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都会にいながら非日常! 練馬・庭の湯で味わう極上の大人サウナ体験

こんにちは、全国のサウナを巡っているブロガーのMizです。今回は東京都練馬区にある「庭の湯」に行ってきましたので、その体験をたっぷりとお伝えします。公式サイト(庭の湯公式サイト)や「サウナイキタイ」の情報(サウナイキタイ 庭の湯)を参考にしながら、実際に訪れてわかった魅力や楽しみ方をまとめてみました。都会にありながら、まるでリゾート地に来たかのような開放感を味わえる「庭の湯」。どんな施設なのか、早速ご紹介していきます。

「庭の湯」へのアクセスと立地

「庭の湯」は西武豊島線「豊島園駅」、もしくは都営大江戸線「練馬春日町駅」や「豊島園駅」から徒歩圏内にあります。※メインの最寄り駅は「豊島園駅」(西武豊島線、都営大江戸線)となります。以前は遊園地の「としまえん」が隣接していたこともあり、今でも周辺にはレジャー施設や公園の名残を感じられるエリアです。

私が訪れた日はちょうど晴天で、駅からの道のりを歩いているだけでも気持ちよかったです。豊島園の駅を出て少し歩くと、緑に囲まれた建物が見えてきます。それが「庭の湯」。やや控えめな看板ではありますが、「あ、ここが庭の湯か!」とわかる落ち着いた雰囲気の外観が見つかるはずです。周辺は住宅街でもありながら自然も残っているので、都心部の喧騒を離れてのんびり過ごすには絶好のロケーションと言えます。


施設のコンセプトと概要

「庭の湯」は、自然豊かな庭を眺めながら天然温泉やサウナを楽しめる都市型リゾートスパといった感じの施設です。公式サイトを見てもわかるとおり、館内は「Baden Zone(バーデゾーン)」や「癒し処」「レストラン」などが充実しており、大人がゆったりと過ごすことをコンセプトとしているのがうかがえます。実際、基本的には中学生未満の利用は禁止(小学生以下は入館不可)ということもあり、落ち着いた雰囲気を求める大人の利用客が多く訪れていました。

入口付近にあるフロントは広々としていて、スタッフの方の接客も丁寧です。受付を済ませると館内着やタオルなどのセットを貸し出してもらえますので、手ぶらで来ても問題なく過ごせます。下足箱とロッカーは別々になっていますが、利用方法は分かりやすく案内されているので初めての方でも安心ですよ。

料金プラン・お得な利用方法

「庭の湯」の料金は大人(中学生以上)で平日と休日、時間帯によって変わります。2025年現在の情報では、平日だと2,520円、土休日や特定日だと2,970円といった形で設定されているようです(いずれもタオル・館内着込みの料金)。また、18時以降に利用する場合にはナイトスパ料金が適用され、平日1,750円、土休日2,100円と割安になるので、「仕事帰りにサッと寄りたい」「ディナー前後にリフレッシュしたい」という方にはおすすめです。

館内の広さやクオリティを考えると、この価格設定は妥当か、あるいはやや割安かもしれません。温泉やサウナだけでなく、バーデゾーンでのプールやジャグジー的な要素も楽しめるため、十分に元が取れると感じました。ちょっと贅沢な日帰り温泉施設というイメージで利用する方が多いようです。

バーデゾーン(プールエリア)について

サウナの前に少しバーデゾーンの話をすると、「庭の湯」では水着着用で楽しめる温水プールエリアがあります。大人向けスパリゾートらしく、おしゃれな照明が施されたプールで、ジェット水流や泡風呂などのアトラクションもあるのが特徴。友達同士やカップルで行くと、水着ゾーンでちょっと遊んでから、温浴エリアやサウナに移動するという使い方ができるため、リフレッシュと遊びの両方を兼ね備えた施設と言えるでしょう。

もちろん、一人で来てサウナと温泉に集中するのもアリです。バーデゾーンで体をほぐしてから、サウナに入り、さらに温泉でのんびりするという流れもなかなか良いですよ。プールエリアは内側にあるので、天候に左右されることもありませんし、晴れの日はガラス越しに差し込む光が気持ちいいです。私が訪れたのは平日の昼間だったため、そこまで混雑せず、落ち着いた雰囲気の中で楽しめました。


温浴エリアの概要

内湯

「庭の湯」は天然温泉を使用しており、内湯の大浴槽は広々としたつくり。運が良ければ少し褐色がかった泉質に出会えることもあるようですが、私が行った日は比較的透明度が高めでした。公式サイトによるとナトリウム-塩化物強塩泉で、体をしっかり温めてくれるお湯です。温度も適度で長湯しやすく、夜になるにつれ照明の落とされた雰囲気がまた格別。まるで旅館の大浴場に来たような気分を味わえます。

露天風呂

屋外には露天風呂もあり、緑の庭園を眺めながらゆったり浸かることができます。この庭が「庭の湯」という名前の由来でもあるのかもしれませんが、本当に自然を感じられる素敵なスペース。建物の周囲には高い塀があるので、外からの視線は気になりません。季節ごとの植物の変化を楽しみながら、温泉にゆっくり浸る時間は何物にも代えがたいですね。晴れている日は特に開放感が最高で、夜にはライトアップされた庭が幻想的な雰囲気を醸し出していました。


サウナ室の特徴

さて、本題のサウナですが、「庭の湯」では主に2種類のサウナを楽しむことができます。男女でやや内容が異なる場合もありますが、私が体験した男性エリアのサウナ室をご紹介します。

1. ドライサウナ(高温サウナ)

メインのサウナ室は高温サウナで、温度計を見るとおおよそ90〜95℃程度。席は2段ほどの構成になっていて、比較的広めの空間です。座面がゆったり作られているので、休日の混雑時でも割と安心して座るスペースを確保できる印象でした。テレビが設置されていて、しんと静まり返る…というよりは、ほどよい緩さの雰囲気。でも集中したい人にとっても邪魔にならない音量でした。

ストーブは壁面に大型のものが設置されており、サウナ室全体に熱が行き渡ってじんわり汗をかくことができます。強いロウリュサービス(熱波)があるわけではありませんが、体感温度は十分で、5〜10分も入っているとしっかりと汗が吹き出してきます。利用者の多い時間帯は出入りで温度が下がるのでは、と心配しましたが、スタッフさんのこまめなチェックのおかげか、終始安定した熱さをキープしていました。

2. スチームサウナ(ミストサウナ)

もう一つはスチームサウナ(ミストサウナ)です。こちらは高温サウナが苦手な方や、比較的低めの温度帯でのんびり発汗したい方におすすめ。スチームのもくもくした空間で、蒸気のミストが身体を包み込みます。ドライサウナと交互に入ることで、異なる発汗体験ができるのがいいですね。

私の場合は、まず高温サウナでしっかり汗をかいて、水風呂でクールダウン。その後にスチームサウナでまったり、という流れで利用しました。肌がしっとりする感覚がクセになりますし、呼吸もしやすいため、息苦しさを感じにくいのがポイント。慣れない人がサウナに入る場合は、スチームサウナからチャレンジしてみると入りやすいかもしれません。


水風呂と外気浴

水風呂

サウナとセットで欠かせないのが水風呂。温浴エリアには深めの水風呂が設置されています。温度計を見たところ、だいたい16~18℃程度をキープしているようでした。冷たすぎずぬるすぎず、ドライサウナで火照った身体をしっかりクールダウンさせるのにちょうどいい温度帯です。水の循環もしっかり行き届いている感じがあり、清潔感も十分でした。

全体的に広さもほどほどあり、数人が同時に入っても窮屈になりにくいのが嬉しい点。サウナ室から水風呂までの動線も悪くなく、スムーズに移動できました。水面をかき混ぜると、さっと爽快感が増す気がして、思わず何度も入り直してしまいます。

外気浴

そして外気浴ですが、先述した露天エリアで椅子に腰掛けて休憩が可能です。緑の多い庭を眺めながら、心地よい風に当たっていると、自然と「ととのい」の境地に導かれます。休日や夕方以降はやや混むこともありますが、椅子の数が足りないほどではありませんでした。むしろ、座ったときにちょうどよい距離感を保てる配置になっていて、プライベートな感覚も失われにくいです。

都会にいながらも、庭や空を見上げてぼんやりする時間は、本当に贅沢。水風呂でキュッと冷えた身体が、外気に触れることでまたほどよくあたたまり、「あぁ、これだよ」と思わず声が出そうになる瞬間を味わえました。季節によって違った空気感を味わえるのも魅力ですし、夜になればライトアップされた木々がまた癒しの雰囲気を演出してくれます。


食事処と休憩スペース

レストラン・軽食コーナー

サウナや温泉を堪能した後には、お腹が空くもの。「庭の湯」には和食中心のレストランがあり、落ち着いた雰囲気でゆっくり食事ができます。季節の食材を使った御膳や麺類、一品料理などがそろっていて、料金もスパ施設のレストランとしてはごく平均的。アルコールメニューも充実しているので、汗をかいた後のビールを楽しみにしている方にはうってつけです。

私は夜の時間帯に訪れたこともあり、軽くお蕎麦とお酒をいただきました。サウナ後のビールやハイボールはやはり最高ですが、飲みすぎると帰りが大変になるのでほどほどに。冷たい蕎麦は、火照った身体にしみわたるようで、本当においしく感じましたね。湯上がりにしっかり食事ができるのは、日帰り温泉やサウナ施設を選ぶ上でも結構大きなポイントです。

休憩スペース・リラクゼーションルーム

館内にはリクライニングチェアが並ぶ休憩スペースもあり、雑誌や漫画、テレビを見ることができます。静かに休みたい方は、照明が落ち着いているエリアに移動して仮眠をとるのもいいですね。また、別途有料ではありますが、岩盤浴やマッサージ、エステなどのリラクゼーションサービスも用意されています。一日じゅう過ごしても飽きないよう、設備がしっかり整備されているのが魅力。

サウナと温泉でととのった後に、マッサージを受けてさらに血行を促進させる…なんてプランは最高だと思いませんか? 私も時間があれば体験してみたかったのですが、今回は都合により断念。次回はぜひ利用してみたいと思います。


大人のための“都会のオアシス”

全体的な感想としては、「庭の湯」はただ温泉に入るだけではなく、サウナやプールエリア、そして庭園の開放感を楽しむことで、日常をパッと忘れられる“大人のリゾートスパ”だなと強く感じました。特に都心からのアクセスが良く、仕事帰りでもちょっと足を伸ばせば行けるという便利さがあります。なのに、一歩館内に入れば喧騒から離れられるギャップがいいんですよね。

また、年齢制限があることでファミリー層の利用が少なく、落ち着いた雰囲気が保たれているのも特徴でしょう。静かにサウナや温泉を堪能したい人にとっては、大きなメリットです。もちろんカップルや友人同士で行っても楽しいですし、おひとりさまでもストレスなく過ごせると思います。周りも大人だけなので、一人で来ていても浮かないんですよね。サウナ室でも、みなさん思い思いにリラックスされています。


混雑状況と利用のポイント

やはり人気の施設なので、休日や仕事終わりの時間帯はそれなりに人が多くなります。それでもサウナ室が満席で入れない、という事態は私の訪問時にはありませんでした。座る場所にやや余裕がある作りなので、混雑していても案外落ち着いて楽しめます。また、バーデゾーンや温浴エリアはそれぞれに分かれているので、人が分散されるのも理由の一つかもしれません。

もし混雑を避けたい場合は、平日の昼間や、土日でも朝イチ(開館直後)を狙うと比較的空いていて良いですね。夜のナイトスパ料金を狙って行くとお得ではあるものの、それを狙う人々も多いので、混み具合はその日の状況次第。こまめに公式サイトの混雑情報や「サウナイキタイ」などでのクチコミをチェックしておくとスムーズです。


まとめ:都内でリゾート気分を味わえる特別空間

以上が東京都練馬区「庭の湯」のレポートでした。豊島園駅からほど近く、アクセスしやすい場所にありながら、広々とした庭園や落ち着いた温浴空間が広がっているのは驚きと癒やしの連続。ドライサウナとスチームサウナ、水風呂、露天風呂、そしてバーデゾーンまで完備されているので、一日中滞在しても飽きない豊富なコンテンツが用意されています。大人専用で落ち着いた雰囲気のため、一人はもちろん、友人やカップル、職場仲間とのんびりと過ごすにもぴったり。温泉とサウナを同時に楽しめるスポットとして、ぜひ候補に入れてみてください。

私自身、今回の訪問をきっかけに「都会のオアシス」とも言えるこの場所のファンになりました。次回は岩盤浴やマッサージなどのリラクゼーションメニューも併せて利用して、さらに充実した一日を過ごしてみたいと思います。サウナ後の外気浴で広がる木々の景色や、夜のライトアップされた庭の雰囲気は、一度味わうと忘れられないほど魅力的ですよ。

もし皆さんが「仕事で疲れた心と体を癒したい」「都内で非日常を体験できるスパリゾートを探している」というときは、ぜひ「庭の湯」へ足を運んでみてくださいね。きっと、ゆっくりと温泉に浸かりながら、サウナと水風呂を行き来するうちに、“ととのう”境地へと誘われるはずです。都心部からのアクセスも良いので、平日のちょっとした隙間時間や、週末にふらっと出かけるにも最適。自分へのご褒美タイムをここで過ごすのもおすすめです。


基本情報

  • 施設名:庭の湯

  • 所在地:東京都練馬区向山3-25-1

  • アクセス

    • 西武豊島線「豊島園駅」から徒歩約2分

    • 都営大江戸線「豊島園駅」A2出口から徒歩約2分

  • 営業時間:10:00~23:00(最終入館 22:00)

  • 定休日:年中無休(メンテナンス等で不定休あり)

  • 利用料金

    • 平日:2,520円(タオル・館内着込み)

    • 土休日:2,970円(同上)

    • ナイトスパ(18:00以降):平日 1,750円 / 土休日 2,100円

    • ※最新情報は公式サイトをご確認ください

  • 公式サイトhttps://www.seibu-leisure.co.jp/niwanoyu/index.html

  • サウナイキタイ情報https://sauna-ikitai.com/saunas/1647

最後までお読みいただきありがとうございました。今後も全国のサウナ情報をわかりやすくお届けしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。今回は都内でリゾート気分を満喫できる「庭の湯」をご紹介しましたが、皆さんもぜひ自分なりの楽しみ方を見つけて、素敵なサウナライフをお過ごしください。それでは、また次回のサウナレポートでお会いしましょう!

サウナ以外にもキャンプも好きなので、キャンプ場のトイレ情報に特化したサイト「キャンプトイレなう」も運営しています。もしご興味あればそちらも応援よろしくお願いします!

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