本日スタート二階の食サポの4つの良い事
先日、「二階の食サポ」始めます!
のお知らせをしたら
色々な方からメッセージやコメントを頂いて
この事業の必要性をさらに確信した。
この事業は4つの良い事があって
1つ目はもちろん保護者の良い事。
家事は夫婦で分担するもの、という考え方が広まっているけど
共働き世帯の増加に伴った価値観の変革があるものの
保育園児を持つ働く保護者にとって
夕飯の支度はまだまだ頭が痛い課題。
また、シングルマザーなどのご家庭でも食の問題は深刻。
子どもには安心安全な食事を用意したいと思う保護者のために
いままでも二階の食堂デリカフェではなるべく添加物を使わず
手作りにこだわった食事の提供を提案してきた。
保育園のお迎え後、そういった食事を買いにお店へわざわざ足を運ぶのではなく
保育園へお迎えの時に同時にピックアップできるよう
お惣菜やお弁当などを保育園へ配達する仕組みは
どれだけの保護者の方が助かるだろう。
2つ目は保育園の良い事。
今回の事業は、もちろん公立保育園ではなく
私立保育園での話なんだけど
墨田区の保育園、実は定員割れ(園児の数が定位数に満たない)しているところもチラホラ。
もちろん待機児童の数も減ってはいるものの
まだまだいるのよね。
それはやっぱり空いている保育園が
自分の住んでいる場所、あるいは勤務先からは
ちょっと遠かったりするからなんだろうけど
まあ、そういう状況の中
私立保育園としても園児を確保する条件として
その保育園に魅力があるかないか、など
保護者に選ばれる選択肢の一つとして
「食サポ」が利用できるかどうか
重要なポイントになるのかなと。
まだ実験段階なので何とも言えないけど
「食」の課題はかなり影響あるのかな。
3つ目は飲食店の良い事。
コロナ以降、飲食業界の様子は様変わりした。
外食禁止、自粛と言われた期間が過ぎ
給付金など国の対策にお世話になったはいいが
消費者にとっての
「いらっしゃいませ」と店の中で
手をこまねいているだけではやっていけない時代。
ECサイトや、テイクアウトなど
店舗内での売上以外のものも
商品として作っていかなければ。
そんな中、こうした保育園へ配達する事業。
ささやかだけど外に売上を作れる
喜ばれる事業なんじゃないかな。
4つ目は、もちろんもちろん
子どもにとって良い事。
食事を用意するために
買い物、準備、後片付け
この3つが省けるとしたら
保護者の気持ちも少しは和らぐはず。
やってあげたい気持ちはあるけれど
今日は勘弁!
今週はごめん!
って時があるはず。
子どもとの時間を大事にしたい人こそ
その辺は折り合いを付けながら
うまくやっていけるはず。
子どもにとって親の心の安定は
すごく影響するんだよね、実際。
うちは28歳の娘に言われた。
「あなたは家にいる時ずっと不機嫌だったよね。」
まあ、子育てだけじゃなくて
義父の介護や、夫の不祥事(!)など
悩み事は盛りだくさんだったからね。
でも悪かったと反省している。
そんな時でも、食事を作ることで
チャラにしてもらえるんじゃないかって
必死だったかもしれない。
そんな必死な顔が
「不機嫌」にみえたのだろう。
もうやり直すことは出来ないけど
同じように「必死」に頑張っている保護者のために
二階の食サポは伴走します。
食事を配達するだけじゃなく
様々な食に関する情報の発信や
保護者の方のご要望にお応えすべく
メニューなども提案していきます。
本日スタートの二階の食サポ。
助かる方がいればいいなぁ。