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サステナブル・ヘルスへの追求<#2019.04.13業界向けコラム記事>

(お久しぶりの投稿になりました・・・😅 ゆっくりキャッチアップしていきますので、よろしくお願いいたします。)
*本記事は、掲載当時のまま掲載しております

 各産業界で巻き起こるサステナビリティへの追求。サステナビリティの追求には、原料のみならず近年注目されているサステナブル消費やプラスチック問題も深く関わってきますが、この風潮はビューティーやヘルス業界にも着々と広がっています。最近食品・飲料・農業業界の今後を予見するようなニュースがありました。それは、国連機関によるサステナブル食品システムに関する枠組み条約が承認されたことです。食品・飲料・農業の各業界でサステナビリティを追求するために生じる企業への影響(コスト面や調達におけるトラブルなど)を減らすことが目的となっており、政府がそれを後押しするというのが特に欧米などで見られています。日本では、G20開催に向けて政府が推し進めるScoiety5.0 for SDGs(B20)でも、健康とウェルネスの充実というのを掲げていることから、国内のみならず世界に向けてリーダーとなる意思を示しているように思います。

 ここで見直すべきは、美容のみならずヘルス業界での取り組みです。グローバルで巻き起こるサステナビリティ産業化のみならず、テクノロジーやイノベーションとの関わりも重要になっていきます。パナソニックが中心となって展開する藤沢のサステナビリティタウンに展示されている「Future Co-Creation FINE COURTⅡ ~住めばおのずと美しくなれる家~」では、事前の遺伝子検査によって導き出された最適なメニューの提供や、スマート家庭菜園(植物工場)で自家栽培された食材を提供できることなど、テクノロジーを駆使した新しい食品システムも生まれています。オーガニックだけにとどまらない、新しい概念のナチュラルフードといえるのではないでしょうか。

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