VRChatで手軽にハンドトラッキング!【SteamLinkベータ】
Oculus Quest2やOculusQueest 3等を使って、フロントカメラでのハンドトラッキング(パススルーハンドトラッキング)を行う方法のメモです。
従来のVirtual Desktopを使うより簡単でなおかつ、コントローラとハンドトラッキングがシームレスに切り替えられるので便利です。
2024/10/26にSteamVRが2.8にアップデートされて、SteamLinkとのパススルーハンドトラッキングが対応となったので手軽にハンドトラッキングが出来るようになりました。
従来のやり方に比べて、簡単かつ、コントローラーとハンドトラッキングの切り替えが容易です。
コントローラーを床や机に置くと、ハンドトラッキングになります。
その状態でコントローラーを持つとコントローラーがアクティブになります。
用意するもの
【ハードウェア】
Oculus Quest 2またはOculus Quest 3かOculus Quest 3s
Wifi環境(5Ghz必須 802.11ac あたりないと辛い)
【ソフトウェア】
【PC側】SteamとSteam VR(きっとみんなあるはず)
【Quest側】Steam Link
やり方
1.QuestのSteamLinkをインストールする
※Questの中での作業です
Questのストアから【STEAM LINK】をインストールする
(検索で「steam link」とか検索すると一発で出てきます)
2.SteamLinkをベータにする
インストールが完了するとライブラリの中にSteamリンクがありますので、右上の点々(ハンバーガーメニュー)をクリックで設定を選択します。
設定の中で、【リリースチャンネル】をクリックして【PublicBeta】を選択します。
(これで、自動的にSteamLinkがアップデートしベータになります)
3.steamLinkを使ってPCと接続
QuestでSteamLinkを起動すると、同じネットワークでSteamが起動しているPCが出てきます。
該当するPCをを選択して「接続」を選択します。
(環境によっては写真のように文字化けしますが、既知のバグだそうなので気にせずになんか下の方のやつを選択です)
4.Steamホームの画面が立ち上がるのので、VRChatを選択
問題なければSteamホームの画面が立ち上がるので、VRChatを起動します
(Steamホーム上からでも、PC上からでも問題ありません)
※VRChatを立ち上げなくても、ハンドトラッキングが有効になってるので、Steamホーム画面でも、コントローラーを下に置くとハンドトラッキングになります。
最後に
ハンドトラッキング、楽しいのでぜひみなさん経験してください
シームレスにコントローラーとの切り替えがめっちゃ楽なので!