4. つながるはちうえ屋さんがもたらす価値
つながるはちうえ屋さん
今月も「たに・クーさん」とのコラボ出店というスタイルで「つながるはちうえ屋さん」を出店してきました。
つながる鉢植えプロジェクトとは
つながるはちうえ屋さんの主なサービスの流れ
1.お好きなつながる鉢植え容器をお選びいただきます
2.「たに・クーさん」の多肉植物からお好きな苗を選んでいただきます
3.ちゅうさんと一緒に寄せ植えを楽しんでいただきます
4.つながるはちうえロゴピッグを飾ってお持ち帰りいただきます
5.ご自宅、会社やお店に飾っていただきます
6.つながるはちうえが安心安全さりげなく自己開示の目印になります
7.「する」「される」から「一緒に冒険する」仲間が増えます
つながるはちうえ屋さんの様子はこちら
コラボ仲間たに・クーさんについてはこちら
つながるはちうえ屋さんがもたらす価値
「ワクワクが湧き出す」気づきがいっぱい
つながる鉢植え屋さんは、「(ケアや支援を)してあげる」「してもらう」ではなく、お互いに新たな価値を与えあうというのを実際に感じる場になっています。
見方ややり方をちょっと変えてみると、そこにワクワクが湧いてくるんですね。それが、イノベーション。ワクワクが湧き出すコツはどこにあるのでしょうか。
1.決めつけを見破る
「ウチの子がお店をやるなんて無理!」といつしか勝手に抱いていた決めつけを改めて問い直してみると、そもそもなぜ無理だと思っていたのか不思議なくらいです。知的なハンデやコミュニケーションの極端な不器用さがある当事者だからこそ出せる価値を探してみるのはきっと面白いはず。確かに、出店にまつわるすべてを自力で成し遂げるのは無理だけれど、だからこそ、誰からどんな協力を得ればよいのかを探究する過程でワクワクが湧き出してきます。誰と「する」「される」ではなく「一緒に冒険する」仲間になろうか、ちょっと大きな夢を描くもよし、まずは想像してみることでワクワクするし、そしてまた新たな目標が見えてきます。
2.逆転思考
社会参加の機会を求めて、能力的にできそうなコトを探すというのをちょっとやめて、社会と触れ合う「接続ポイント」を当事者自らが設置してみたらいいんじゃないか、という発想からつながる鉢植え屋さんが生まれました。
3.親が変われば子は変わる
こうして、実際に「たに・クーさん」とコラボ出店していく中で、ちゅうさんに「つながる鉢植え屋さん」は自分のお店なんだという自覚が芽生えました。例えば、これから真夏になると多肉の苗を涼しいところに保管しないといけないと教えてもらって、「それなら、うちのおばあちゃんの(農作業)小屋の棚があるところに置いてあげよう」なんて自ら策を練ったりするようになりました。いつも、親や先生に言われてやらされている感じでしたが、つながる鉢植え屋さんを出すようになって、ウチのちゅうさん本人が変わり始めています。
ちゅうさんの由来
コラボパートナー(冒険仲間)の「たに・クーさん」からちゅうさんの名前の由来を尋ねられたので、今回ご紹介します。
ちゅうさんは、映画「梅切らぬバカ」に登場します。
この映画は母親と自閉症を抱える息子が、社会の中で生きていく様を温かく誠実に描く作品で、ウチのちゅうさんもこの映画が大好きになりました。どの街にも、改めて意識を働かせると、様々な事情をもった映画のちゅうさんのような人たちがそこにいます。
そんな人たちの存在がごく日常的で当たり前である街は、自ずと面白いイベントがあちこちで開催されていたり、多様性に温かく文化豊かな街になるはずです。そんなやる気・元気・ワクワクが湧いてくる街になったら本当に素敵ですね。
4月・5月の多肉のお世話ポイント
水やり
つながる鉢植えの表面の土が乾いたら、たっぷり水やりしてください。ただし、多肉の葉っぱにはかからないように。つながる鉢植えの鉢底から水が出るくらいたっぷり水やりしてOK。その後、また、表面の土が乾くまでは水やりしないでおきましょう。
日光
直射日光が当たらないように、屋外においてあげてください。
つながるはちうえ屋さんの次回の出店情報
日時:6月12日(日)10:00-16:00
会場:虹色まるしぇにて
コラボパートナー(冒険仲間):たに・クーさん、MARUNさん
虹色まるしぇ
物販や体験ショップの出店、地元音楽家の生演奏やダンス公開練習など、自分のやりたいことで地域社会に価値提供できるイベントです。
毎月第2日曜日10:00~16:00
パリオCITY(福井県福井市松城町12-7(国道8号線沿い))
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