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見たかった奈良の渦巻きと紫陽花の階段
6月中に梅雨明け!?
びっくりしましたよね!
今年は早くも6月から連日の猛暑。
夏は大好きだけど、「暑いにもほどがあるよ~」という感じです。
今年は梅雨の時期を楽しく過ごそうと、奈良で紫陽花の名所を巡りました。
紫陽花も、この暑さに驚いて、今年は見頃のピークを迎えるのも早かったのではないでしょうか。
113年の歴史あるクラシックホテル「奈良ホテル」に宿泊し、紫陽花の名所や、インスタで見付けた穴場映えスポットを巡ってきました!
⭐【花の御寺】長谷寺
長谷寺は、奈良を代表する巡礼と観光の名所「大和四寺」のひとつ。
『源氏物語』や『枕草子』などの古典にも登場する歴史あるお寺です。
ここに行こう!と友人が見せてくれたインスタには、階段一面の紫陽花!
これは行くしかない!
そして!
約200鉢の紫陽花、すごかった~!
色も種類、花びらの形も様々。
なんていう種類だろう?とちょっと調べても、「コンペイトウ」「万華鏡」「テマリテマリ」という和風な名前のものや、「エンジェルリング」「プリンセスリング」というファンタジーなもの、「マジカルレボリューション」「ディープパープル」「カメレオン」など、ユニークな名前がいっぱい!
結局、どれがどれかは分かりませんが、とにかくキレイ☆
左の花びらはまるでパセリ。
右のように、花の真ん中が小さなつぼみのようなものになっているのは、まだ咲き始めのものかと思っていたら、「ガクアジサイ」という種類でこういうものみたい。
中央に複数の小さな粒のような花が咲き、その周りをガクが発達した飾り花が囲んで咲くんだそうです。
長谷寺のご本尊、高さ約10m、日本最大の木造観音像は、撮影不可でしたが、本当に美しかったです。
ところで、この長谷寺の公式インスタがとってもキレイなんですが、実は1人の僧侶の方が撮影・編集をされてるとか!
フォロワー4.4万人、すごい!
仁王門をくぐると重要文化財だという「登廊(のぼりろう)があり、階段の総数は、上登廊、中登廊、下登廊と合わせて399段!
圧巻!
この丸い風雅な灯篭は、長谷型灯籠、というそうです。
山の上にある国宝、本堂は、清水寺の舞台のようにせり出した舞台(懸造・かけづくり)になっていました。
薄暗い中、鏡のようにピカピカの床に写る深緑「床みどり」が、とても涼しく感じました。
秋には「床もみじ」になるんだとか🍁
⭐花手水の先駆け「岡寺」
岡寺=お花、のイメージがあるほど、インスタでよく見掛けるのが岡寺の花手水(はなちょうず)。
今、全国に広がっている花手水の先駆けがここだったとか。
特にダリアが有名。
この時はダリアとあじさいの共演が見れました。
昨年、真夏に行った時はビー玉でした。
どっちもステキ☆
奈良の大和三大観音「あぢさゐ回廊」として、7月3日まで、長谷寺、岡寺、壺阪寺の3か所で開催されていました。
『奥之院紫陽花の川』と呼ばれるのは、奥の稲荷社へと続く境内、溝一面に並べられた紫陽花の川💙
き、きれい!
『紫陽花六地蔵』も紫陽花の衣装。
『華の池〜紫陽花Ver.〜』
岡寺の正式名は「龍蓋寺(りゅうがいじ)。
民衆を苦しめた悪龍を池に封じ込め、石で蓋をした、という伝説があり、日本最初の厄除け霊場だそうです。
岡寺の御利益はもちろん厄除け、そして良縁。
「龍玉願い珠」は、龍が持つ願いを叶える珠に、願い事を書いた紙を入れ、境内に吊り下げても持ち帰っても良いそう。
絵馬もハートでした💗
三重宝塔も美しく、青もみじもキレイで、また紅葉の時期に行きたいところですね。
⭐超穴場の映えスポット『室生山上公園 芸術の森』
インスタの影響は大きいな~。
ある日、見かけた投稿。
「ナニコレ!可愛い~!」
「奈良?室生山?宇陀市ってどこ!?」
そして行ってきたんです。
『室生山上公園 芸術の森』(宇陀市)。
イスラエルの世界的彫刻家、ダニ・カラヴァン氏の作品が公園の中に点在し、自然とアートが融合した屋外ミュージアムです。
まず見えて来た「螺旋の竹林」は、螺旋状の竹林の間をぐるぐる回りながら下に降りてトンネルをくぐるともう一つの出口に!
一番、可愛いスポットが、「螺旋の水路」(左)
これー!
見たかった渦巻き!
渦巻き状に水が流れる水路がくるぐるした先に一本の木🌳
私がインスタで見た可愛い写真のその人が、赤い傘を持っていたのが印象的だったので、赤いワンピースを着て行きました。
見えて来た茶色い塔は「太陽の塔」。
コールテン鋼でできた塔にはスリットが設けられ、時間や季節によって、塔の中に光の線を描き出し、日時計になっているそう。
遊歩道に入ると差し込む木漏れ日がスポットライトのように。
段々の棚田も。
ピラミッドの島は、カラヴァン氏の作品で繰り返し使われるフォルムだとか。
中に入ると、空や周囲の風景を切り取る額縁のように。
この室生山上公園 芸術の森からの帰り、ふと脇を見ると、畑の中に、やたらと人がいる。
「ん?ちょっと多くない!?」
横にいた友人も、「今、なんかめっちゃ人いましたよね?」と言う。
これはスルー出来ないよね!と、Uターン。
キャー!
これ、全てかかし、というか、人形でした~!
「農家の楽しい1日」をテーマに、ご高齢のご夫婦が休耕田の中に手作りされたそうです。
そう聞くと和みます。
夜、何も知らずに一人で運転してて、脇に見えたらちょっとびっくりかも。
お昼間で良かった~。
⭐奈良といえばそうめんでしょう!
以前から行きたかった池利のそうめん茶屋『千寿亭』。
三輪そうめんの老舗、池利の直営店で大人気!
普段、あまり並んでまで、というのはないんですが、今回、30~40分近く並び、暑い中、待った甲斐があり、おいしいそうめんがさらにおいしかった~!
竹筒に入った3色そうめん。
かぼちゃ、ほうれん草、人参、紫芋などの野菜やごまを使った色鮮やかなそうめん!
その後、友人から三輪そうめんの7色の「みわのにじ」をお土産に頂いたんです。
トマト、青紫蘇、紅芋、ブルーベリー、よもぎ、紅紫蘇、生姜の7つ。
これはもう手間がかかるけど、色が混ざらないよう、1束ごと茹でてキレイに盛り付けてやるぞ!と張り切って作りました!
池利の「千寿亭」で食べたのを思い出し、トマト、わかめ、青紫蘇&梅、錦糸卵、みょうが、ほぼカニ、きゅうりをトッピングしておいしく頂きました。
⭐夕焼け、そして夜の奈良さんぽ
今回の奈良旅行で、1日目は、夕焼けをバックに池に映る世界遺産、興福寺の五重塔(右)。
2日目は、明日香村『細川の棚田』(左)に行って来ました。
こちらも友人がインスタで見付けたスポット。
もう少し日没まで待った方がキレイなようだったけど、プロフェッショナルなカメラをセッティングしている男性に聞くと、まだ1時間~1時間半くらいかかるという。
「お先に失礼しま~す」
奈良ホテルから夜のお散歩へ。
美しくライトアップされた奈良国立博物館の仏像館(旧本館)は、明治28年開館、赤坂迎賓館を設計した宮廷建築家、片山東熊氏の設計。
「あ~、片山さん!」
赤坂迎賓館離宮の設計時も、国から求められて宮殿のようなものを作ったのに、結局、質素なものを好む明治天皇にはお住まい頂けなかった、という悲しい出来事があった、あのお方。
さらに、この奈良国立博物館(仏像館)も作ったものの、当時は「奈良の景観にはそぐわない」と不評だったといいます。
ですが、関東大震災でもびくともせずに、今なお残る風光明媚な佇まいが荘厳でした。
鹿さんとのショットが撮れました♪
楽しい奈良旅行でした。
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