ぶらいと!
みなさまこんにちは。
東京は一気に暑くなりましたね。
GWもあっという間に終わってしまいましたが、みなさんいかがお過ごしでしたでしょうか。
私は年々日光が苦手になっていまして、
昨日から日傘を差し始めました。
(小学生の時はこれでも毎日海に泳ぎに行ってたのですが。。)
みなさんも熱中症にはどうぞお気をつけください。
さて今日は今でも時々思い出す幼少期のある出来事についてお話ししたいと思います。
突然ですが、みなさんは自分に自信をくれた言葉ってありますか?
親や親戚、もしくは学校の先生など、
他の人から言われて嬉しかった言葉って大人になっても覚えていたりしますよね。
「優しいね」「賢いね」「こんなこともできるのね」
と、子どもの時は色んな言葉で大人が褒めてくれますよね。
でも私はその中で1番印象的だったのが、
母の友人の旦那さんから言われた
「Bright!(輝いている)」という言葉でした。
その人はアンドリューという名前のイギリス人でした。
奥さんと一緒に我が家へ遊びに来た時に、兄たちと遊んでいる私を見て、
「彼女の笑顔は素晴らしい。"bright"だよ!」と私の両親に伝えたそうです。
その後父は私を呼び、こんな会話をしました。
父「みゆき、アンドリューがね、お前の笑顔をbright!っていよるよ。」
私「ぶらいと。ってなんなん?」
父「そうやなぁ。キラキラしとるって意味やね。」
アンドリューは私と父の会話を聞きながら、ニコニコと微笑んでいました。
言葉の意味を聞いて急に照れ臭くなった私は
にこにこと微笑むアンドリューの目を見れず、
兄たちのところへ逃げて行ってしまいました。
それまで「面白いね!」「ひょうきんで明るいね〜」というような言葉しか言われてこなかったので、
初めて会う外国人の男性に笑顔を褒められたことに
少しびっくりしてしまったんだと思います。
なんてことのない幼少期の1場面ですが、大人になった今でも思い出す印象的な出来事でもありました。
大学生になってメイクやオシャレを始めると、
他の人と比べて自分の容姿に自信が無くなる時がたくさんありました。
メイク方法を調べていくうちに
InstagramやYouTubeのおすすめ欄には
「目の二重幅を広げる方法」「小鼻を小さく見せるメイク」など、更にコンプレックスを刺激されるような文言が出てきたり。
悩んでも仕方のないことにくよくよしている自分が情けなくなってしまい、落ち込んでいました。
そんな時に思い出したのが、アンドリューの言葉でした。
子どもの頃の私はまんまるに太っていて、顔のお肉で目がほとんど見えてないような状態でしたが、(笑)
全力で何かを楽しんでいる姿を「bright」と表現してくれる人もいたんだと、その時を思い出して少し自信がつきました。
あれからアンドリューはイギリスに帰ったみたいで、
小学生になってからは会えた記憶がありません。
もしかすると私のことも覚えていないかもしれません。
でもまた再会できることがあるならば、
自分のコンプレックスも含めて思い切り笑っている自分で、そして「bright」と言ってもらえるような自分でいたいなと思います。
今日はここまでです。
皆さんにも忘れられない経験はあるでしょうか。
(ありましたらぜひ教えてください。)
読んでいただきありがとうございました。
良い一日が過ごせますように。