〇〇は目指さない
みゆき@大人の勉強法です。
時々、資格試験を満点で合格しようと勉強している人がいるのですが、
そういう人を見ていると、どこの職場にもいる「完璧主義で大事な決断ができない、困った上司」を見てるように感じてしまいます。
働きながら資格を取る、試験に合格するというのはある程度時間が限られてますから、満点で合格するのは運が味方してくれないとなかなか出来ないことだと思います。
実は私も以前、簿記2級の試験を受けるときに、商業簿記は満点を取りたい!と思って工業簿記まで手が回らなくなって、見事に落ちたことがあります。(実話)
このように、合格するのが目的の資格試験の場合、合格基準点を超えるための勉強を優先するべきで、出題範囲を限られた時間の中で一定レベルまでもっていくことが重要です。
満点を取る、ということに気を取られて勉強するのは時間の無駄になってしまうと思います。
たとえて、宅建の試験でいえば、民法の勉強に時間をかけすぎて、宅建業法で点を落とす、といった残念なことになります。
正しい目標設定とそれに向かった正しい努力を積み上げていくことが、合格への最短コースです。
間違った方向に間違ったやり方で努力をしても結果にはつながりません。
最後までお読みいただきありがとうございます。