【自己紹介】私とタイ語とノマドニアの話
前回の記事では自分のことについてほとんど言及しなかったので、改めて。
初めまして、みゆきんと申します。
14年間、安定した企業で正社員として働いていましたが、2023年6月に退職。その後、海外試住&10の職種体験ができるワークショップ「ノマドニア」のバンコク0期に参加しました。
ノマドニア卒業後もバンコクに滞在し、タイ語とライティングを勉強して「タイ語翻訳家・兼Webライター」になる予定です。
なぜバンコク?
ノマドニアは世界5都市で開催しており、最も人気なのはジョージアですが、私は最初からバンコク決め打ちでした。
なぜなら、タイに推しがいるからです!!!
…と書くと、推しのために海外移住しようとするやべー奴、と思われてしまいそうですが、そうではありません。(推しももちろん重要なファクターですけれども!)
バンコクにどうしても行きたかったのは、タイ語をしっかりと勉強したかったからです。
推しのためにオタクが取る行動といえば「ファンアートを描く」「概念グッズを作る」「とにかく金を出す」など色々ありますが、私の場合は「推しの言語を学ぶ」でした。
タイに推しができたことをきっかけに私はタイ語を学び始め、まんまとどハマりしたのです。
もともと語学は得意な方でしたが、推しに関することとなると熱量が違いますからね。推しが主演したドラマのノベライズが無料公開されていたため、私は文字と文法を覚えるとすぐに、その小説の翻訳に取り掛かりました。学習を始めたばかりなのに小説の翻訳なんて、なかなかの難しさでしたが、もう面白くて面白くて。時間を忘れて翻訳に没頭する毎日でした。
そして、私の中に「タイ語の翻訳家になりたい」という夢が生まれたのです。
なぜノマドニア?
「タイ語の翻訳家になりたい」という明確な夢があるのなら、ノマドニアに参加する必要なかったのでは…?と思った方もいることでしょう。決して安くはない参加費用を払い、1ヶ月もの期間を使ってまで、なぜ夢とは関係がないワークショップに参加したのか?その理由は2つあります。
1つは「翻訳以外に食い扶持が欲しかったから」。
タイ語ができる、特に文字が読める日本人はそれほど多くはいません。だから需要はあるはず、仕事も簡単に取れるはず、と思われがちです。しかし、タイ語はタイでしか話されていないマイナー言語で、そもそもの需要がそんなに多くはないのです。そしてタイ語ができる日本人は少ないですが、日本語ができるタイ人はけっこういます。彼らを押しのけ、数少ない仕事を勝ち取り、翻訳だけで生活に十分な稼ぎを得る、というのはなかなか難しいことです。実際、その道での第一人者と言えるような方々でも、翻訳以外の仕事(タイ語に関するものではありますが)を掛け持ちしている方が多いのです。
だから、翻訳以外に稼ぐ手段は絶対に持っておかなくてはいけない、と考えていました。
2つ目は「一緒に不安を乗り越えられる仲間が欲しかったから」です。
海外旅行は何度かしたことがありましたが、長期で住むのはこれが初めて。タイに知り合いもいません。初めてだらけの不安を一人で乗り越えられる自信が、私にはありませんでした。だから、少なくとも最初の1ヶ月を、同じような不安を持つ人たちと一緒に過ごしたいと思ったのです。また、ノマドニアは卒業後も継続してコミュニティに参加し続けることができます。世界中のノマド仲間と繋がっていられるのならば、一人でタイにいてもきっと孤立しないでしょう。
そんなわけで、私はノマドニアに参加し、卒業後にタイ語の学校に通うことに決めました。
実際、ノマドニアに参加することにした私の決断は大正解だったと思います。おぼろげながらも食い扶持を稼ぐ道筋を見つけることができたし、今後も励まし合っていける14人の仲間ができたのは何よりの収穫でした。
最後に
現在はノマドニアを卒業し、バンコクでタイ語翻訳家兼ライターの道を歩み始めた私ですが…実際のところはまだ何も始まっていません。学校も8月末からですし。
でもとりあえず何かできることからやってみよう、ということで、とりあえずしばらくはnoteを書こうと思います。推し活のことやタイ語のこと、バンコクの情報などを書くつもりです。お付き合いいただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。