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中二病のおばちゃんの私は、都市伝説、陰謀論、オカルト、スピリチュアルが大好きなのは優位に立ちたい心理があるらしい

私は普段から都市伝説や陰謀論や心理学やオカルトやスピリチュアル系のことが大好きなのですが、そんな自分の心理ってどういうものなのかと自分のカウンセラーの先生に聞いてみました。

そうしたら返ってきた答えが「精神的に他人に優位に立ちたいという気持ちから」というものでした。

私だけではないと思いますが、日本人というのはあまり堂々と自分の優れている能力などを自慢したりすることを由としない文化があって、そのように教育されていく傾向があります。

だから自分の優れている所を本能では自慢したいと思っているのに、それを強く抑圧して生きている人が多いのだそうです。

特に私はその傾向が強い子供だったのだろうと言われました。

良い子でいなくちゃ、人にイヤな思いをさせないようにしなくちゃ、人の期待に応えなくちゃ、という義務感で生きてきた所があって、それゆえに自分自身の素直な欲や願望を強く抑圧してきたのだそうです。

しかし抑圧された気持ちは昇華されない限りずっと残り続けるものです。

ではそれをどのように解放すればいいのか、それが知的好奇心というやつです。

自分はあれを知っている、これを知っている、という事が他人よりも多ければ、心理的に優位に立つことが出来ます。

自分が知っている面白い雑学などを友人や家族に話したりすれば、それを楽しんでもらえて喜ばれますし、自分のことも誇らしく思えます。

この方法ならば、「私ってこんなにスゴイのよ!」という風にあからさまにひけらかして自慢をするよりも、平和に波風を立てずに、遠回しに自分の自慢をすることができるのです。

あと抑圧の強い人というのは大体の場合において自己肯定感が低い傾向がありますから、他人がみんな優れているように見えやすく、ダメな自分と比べて落ち込みやすいところがあります。

しかし世の中の暗黒面とか、色んな業界の闇とか、スピリチュアル的な運命の仕組みとか、そういった「真実」と言われるようなものを知っていると、表向きは優れていて華やかな人たちも裏では魑魅魍魎の世界で生きているのだ、定められた運命には逆らえない人生なのだ、それを私は知っているのだ、と思って心理的に優位に立てるので、自分を安心させることができるのです。

そして人生半ばにさしかかった年齢の中年のおばちゃんなのに、都市伝説やら陰謀論やらオカルトやらスピリチュアルやら、そのようなものが大好きなのは、やっぱり私は「中二病」だからなのだそうです。

いまだに中二病、もう死ぬまで一生中二病なのかもしれません。

「いまの私は本当の私ではない、まだまだ特殊な能力が潜んでいて、これから起こる世界の滅亡を救うヒーローになるのかもしれない、第三の目がもうすぐ開眼する」

こんな感じなのでしょうか。もう病気です。

しかし、このような病気なのが自分らしさなのかもしれません。

まずはそれを受け入れて、相変わらず不思議なもの好きな妖しい中二病のおばちゃんとして、楽しく真面目に生きて行こうと思います。


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