芝居
私たちが存在できる世界はひとつだけ。
だけど、芝居の稽古期間中の今、わたしは、その中の世界を、生きている。
ONE FOR ALL ALL FOR ONE
ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために
という言葉があるけど、昔は意味がわからなかった。
でも、集中稽古中の今、監督や、偉大な先輩方の言葉を受け取り、自分の中で、ぼんやり意味が浮かび上がってくる。
ひとりが責任をもって、『その人』として舞台の上で生きる。
その効果で、またひとり、またひとりと熱を帯びて、全体が温かくなって、伝わっていく。
一つ一つの動作に丁寧に愛情を込めれば、きっと受けとってくれる。
本番まであとわずか。
この世界を、まっすぐ生き抜きます!
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