マクロビとSDGs
西暦2022年6月10日(金)
旧暦皐月十ニ日
芒種
蟷螂生(かまきりしょうず )
時の記念日
一粒万倍日
天赦日
SDGs の目標の中に、
健康で安全な環境で暮らすための道筋が示されています。
その道筋を『食』の切り口から考えると、
近年の様々な食をめぐる動き、
例えば最近の流行りとなっている『プラントベース』* など、
マクロビオティックに通じるものがあります。
私が基本的な生活に対する考え方として実践している
『マクロビオティク』は、
お料理そのものを指す言葉というよりも、食に対する考え方や生活そのものに対する考え方も含まれています。
マクロビオティックの基本である『二大原則』
『一物全体』
『身土不二』
はSDGsの考えそのもの。
『一物全体」(いちぶつぜんたい)
ひとつのものを丸ごと食べることが、栄養バランスもとれるという考え方。
野菜の皮や種・根もできるだけ食べる。
食材を無駄にしないで皮までまるごと頂く。
丸ごと野菜をいただくことで、フードロスへの目標に到達することができます。
『身土不二 』(しんどふじ)
その季節に地元でとれる食材を中心に大切に食べることで、
その土地の風土に適応して、健康に過ごしていけるという考え方。
輸送に関わるエネルギーの削減につながります。
多くの自治体で学校給食で使う食材を地域で収穫されたものにしようという試みがされています。
そしてもう一つのマクロビオティックの基本
『陰陽調和』(いんようちょうわ)
食材や調理法の陰陽や食べ方のバランスを取ること。
季節やその時の体調によって、
バランス(調和)をとる食材や調理法、考え方で体を整えることで、
自然と調和を取ることができます。
食から考えるSDGs。
実践のためのマクロビ生活を楽しみたいと思います。
*プラントベース
肉類や魚貝類・乳製品・卵などの動物性食材は摂取せず、
全粒穀物・野菜・種子類・豆類・果物・海藻などの植物性食材が中心の食べ方。
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