祇園の中心で“ととのう”! 京都・ルーマプラザで味わう至福のサウナ時間
こんにちは、全国のサウナを巡っているブロガーのMizです。今回は、京都・祇園の中心地にある「サウナ&カプセルホテル ルーマプラザ」に行ってきましたので、その体験をたっぷりとお伝えします。京都は国内外からの観光客が多く、伝統的な街並みや歴史的名所がたくさんありますが、実はサウナ施設のレベルも高いんです。そんな京都で人気を博しているサウナ施設の一つが、この「ルーマプラザ」。公式サイト(サウナ&カプセルホテル ルーマプラザ公式サイト)や「サウナイキタイ」の情報(サウナイキタイ ルーマプラザ)を参考にしながら、私が実際に訪れて感じた魅力や楽しみ方をお伝えします。
※写真を撮り忘れたので公式サイトの画像を参照しています
祇園の中心、便利な立地
ルーマプラザは、京都の花街・祇園エリアに位置しています。周辺には八坂神社や祇園四条駅、河原町駅などがあり、観光スポットや飲食店が密集するエリアです。京都の中でも特に風情ある街並みが残る場所で、四条通りから鴨川へ向かう道中には老舗の和菓子屋さんやお土産屋さんが軒を連ねています。
サウナの前後で京都散策や食べ歩きを楽しみたい方には、これ以上ない好立地。観光で疲れた体を癒やすためにサウナに駆け込むのもよし、あるいは夜の飲み会のあとに一泊カプセルホテルでゆっくり休むのもいいでしょう。24時間営業なので、時間を気にせずサウナを楽しめるのも魅力の一つです。
外観とフロント周りの雰囲気
祇園の華やかな街並みに溶け込むように、やや大人の雰囲気を醸し出す外観が印象的です。建物の正面には「サウナ&カプセルホテル ルーマプラザ」とわかりやすく掲示されており、観光客でも場所がすぐに分かります。看板の照明も明るく、夜でも見つけやすいです。
入り口から入ると、まずフロントがあり、その後ろに館内に通じるエレベーターや階段があります。フロントのスタッフさんは、観光客への対応も慣れているようで、丁寧でスムーズな接客が好印象でした。外国人観光客も多いためか、英語対応もそれなりに整っている様子。チェックインはスピーディーに行われ、サウナ利用だけのデイユース的なコースも選択可能でしたが、今回は時間を気にせず楽しみたいのでカプセルプランで宿泊を申し込みました。
料金プランとコスパ
公式サイトを見ると、サウナのみの利用、またはカプセルホテルの宿泊付きでの利用など複数のプランがあります。日中にサクッとサウナだけを楽しむのであれば比較的リーズナブルな料金ですし、夜遅い時間に到着してカプセルホテルで寝泊まりするプランでも、周辺のホテルと比べるとコスパはかなり良いと感じました。観光シーズンにホテルが高騰しがちな京都では、この料金設定は非常にありがたいですね。
また、公式サイトや「サウナイキタイ」のクチコミでもわかるように、サウナ目的のお客さんが非常に多く、それだけサウナのクオリティが高いことを物語っています。京都の中心地という立地を考えると、コスパの良さは際立っていると言えるでしょう。
更衣室・ロッカーの使い勝手
チェックイン後、早速サウナフロアへ向かいました。男性専用エリア(※女性用サウナは現在提供されていないようです)を利用しましたが、まず更衣室が清潔感たっぷりなのが嬉しい。ロッカーは数も十分にあり、大きなスーツケースを持ってきた場合でも対応できるサイズも一部用意されていました。観光途中で大きな荷物を抱えている方でも安心して利用できそうです。
更衣室から浴室へはスムーズにアクセスできます。バスタオルや館内着も貸し出しがあり、アメニティもしっかり揃っているので手ぶらでも問題ありませんでした。髭剃りや歯ブラシ、整髪料などの基本的なアメニティが揃っているので、急に思い立ってサウナに行くことができるのはありがたいですね。
浴室・サウナの構成
1. 大浴場
まずは大浴場に入り、しっかりと体を洗って湯船で体を温めました。大きめの湯船があり、広々とした空間で疲れを取るのに最適。お湯の温度もちょうど良く、長湯してものぼせにくい印象です。さらに、内湯だけでなく露天風呂やジャグジーもあるので、いろいろな湯船を楽しみながらリラックスできるのが嬉しいところ。
2. サウナ室
そしてお待ちかねのサウナ室。ルーマプラザのサウナ室は、いわゆるドライサウナというスタイルです。温度は概ね90~100℃前後を保っており、湿度は比較的低め。中に入ると木の香りがほのかに感じられ、落ち着いた雰囲気。座席は段差が2~3段ほどあり、好みの温度感で座る場所を選べます。
サウナストーブは壁際に設置されていて、定期的にオートロウリュがあるわけではありませんが、室内全体がしっかりと温まっていました。ストーブ自体もパワフルで、じんわりと汗をかいているうちに、額からも汗がポタポタ落ちるような心地よい熱さです。サウナマットも適宜交換されており、清潔感が保たれているのがありがたいですね。利用客が多い時間帯でも、比較的ゆったりと座れる広さが確保されていました。
3. 水風呂
サウナを堪能した後の水風呂は、サウナーにとっての極上の瞬間。ルーマプラザの水風呂は深めで、水温はだいたい16~18℃程度。冷たすぎず、かといってぬるくもない、ちょうど良い冷却効果があります。個人的に水温が低すぎると一瞬で肌が痛くなってしまうのですが、ここの水風呂は長めに入っていても辛くならない絶妙な温度設定でした。サウナの熱と適度な冷水のコンビネーションで、すぐに「ととのい」の境地へといざなわれます。
加えて、水が循環していて常に清潔に保たれている印象でした。適度に水流もあり、サウナ後に汗を流すのにもストレスフリー。水質も良好に感じられ、湯船とはまた違った爽快感を得られます。
4. 外気浴スペース
サウナから水風呂へ、そして外気浴へ…という一連の流れこそが、サウナーが「ととのう」ための黄金ルーティンですが、ルーマプラザにはしっかりと外気浴を楽しめるスペースも用意されています。露天風呂があるエリアに椅子が置かれているので、そこに腰掛けて夜風や朝の涼しい風を感じながらゆっくり休めます。
周囲はビルに囲まれているとはいえ、京都らしい街並みも少し感じられ、そこに夜の風情がプラスされると、また格別の雰囲気です。観光で歩き回った疲れが一気にふわっと軽くなるような感覚が味わえるので、思わず長居してしまいます。外気浴のスペースに余裕があるのもうれしいポイント。混雑時でもなんとか席を確保できることが多く、待ち時間なく深いリラックスを楽しめました。
館内のその他設備
レストラン・お食事処
サウナやカプセルホテルといえば、館内に食事処があるとつい利用したくなりますよね。ルーマプラザも例外ではなく、館内にレストランがあり、和食や洋食など様々なメニューが揃っています。サウナ後は特にお腹が空きやすいので、タイミングを見計らって食事をとるのがおすすめ。アルコール類も提供されていますが、サウナ後の水分補給を兼ねて、まずはビールやソフトドリンクを頼む方が多い印象でした。
特に良かったのは、湯上がりセットのようにお得なメニューが用意されていたこと。サウナでしっかり汗をかいた後、塩分と水分を同時に補給できる軽めの食事がありがたいですね。館内着で気軽に利用できるのもカプセルホテル併設施設の強みだと思います。
休憩スペース・仮眠スペース
サウナと水風呂を繰り返しているうちに、どうしても体がだるくなったり眠気を感じたりすることがあります。そんなときに便利なのが、リクライニングチェアがずらりと並ぶ休憩スペース。テレビや雑誌、漫画が用意されているので、時間を潰すのにも困りません。
また、館内のWifi環境も整っているので、スマホやタブレットで動画を観たりSNSをチェックしたりできます。自分の好きなスタイルでゆったりと過ごせる点は、長時間滞在する人にとっては大きなポイントですね。仮眠ができるスペースもあるため、サウナを楽しんだ後のクールダウンに最適です。
カプセルホテルとしてのクオリティ
今回は宿泊も兼ねて利用したので、カプセルルームのチェックも入念にしてきました。カプセルホテルというと「狭い」「プライバシーが少ない」という印象を抱く方もいるかもしれませんが、ルーマプラザは割とゆったりとした設計に感じました。カプセル内にテレビや照明の調整パネルがあり、寝転びながら映像を楽しむこともできます。清潔感も十分に保たれていて、シーツや枕カバーなどは清掃が行き届いており、快適に過ごせました。
館内には共用の洗面台やトイレが配置されており、朝晩の混雑時には多少並ぶこともありますが、清掃がこまめにされていて不快感はありません。宿泊だけでなく、デイユースとしての利用客もいるため、スタッフさんたちは常に巡回して館内を整えている印象でした。夜は意外と静かで、寝る時間帯には騒音などはほぼ気にならなかったです。カプセル内の空調も快適で、サウナで温まりすぎた体を心地よい状態に保ってくれました。
京都観光との相性抜群
京都には世界遺産をはじめとした有名観光スポットが数多くありますが、その反面、移動や観光で疲れが溜まることもしばしば。特に夏場の京都は蒸し暑く、冬場は底冷えする気候なので、体調を崩しやすい方もいるでしょう。そんなとき、サウナで汗をかいたり体を芯から温めたりすることで、疲れやコリを和らげる効果が期待できます。また水風呂でクールダウンしながらリフレッシュすれば、その後の観光もより元気に楽しめるはずです。
祇園という立地は、昼は寺社巡りやショッピングをして、夜は飲食店やバーを楽しみ、最後にサウナやカプセルホテルで締めるというゴールデンコースを実現してくれます。夜遅くまで飲んだ後にタクシーを使わずそのまま宿泊できるのは、京都観光を満喫するうえでも大きな利点と言えます。
混雑状況と狙い目の時間帯
人気が高いサウナだけあって、週末や祝日の夜は混雑することが多いです。特に21時~翌日深夜にかけては、仕事帰りや飲み会の締めにサウナを利用する方が重なるため、サウナ室が満席に近い状態になることもしばしば。ただし、回転が割と早いので、少し待っていれば座れるケースも多いですね。
観光シーズン(桜や紅葉の時期、連休など)は宿泊客も増えるため、どうしても混雑度は上がります。ゆっくり静かにサウナを楽しみたい方は、平日の昼間や深夜帯を狙うのがベスト。時間が許すなら、早朝のサウナも気持ちが良いのでおすすめです。朝の清々しい空気を吸いながら外気浴をするのは格別ですよ。
まとめ:京都でサウナを楽しむなら、まずはルーマプラザをチェック
以上、「サウナ&カプセルホテル ルーマプラザ」に行ってきた感想をたっぷりとご紹介しました。京都・祇園の中心という抜群の立地に加えて、広々としたサウナ室や丁度良い水風呂、豊富なお風呂の種類、快適な外気浴スペースなど、サウナ施設としての完成度はかなり高いと感じました。さらに、カプセルホテルも併設されているため、宿泊とサウナをワンストップで満喫できる点も大きな魅力です。
観光の拠点として利用しても良いですし、出張やビジネスユースでも便利。夜行バスや深夜の移動までのちょっとした時間にもサウナでさっぱり汗を流せるので、多様なニーズに応えてくれる総合施設と言えるでしょう。スタッフの対応も親切丁寧で、外国人観光客にも優しい雰囲気が漂っていました。
私自身、全国のサウナを巡る中でも、ここは「京都に来たらまた利用したい!」と思える施設の一つになりました。歴史と文化を感じる街・京都で、サウナという現代の癒しを味わうのは、何とも贅沢な時間です。ぜひ皆さんも、京都を訪れた際は「サウナ&カプセルホテル ルーマプラザ」に立ち寄ってみてください。きっと満足度の高いサウナ体験が待っているはずです。
基本情報
施設名:サウナ&カプセルホテル ルーマプラザ
所在地:〒605-0074 京都府京都市東山区祇園町南側575 富永町北側
アクセス:京阪本線「祇園四条駅」から徒歩約5分、阪急京都線「京都河原町駅」から徒歩約10分
営業時間:24時間営業(メンテナンス等により一部変動あり)
公式サイト:https://rumor-plaza.jp/
サウナイキタイ情報:https://sauna-ikitai.com/saunas/2702
最後までお読みいただきありがとうございました。今後も全国のサウナ情報を分かりやすくお届けしていきますので、引き続き応援いただけると嬉しいです。サウナでしっかり癒やされたあとは、ぜひ京都の美しい街並みや文化も堪能して、心と体のデトックスを思う存分味わってみてくださいね。それではまた次回のサウナレポートでお会いしましょう!
-----
サウナ以外にもキャンプも好きなので、キャンプ場のトイレ情報に特化したサイト「キャンプトイレなう」も運営しています。もしご興味あればそちらも応援よろしくお願いします!