ユダヤ系保育園の事
米国は、新学期。
夏休み中は、自分の時間をしっかり持ち、
一日のルーティンも確立出来た、と思った。
仕事に復帰しても、しばらくは
noteや、祈り/聖書の学び/ピアノ練習を
引き続き継続しよう、
と、意気込んでいた。
今週は、メインの先生が休みなので
朝の祈りから始まる
クラスの流れを覚え、
クラスをリードするのに必死だ。
午後も
2,3歳児担当のアシスタントが休みなので
私が、フル回転で頑張ってる。
サムネ写真は2,3歳児のクラス。
左端二人の男の子と、
後ろの真ん中のブロンドの男の子は、
髪の毛が長く
見えないけれど
三人共、後ろはポニーテール。
ユダヤ教では、
男の子は、3歳まで
髪を切らない。
聖書には、
果物の木は始めの3年は
取って食べてはいけない、
とあり、
人も木に喩えられ
3歳まで、
髪を切らない習慣が
あるらしい。
男の子が3歳になると、
散髪式に多くの人が集まり、
皆が、少しずつ、3歳児の髪を切る。
そして
3歳から、ヘブライ語を学び始める。
ヘブライ語のアルファベットの形のクッキーに
蜂蜜を付けて、食べさせながら
始めの文字を学ばせる。
学ぶ事は、
蜂蜜の様に、甘美な事、と
印象付ける為。
新学期早々、先生達が、
休みを取り、
これから、多くの先生が
突然、休みを取ることにも
慣れてきた。
ユダヤ人は子沢山で
家族をとても大切にする。
だから、
家族の結婚式や、
成人式には、
必ず出席する。
それも、ここセントルイスから
遠く離れた
イスラエルや
ニューヨークへ
家族全員で出席する。
ユダヤ教の学校なので
そういう理由で
学校を休む事には
とても寛容だ。
コミュニティのボランティアや
臨時保母として登録している人が
率先して、代理を務める。
持ちつ持たれつの思想が
ここでも発揮される。
あの先生は、よく休む、
等という様な、噂話も聞かない。
御祝ごとに参加する、という事は
それ自体が、善行なのだ。
こうやって、ユダヤ人は、
文化や人種を守って来たのだろう。
ユダヤ教の成人式は
男の子は、13歳で
女の子は、12歳。
日本でも昔は、
元服という習慣が
同じ様な年齢で行われていたのだから
若すぎる、とはいえない。
この年になると
断食を含む、聖書のオキテを
全て遵守する事が、
義務付けられる。
成人式のお祝いは
結婚式と同じくらいに
盛大だ。
こちらは、木曜の夜。
明日、金曜日は
保育園と、
安息日の支度で、忙しくなる。
そして、
子供達から、風邪を頂いてしまったようで
気分がイマイチ。
だから、今日はここまでにします。
毎日は無理でも
最低、週イチ位で
投稿できるように、頑張ります!
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