だけ図書館で借りる人生で。下巻だけ借りたくなった時、下巻だけ無くなってたらどうするつもりなんだ。そのままツタンカーメン発掘記を読んだ記憶を忘却して、今まで通りの人生に戻るのか?お前はそれでいいのか?お前はいつもそうだ。この図書館はお前の人生そのものだ。

「誰もお前を愛さない」のミーム、そろそろ知ってる人が少なくなってそう。新しいものは常に更新され、無限に増え続けて古くなっていく。だが、既に古いものは有限であることに気づかなくてはならない。この間、年々規模が縮小していくBOOKOFFの3DSソフトの棚を見てそう思った。

今1番アツいコンテンツ、じょせまる

誤って、記事更新告知用のアカウントでこのツイートをリポストしてしまった。でもじょせまるはかわいいのでべつにいいと思う。いいよね。告知アカウントはフォロワーが二人しかいないので、多少のミスは許される……と、思っている自分を日本刀で切り捨てたい。

もっとも理想的なXアカウントの運用は「つぶやきの内容からどんな仕事をしているのかよくわからないけど、普段はそれなりに偉い立場で働いている、50代独身男性(メインの趣味はアニメ漫画などよりもサブカル系)」だと思っており、SNSで露出させる自身のペルソナをそういうイマジナリーおじさんに頑張って近付けようとしている節がある。

この、普段はそれなりに偉い役職おじさんのペルソナを持つメリットとして「自分は若くてフレッシュで情報通のギークな人間だという誇大妄想の低減」「携帯の操作がおぼつかない、という設定による他者との密接なコミュニケーションの頻度低下」「おじさんはそもそもがキモがられがちな存在なので、自分語りをしても自分の頭の中にある“他者からのキモがられ度”が変動しない」が主に挙げられる。

バズろう、目立とう、社会の陽に当たって輝こう、という己の青臭い自我を削り落とす狙いもある。

かといって、おじさんになりきればキモがられないとは限らない。本物(マジモノ)のおじさんが寄ってくる可能性も高いし、なにより「俺はフーテンだ」という考えが「だから俺はこの世の誰よりも自由だ」という勘違いを引き起こし、別の意味でメンタルが危険な状態に陥る可能性もある。

人間は自分が悪人だ、と思っている時ほど悪いことはしないし、逆に自分が正義の味方だと思っている時ほどとんでもない悪行に手を染めてしまう。SNSでペルソナを作る時、あくまで主目的は「承認欲求の分解、コントロール」ということを忘れてはならない。

実のところ私は00年代にエロゲーの原画を描いたり、幼少期にメタルヒーローをリアタイで追ってたおじさんになりたいけど、一生叶わない夢なのでおじさんのロールプレイをしている、と言ってはいけない。

私には「暗い性格の知恵ある男性になりたい」という願望がある。しかし、同時にその夢は決して叶わないことを知っている。叶わないからこそ、つい夢見てしまうのかもしれない。夢を見たいとは思うが、自分の肉体を実際男性に近付けようとはあまり思わないのだ。

まず、私は平均的な日本人女性の身長よりも身長が低い。低身長と言われる美少女キャラよりも背が低いか、まったく同じ目線から世界を見ている自信がある。

それ故に、自分の中にある「理想の男性らしさ」を求めるなら、まず骨格の構造から変える必要がある。当たり前だが現実にブラックジャックちぇんちぇはいないので、この時点で難易度が高い。ホルモン治療や手術だってお金もかかるだろうし、そこまでやって得られるのが「男性らしい体つき」だけに留まるのなら、いっそ女性である自分自身のリアルアバターをなんとかうまく利用した方がまだ現実的な気がする。

そう、肉体をいくら改造しても、脳に作用する何かがなければ、人格と知能は据え置きなのである。だから、私は私の身体のまま生活している。

ちなみに女性から見る世界ならではのメリットとか、そういうのは私は一切知らない。私には同性の友達がめったにいない。強いて挙げるなら、アニメの温泉回で美少女がわちゃわちゃ騒ぐアレはありえないと知っているくらいか?どうでもいいか。

今日はこの辺にしておこう。

どうぞ あなた さよならをください

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