病は『氣』から

西暦2022年5月17日(火)
旧暦卯月十七日
立夏
竹笋生(たけのこしょうず)

季節性の花粉症のお薬が終了する方が増えてきました。

それと入れ替わるように、この時期に出てくる症状が、

頭痛、耳鳴り、めまいです。

いずれも首から上の症状で、頭がぼーっとする方も少なくありません。

気圧の変化だったり、
湿度が一気に高くなったりの外気の変化に身体がついていかない方が多く見受けられます。

先日、お話を聞かせていただいた、ご年配の患者さま。
ある一つ目標を持って勉強を始めてから、
些細なことが気にならなくなり、なぜか体重も減って、気持ちにも余裕が出来るようになった、
と、おっしゃっていました。

首から上の症状は、知らないうちの緊張感からくることも多く、
こういった、何かに打ち込むということで、気にならなくなることもあるようです。

症状が辛い時は、然るべき検査を受けて、お薬による治療が必要な時ももちろんありますが、
お薬で治療しながら、自分自身の中から湧き上がってくるような方法で、『氣』を整えることも必要です。

必要な時に必要なものが届くのも自分次第ということを忘れずに、
患者さまそれぞれに合った方法を見つけるお手伝いを出来ればと思っています。

わたし自身は、先日、ちょっと贅沢なデコルテケア製品を購入して、
毎朝そのクリームで首周りと手のケアする事で、気分が良くなって、出勤しています。

仕事であっても、ホッと出来る空間を自分自身で作り上げることも必要と感じています。