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常識を壊して、私の可能性を広げてくれたおすすめ本4選
突然ですが、私は本が好きです。
新卒で本屋さんに就職するくらいには本が好きです。
だって、たった1500円やそこそこで、びっくりするくらい私の世界を広げてくれるから。
自分の目の前の現実を作っているのが何かというと、それは自分の思考なわけです。
「世間は世知辛い」と思っていたらそんな現実ばかり目に入ってくるし、「お金持ちは悪い人だ」と思っていれば、自分がお金を稼ぐたびに罪悪感がつきまとうから貧乏から抜け出せない。「男は裏切るものだ」と思っていれば、実際にそういう状況に追い込まれる。
だから、目の前に嫌な現実があるのだとしたら、まず変えるべきは、自分の頭の中で当たり前に棲息してる「価値観」!!!!!
それが本当にめちゃくちゃ大切なことなわけです!!!
ということで、今回は、私の常識を壊して、可能性や選択肢を広げてくれた本についてお伝えしますね。
すべての教育は「洗脳」である~21世紀の脱・学校論~
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まずひとつ目はこの本。
ガツンと頭を殴られたような衝撃と共に、私の教育に対する価値観を変えてくれた。私はどれだけの「洗脳」を受けてきてしまったのか。それによって、どれだけ「我慢すること」を自ら選んできているのか。
どんなに不満があっても、どんなに理不尽な状況に置かれても、それを耐え忍ぶことを美徳とし、耐えしのいだ先にこそ「成功」が待っているかのような言説がまかり通っている。ほとんどマインドコントロールに近い不条理なこの呪いが、この国全体を覆っている。
その原因は何か? 「学校」なのである。
旧態依然とした学校教育の中で、日本人は洗脳されている。やりたいことを我慢し、自分にブレーキをかけ、自分の可能性に蓋をすることを推奨する恐ろしい洗脳が、白昼堂々なされているのが今の学校なのだ。
僕もふくめ、一般的な学校教育を受けた人たちは皆、「いざという時」のために学校に通わされ、役に立つのか立たないのかわからない勉強をさせられてきた。その間はもちろん、やりたいことを我慢し、やりたくないことも受け入れるしかなかった。
たとえば受験、就職、キャリアステップ。あるいは結婚、出産、子育て。
さらには定年退職、老後。学業だけではない。多種多様な「いざという時」に備えて今は我慢しなさい、というのが大人たちの理屈だ。
これは、「貯金」や「保険」とまったく同じ考え方だ。買いたいゲームがあり、欲しい天体望遠鏡があるのに、「将来のために」とお年玉を貯金させられる。今の欲望を我慢して、ありもしないリスクに備えて貯金させられる。あれとまったく同じ構造である。
ギクっ!!!!
ついつい「ゲーム買うくらいなら貯金した方が…」とかって思っちゃうよね。口では「子供の夢を全力で応援したい!」とか言ってても、いざ子供の夢がYoutuberと言われたら、機材買ってあげられる親ってどれくらいいるんだろう。
【子供の夢が自分の想定の範囲内だったら】全力で応援したい
というのがカッコ書きで含まれちゃってないだろうか?
いろんな言葉にグサグサと刺されつつも、ホリエモンの歯に衣着せぬ物言いが、なんだか気持ちよくて、ぐんぐん読み進めてしまう。
既存のレールに乗ることの無意味さには、とっくに気づいている。でも、自分でハンドルを握るには至っていない。自分は何がやりたいのか、何になら夢中になれるのかがわからない。そんな「自分探し」状態にある人たちを、僕は大勢見てきた。
(中略)
どうしてわざわざ自分にブレーキをかけるのか? 答えは簡単だ。「学校」でそう洗脳されたからである。学校は、あの手この手を使って、子どもたちの欲望にブレーキをかけさせる。そして、急ブレーキによって人生にエンストを起こさせるようなこの介入のことを、傲慢にも「指導」などと呼んでいるのだ。
洗脳から、私たち大人が醒めないといけないと、強く思わせてくれる本です。
次はこちら。
いい子に育てると犯罪者になります
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「え?!どういうこと?!』とタイトルに慄きながら読んだのだけど、これまた私の常識にメスを入れてくれた。
子供にイライラしてしまうという方は、自分が常識に縛られているからじゃない?自分がたくさんのことを我慢してきてるから、自由に生きてる子供に嫉妬してるんじゃない?
私たちは人に「迷惑をかけてはいけない」と思い込んでいないでしょうか。なぜなら、多くの人が親からこの言葉をかけられているからです。「人様に迷惑をかけてはいけない」と。「迷惑をかけてはいけない」という価値観は、見方を変えれば、「人の世話になることをしない」という考え方につながります。そうすると、悩みや苦しみを自分一人で抱え込むことになります。 実際のところ、日々の生活で私たちは人に「小さな迷惑をかけながら生きている」のです。誰にも迷惑をかけないで生きることは不可能です。むしろ「小さな迷惑」は人が誰かとつながるためには必要なのです。
では、「強い人間」になろうと考えることがなぜ危険なのかと言うと、「強い人間」になろうとすることは、「しんどいことがあっても、弱音を吐かない」「しっかりしないとダメ」「我慢しないといけない」といった価値観を持つことになるからです。こうした価値観は、もちろん必要ではありますが、見方を変えると、しんどいことがあっても元気に振る舞ったり一人で悩みを抱え込んだりして、ストレスをため込み、自らにプレッシャーをかける生き方になります。
もうこの辺りとか、まさに数年前の私…!!!
人に頼れない、ちゃんとした面しか見せられない、辛くても弱音を吐けない。そんな人間だったから、ボロボロになっても、暗黒期でも、気丈に振る舞ってますます孤独に辛くなっていったんです(強制終了させられたおかげで、今の私に生まれ変わるきっかけにもなったのだけど)
ということで、次におすすめしたいのは、この本。
夢と金
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これを読んだ時も衝撃だった…!!というか、「世の中って、こういうお金の仕組みだったんだーー!」と目から鱗。ネタバレになってしまうので引用は避けるから気になる人は本を読んでほしいのだけれど、飛行機のファーストクラスがなくてエコノミーだけだったらどうなるのか?の話なんて、なるほどの嵐で、これを読んで以来、飛行機に乗る時にはファーストクラスやビジネスクラスの人たちに感謝が湧いてくるくらい。
AIはクリエイティブをどう変えるかと言った話は、まさに私の仕事にドンズバだし、西野さんが与えてくれる問いは、私の脳をフル回転させてくれる。「なるほど!じゃあ、私はこの本で学んだことをどう活かそう?」「私もこの理論を使って何かしてみたい!」って。
最後に紹介したいのはこちら。
女子とお金のリアル
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やっぱり、私のお金の感覚や稼ぐということの価値観を大きく変えてくれたのは小田桐あさぎさん。小田桐あさぎさんが主宰する「魅力覚醒講座」は、それぞれの個性をどう光らせていくか(=魅力覚醒)について学んだり、実践していく講座なのだけど、その中に「お金」のチャプターがあって、初めてこのチャプターを受講した時は、あまりにびっくりして、目が見開いたままときが止まってしまった。「えええええええええええーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!私って奴隷だったの?!?!?!?!」って。
おもしろおかしく、だけど分かりやすく資本主義のことを教えてくるんだよね。
あさぎさんが1年で12億円稼ぎ、それを使い切って実体験で得た、これまでは講座でしか学ぶことができなかった「お金のリアル」が、去年書籍になって手軽に読むことができるようになったのがこの本。私が講座内で質問させてもらった内容で、これは絶対に収録してほしい!とリクエストしたものも、本には書かれています。
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元々私は、「働かざる者食うべからず」という両親の元で育って、忙しくしてないと「ゴロゴロするな」と小言が飛んでくるような環境だったから、とにかく何かしら働いていないといけないと思い込んでいたし、「楽に簡単に稼げる」なんていうのは詐欺や怪しいものだけに使われる常套手段だから近寄らない方がいいと教えられていたから、とにかくコツコツ頑張って働いて少額稼ぐ「身の丈」に合った暮らしが一番大切なんだと思ってた。(てか、今から考えると、ずっと働いてないといけないのに、大きな金額は稼いじゃダメってそれこそ無理ゲーでは?!)
まわりに自由に暮らしてる人なんていなかったし、社会のレールから外れたら恐ろしいことが起こると思ってた。でも、数年前の私は手帳にこう書いてたんです。「経済的にも精神的にも場所からも自由に生きたい」って。東京で子育て始めたばかりの新米ママで、家庭はドロドロで、息の詰まるような東京での暮らしの中、友達もいなくて、楽しかった写真の仕事も産後なかなか受けられなくなって、社会から断絶された孤独。娘がいてもできる在宅の仕事や融通の効くお仕事しか受けられなかったから、たまにいただけるお仕事すらも単価が安くて元夫に「趣味」だと揶揄される(私にとっては、社会と繋がっていると感じられるとても貴重な時間だった…!)
いろんなことが、どうすることもできなくて八方塞がりで…どうにかして、自由になりたいと渇望してたんです。
私も「お金の話=はしたない」「お金=よくわかんない怖いもの」というイメージを抱いていました。日本社会は”お金に向き合えない”ように作られています。お金持ちに稼ぐ方法を聞いてはいけないし、聞けないから知識も増えない。そもそもお金に向き合う風潮がない、向き合う必要性すら、誰も教えてくれない。学校でもお金の勉強なんてしないですよね。むしろ私たちは、「お金を大事と思わせない教育」をずっとされてきています。
「ああ、いまだに家族のために休むのは女性の役割なんだ」
「女性の人生って他人のためにあるんだ」
(中略)
男性の転勤に女性がついていくことや男性の単身赴任はよくあるけど、逆は超レア。ワンオペだって、男性と女性どちらが比率が多いかといえば、圧倒的に女性です。今も日本人女性は「自分以外の誰か」を優先することが当たり前なのです。
(中略)
女性は仕事を選ぶとき「結婚後や出産後も働けるかどうか」で考えることも多く、やりたいことがあったとしても、家庭との両立が難しければ最初からなかなか選択肢には入らない。けれど男性は、自分の仕事を選ぶ際に「家庭や育児とも両立できそうな仕事」なんて考える人はまずいません。
この本に書かれているのは、私たちは管理される側の教育をされてきているんだってこと。無意識の自己犠牲を強いられてきてるんだってこと。
だから、管理される側の生き方やルールしか知らないだけで、実は、自由に暮らすお金持ちには別のルールが存在しているんだってことを知ったんです。「えーーーー!レイヤーが違う世界があったなんて!!!」って、本当にびっくりした。それじゃここでいくらがんばったって、節約したって、どうにもならないんじゃん…!涙 って。
だから、あさぎさんの教えてくれたことに驚きながらも、ひとつひとつ実践して行ったんです。それは、時に怖いと思うこともあったけれど、新しいゲームにチャレンジしてるみたいで楽しかった!だって、ひとつひとつ行動するごとに、新しい世界が見れるんだもん。
今私は、旅に出たければ出るのが当たり前。仕事は楽しくてクライアントさんが喜んでくれるのも当たり前。こんな風になれたのは、小田桐あさぎさんのおかげだなあと思っています。
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