【3月18日】
議会運営委員会議員研修会
■テーマ:質問力を高める、議会力にいかす
■講師:法政大学(法学部)土山希美枝教授
1.自治体と「政策議会」
自治体は「市民が必要不可欠とする政策、制度を整備するための機構」
2.一般質問の機能と課題
一般質問はどんな機能をもつ仕組みなのか?
議員にとって議員が議員として政治家として自分の活動と知見を集約し、わがまちの政策や制度の争点を提起し、監査・提案できる機会
3.機能する一般質問のために、一般質問はなぜ機能していないか?
その質問は「まちをよくする」ために「問い質し」しているか?
◆もったいない質問とは
・公表数字を確認するだけの質問
・論点を入れずぎてぼけてしまった質問
・一般質問としては個別的すぎる質問
・合理的な根拠や論拠のない批判
・国や県の政策や事業で市が関知できないことがらの質問
・自身の政治信条の演説に終始している質問
・一問一答のやりとりを続けているうちに混乱してしまつんた質問
4.機能する一般質問のために論点を構造化する
事実、分析、主張で構成
論点を整理する
問い質したいことの優先順位を整理
持っている情報、集めた情報の整理
論点は事実と2種類の意見で構成される
・事実(現状、問題状況)
・意見(分析:事実から言えること)
・意見(主張:言いたいこと)
自分の一般質問の価値を確認しながら、この質問てまちがよくなるのか?そのために何を問い質すのか?政策提案機能を果たすのか?
事実を固めるための情報収集を怠らず、現場てー聴くことの重要性を忘れないようにする
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