R.I.P. John Sykes
午前中、サイクス の訃報を知る。
ちょっと前にも相方(旦那)と、
「サイクスは今何してるんだろう」
「またやればいいのに」
なんて話もしていただけにショックだ。
人生で初めて誘われたバンドがWHITESNAKEのコピーをしていたので、
サイクスのギターをはじめて聴いたのはその頃だったか。
あのバンドのメンバーは今頃、何をしているんだろう。
その後、当時の彼氏の友達の車でいつもかかっていたBLUE MURDERと出会った。
車に乗せてもらうたびに決まってかかってたから、よほど好きだったんだと思う。
「これ、なんてバンド?」
「知らない? なまら(すごく)いいよ」
あの彼氏の友達って、なんて名前だったかな。
あのころ、“いいバンド”“いいアーティスト”と出会うきっかけは、
TVでたまたま観て…とか、
ラジオでたまたま聴いて…とか、
雑誌のレビューを読んだり、思い切ってジャケ買いしてみて…とか、
CD時代になると視聴しまくって…とかだったけど、
友達の家や車で聴いて「なにこれ、いいじゃん」で盛り上がったり、
友達がオススメでダビングしてくれたカセットテープがうれしかったり。
そういう出会いの想い出が今はすごく貴重に感じる。
好きなアーティストの訃報が多くなってくる。
訃報を聞くたび、寂しさと共に、懐かしい想い出がとめどなく蘇りすぎる。
年を取ったんだな。
サイクスはこの世を去ったけど、
彼が作り、奏で、歌った曲は永遠に残る。
その作品を聴いて、たくさんの人のたくさんの思い出が蘇る。
ありがとう、サイクス。
どうか、安らかに。