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総合病院から老人保健施設への転職失敗談

看護師のみなさん、転職の経験はありますか?

私は総合病院に13年勤務した後、初めて老人保健施設へ転職しました。

老人保健施設は、約2年勤務しましたが、退職する運びへ。

私の転職体験談と転職から学んだことについて、紹介していきます。

転職のきっかけ

転職の大きなきっかけは、義母の病気です。

当時の我が家の家族構成は、義母と夫・私・小学2年生の娘・保育園の年長の息子でした。

義母が学童や保育園のお迎えをしていましたが、頼むのが困難となります。

私は当時、総合病院の外来で日勤のみ、常勤で働いていました。業務終了後に勉強会の参加や、学童のお迎えに支障が出ることが多かったです。

常勤で働くことに限界を感じ、総合病院を退職しました。

転職活動

転職先は、自宅から通勤30分以内で、パート勤務、学童や保育園のお迎えに支障が出ない職場を探していました。

自宅近隣の老人保健施設で、看護師を募集していることを知ります。

週に2回、1日3時間から勤務可能な職場のため、すぐに応募し面接を受けました。

面接時にすぐに採用が決まります。この時点から、転職の悪夢が始まりました。

転職失敗談

実際に老人保健施設で働き始めると、驚きの連続です。次のことが挙げられます。

  • 常時人手不足で忙しい

  • 新人職員に指導が行き届かない

  • パート職員でも定時退社が出来ない

  • 看護師と介護士ともに離職率が高い

  • 人手不足から常時、求人募集をしている

  • 退職交渉するも、受理されるまで時間がかかる

  • 常勤職員は、経営状況でボーナスが減給されると、さらに退職者が増える

私の場合、退職交渉するも、なかなか受理されないので、退職代行を利用するか悩みました。

最後は、強行突破をするかのように退職へ。

いわゆる「ブラックな職場」で働いていたのです。

転職から学んだこと

初めての転職を失敗し、以下のことを学びました。

  • 転職先は見学をしてから面接を受ける

  • 常時、求人募集をしている職場は要注意

  • 転職は成功するとは限らず、失敗することもある

  • 出来れば、口コミや働いている人の情報を得てから転職する

私は、老年看護に興味があるのもあり、老人保健施設へ転職しました。

老年看護は老人施設ではなく、病院でもできることを痛感します。

さいごに

私の実体験から「転職は必ずしも成功するとは限らない」ことをみなさんへ伝えたいですね!

転職だけではなく、次の方法もあります。
・病院内の転科をする
・看護師の知人を頼りに、その方の職場へ転職
・自分の考え方を変え、今の職場で業務を遂行する

「転職」が頭によぎった時には、本当に転職の方法が良いのか?よく考えてから行動することをおすすめします!


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