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タロットの書から学ぶ②「母・父・教育」3つ組の世界

このnoteは、タロットカード初心者の私がタロットリーディングを習得するまでの勉強記録をまとめたものです。

主に伊泉龍一先生、愛月先生のYouTube動画や書籍をひたすら見ながら独学で勉強をしています。
※有料講座は受けていません。

この記事の参考書籍

タロットの書 叡智の78の段階 
レイチェル・ポラック/著
伊泉龍一/訳


この本をもとに、大アルカナを区切って学んでいきます。
前回は「愚者」「魔術師」「女司祭」までまとめてあります。
※前編・後編あり。


経験の3つの領域から見ていく。

1列目は外への意識
社会における人生の外的な関心事
愛・社会的権威・教育など社会の主要な関心事。

最初の1列目で「成熟への過程を通過していく」
現実が作り出されていく。


第4章:この世界での道

女帝・皇帝・司祭 【3つ組】

キリスト教の三位一体の考え方から、
こちらの3人の人物も『3つ組』として成り立つ。と著者は書いています。

3つで完全体、3つで成り立つ。

うーん。
3枚セットのカード。という感じみたいですね。
この3枚がカードバトルで揃ったら強そう。笑

一応、生命の木の図も載せたのですが
著者はあんまり生命の木の話についてはそこまで書いていないので、別個で考えてみます。

そもそも生命の木では、ビナーが母、コクマーが父なので、その間を繋いでいるのが女帝なのですが。

そこを注視するよりは、
魔術師→男性性、能動的
女司祭→女性性、受動的
この二つを調和させる、混ぜるような立場が女帝であると。
(たしかに、1,2,3と続いているカードですから、前後のストーリーも意識しなければなりません。)

そして、
女帝→母なる自然、愛情
皇帝→父の威厳、社会的ルール
司祭→教え

という流れを受けて、人間社会における、人間の成長段階を見ていく。という。


皇帝は、1列目の中心にいるカードなので
結構大事なお役目です。
ちょっと苦労がにじむ感じがしますよね。

ルールを重んじ、抑圧してでも社会という安定性を守る。そんなお立場かなあ。と思います。


そんな皇帝から、続く司祭は教え導く存在。
何らかの『団体』その組織内での教え。
教えといっても、ある特定の宗教の教えではなく
内側を見つめる、自分自身がどうあるべきか、どう働きかけるべきかの方向性を与えてくれる。

そして、更にその次のカード「恋人たち」「戦車」を見てみると司祭との関連も見えてきます。

司祭、恋人たち、戦車はすべて
3つ組が描かれているんです。


司祭に生きていくための、成長していくための教えを受け取り
いよいよ動き出す感じがありますね。

この本を読んでいない方にとっては、
なんだこれ。。。と思う記事になってしまったかもしれませんが

この著者の区切り方、まとめ方はとてもわかりやすくて良いです。

愛月先生の動画でも、よくこの並べ方と考え方が出てくるので
ぜひ見てみてください。


次回は恋人たち、戦車。
一列目の最終段階へと向かいます。


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