憎む愛する

春分点

18:37

祈る



昨日から

ずっと

自分の心の声を

聞いていた。


苦しみや

悲しみ

恐れや

不安

喜びや

感動

楽しさ

憂い


最後に出てきたのは

憎しみだった。


愛する存在への

憎しみは


深くに

押し留められていた。


愛することが


いつしか

愛するべきに

変わっていた。


大事な人を

愛する


親は子を

愛する


人は神を

愛する


いつしか

そうしなければ

ならぬのだという

呪縛となり


憎む自分を

認められず


愛する存在を

憎む自分を

否定し

自分を憎んでいた。


愛する存在を

憎むことを

自分に許した時


静かな愛が広がる。


なんの制限もなく

ただ

あるのが

愛。


憎むことを

許したら


自然と

深く愛せたの。


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