真谷優の大学留学記64「学祭当日」
ついに学祭当日になった。前日まで練習はしていたから何とかなるはずだ。まぁ本番が来たからには全力でやってやろうではないか。まずは学長の長ったらしい話から始まった。こういう所は日本と変わんねぇんだな。 そんな長ったらしい話も終わりついに学祭が幕を開けた。
僕たちの出番はだいたい中間あたりだ。学祭の構成はステージと展示に分かれていて、ステージはブラスバンドによる演奏だったり、学生のパフォーマンスなどがある。展示の方は技術や美術の講義で作ったものなどが展示される。まぁ日本にいた時とそんなに変わらない感じだ。そんなこんなでステージの方は順調に進み、愈々僕たちの出番が近づいてきた。 最終確認も兼ねて舞台袖で、何曲か通して振りを確認した。さぁいよいよ僕たちの出番が来たようだ。
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