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タロットカードの不思議【22と4と10】

このnoteは、タロット初心者の私がタロットリーディングをできるようになるまでの勉強記録をまとめたものです。
主にYouTubeや書籍から独学で学んでいます。

今回は、こちらの参考書籍を読んでいて
書き残しておきたいと思った内容があったので、投稿します。


タロットに関する不思議な数字

このお話を理解するには、まずタロットカードの歴史を知っておく必要があります。
タロット勉強中の方で、そういえば歴史についてはよく知らないな・・・
という方はぜひこちらを。

この書籍の著者は、レイチェルポラックさん。
女性のタロット研究者?です。
ウェイトの書も理解しておられ、タロット一枚ずつの絵柄をじっくり研究し時代背景やキリスト教の聖書との関係も熟知されている方。

前回の記事にも書いたのですが、
ウェイト版タロットのことを学べば学ぶほど、タロットカードの実態がよくわかってきます。

タロットカードには、いくつもの偶然で不思議な繋がりがあります。

元々、カードゲームとして使われていた絵柄の描いたカード。
そのデッキは22枚。

これがタロットの起源のようです。
なぜ22枚になったのでしょうか。

22枚の大アルカナ

カバラとの関係

ヘブライ語のアルファベットは22文字。
生命の木のパスと結びついています。

また、カバラは数字のと深く関わっています。
・神の名を表す4つの文字 YHVH (ヤハウェ)
・4つの創造の世界
・4つの基本元素
・存在の4つの段階
・聖書を解釈する4つの方法

タロットにも、4つのスート、4つのコートカードがあります。

さらにカバラは数字の10も深く関わっています。
十戒
生命の木の10のセフィロト
タロットにも、4つのスートには10までのカードがあります。

10のセフィロト、4のコートカード

デッキは、カバラを絵に表したものと考えられています。


カバラ文献には全く記述がない。

タロットカード側から見ると、これだけカバラは関係しているのに、
カバラの文献には一切記述がないそうです。

タロットは、カバラに起源がある。という内容は
歴史的証拠を、誰も提出していないんだそうです。

長い間、謎のまま・・・


まとめ

レイチェルポラックさんの本の「タロットの起源」というページから
今回気になった部分をまとめてみました。

この不思議なカードを、今まで大勢のタロット研究者たちが
様々な紐付けをしたり、絵柄を変えたりしながら
現在まで残してきたんですね。。

カバラとの関係は謎のまま、誰も提唱できていないということですが
これだけぴったり数字がはまるのは、本当に偶然の引き合わせだったのかもしれないし
タロットの形や枚数が変化していったときに、
カバリストがどこかで関係していたのかもしれません。

だれがどのようにして作ったのか。意図的だったのか偶然だったのか。

それにしても数というのは本当に不思議ですね。
全ての数字に意味があり、すべては設計されている。
数秘についても知りたくなりました。

タロットカードという、絵柄の描いた紙のデッキ。
長い長い時を経て、今でもこうして使われていることも不思議に思うし、
これから先も絶やさずに残していきたい、伝えていきたいと思います。

ヘブライ語についても、次回まとめようと思います。

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