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今日は、父の祥月命日


父が亡くなって33年が経った。

とても早かったような気がするが、

とはいえ33年だ。


子供にたとえれば、33歳になったわけで、、。


父の思いでは、沢山あり過ぎて

なにから話して良いのやら…。


そうね~彼は、子供の私から見ても
とても
お洒落な人だった。


写真は、数日前に捜し物をしていた時

缶の中にしまい込まれて、

忘れていた父の愛用品のカフスとネクタイピン。


この話を書くのに写真をどうしようかな?

と思っていたときに、

そうだ、あったあったと引っ張り出してきた。

これも父がなにか引き寄せてくれたのかな?


お洒落も徹底していて、

ネクタイは100本ぐらい持っていたと思う。

実は、百貨店に勤めていたので目が肥えていた。


スーツは、日本橋・銀座辺りでオーダーメイド。
ワイシャツも然り!

その数もかなり…

ワイシャツを着たときに、

左手に腕時計をするから

右の袖より少し長めとか、(逆だったかも?)

はたまた、首回りが細いからどーだとか、

シャツの襟の形がどーだとか

そういう話を以前にも書いた

ミンコの食卓でよく聞かされた。


ネクタイは、年齢に関係なく

ピンク、ブルー、グリーン、ブラウン、イエロー

などなどそれらをベースにした

いろいろな柄物を選んでいた。

時には派手なストライプも。

ラインの細いの太いの花柄や細かい模様など。


スラックスも左右の脚の長さが違うから
(私が後に知ったことではあるが、人は骨盤が多少ゆがむとそれだけで脚の長さが変わる)

仮縫いで調整。

とにかくスーツもワイシャツもオーダーメイド
だから仮縫いでの調整も半端ない。


一体全体、どれだけお金を

つぎ込んだことだろうか?!

所謂、着道楽だったのだ!!


しかしながら、まだ小さかった頃から

私の中にはお父さんは、『お洒落』

という言葉がずーと植え付けられていて、

亡くなった今でもそれは生き生きとしている。


たまたま、見つけたカフスとネクタイピンだったが

今日の日に相応しい思い出話となった!




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