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サイトワードの落とし穴!?サイトワードについて解説&日本人向け活用法

サイトワードって聞いたことありますか?
フォニックスの方が言葉としては有名すぎて、「初めて聞きました」っていう方も多いと思います。

でも!サイトワードも読み書きを育てる上で、なくてはならない大事な要素&ステップです。

今回は、サイトワードについて一緒にお勉強してみましょう♪
記事の最後で、サイトワードのリスト一覧をプレゼントしますよ☆


サイトワードとは?

「サイトワード」(Sight words)とは、英語学習で「一目で読める単語」として重要視される単語リストなのです。

英語圏の子供たちは、幼稚園や小学校でサイトワードを暗記することで、読解力の基盤を築きます。

日常会話や文章で頻繁に登場する単語なため、読めるようになると学習効果も高くなります。

フォニックスのように文字の音を繋げて読む方法とは異なり、暗記が中心の学習方法です。

超!頻出単語を集めたもので、丸覚えしてパッと見ただけで読めて意味が分かる言葉を指します。

日本語でいう漢字の読みに近いのかな~と個人的に思っています😉

英語圏の幼稚園や小学校では、フォニックスで英語の音のルールを学びつつ、サイトワードも並行して勉強していきます。

サイトワードの種類

サイトワードのリストには、主に2種類あります。

  1. ドルチ・ワード・リスト

1940年代にエドワード・W・ドルチ博士が選びました。
博士は、アメリカの初等教育でよく使われる教科書を分析し、最も頻繁に登場する単語220語を選びました。

2.フライ・ワード・リスト

1950年代にエドワード・B・フライ博士が選びました。
博士は、ドルチ・ワード・リストに加え、児童文学や新聞など、様々な教材を分析し、最も頻繁に登場する単語1000語を選びました。

近年では、他にも様々なサイトワードのリストが作成されていますが、ドルチ・ワード・リストとフライ・ワード・リストが最も広く使われています。

イギリスでよく使われている高頻度単語リストには、Rainbow wordsというのがあるようです。

サイトワードを覚えるメリット

サイトワードは、英語学習で「一目で読める単語」として重要視される単語リストです。

ということは・・・

読解速度の向上を期待することができますよね。

サイトワードを素早く認識することで、文章全体をスムーズに読めるようになるのです。

また、サイトワードは基本的な単語ばかりなので、基礎的な語彙力向上の土台となります。

日本人は、第二言語として学ぶからこそ、この基礎的な語彙力こそ、早いうちからしっかりとつけておきたいですよね。

さらには! サイトワードを覚えられると、こどもの英語学習への自信がつき、モチベーションもアップします。 メリットしかありません。

サイトワードの覚え方・学習方法

サイトワードを書いたカード・フラッシュカード・ポスターなどを作って、繰り返し見て言う練習をすることで覚えていきます。

はっきり言って地味で基礎的な勉強法ですが、ゲーム感覚でできるように工夫してコツコツと積み重ねつつ基礎力を築いていきましょう!

詰め込み式ではなく、無理のないペースで少しずつ取り組むのも大切です。

サイトワードの注意点・落とし穴

サイトワードのリストはレベル分けがされています。

  • Pre-Primer(就学準備)

  • Primer (幼稚園)

  • 1st Grade(1年生)

  • 2nd Grade(2年生)

  • 3rd Grade(3年生)

実際にサイトワードのリストを見てもらうとわかるのですが、幼稚園レベルのサイトワードから過去形が含まれています。

週一で英語教室組は、ちょっと「おやおや…」と感じるかもしれません。

おうち英語や英語育児組であれば、過去形も小さいうちから使うのは自然な流れなので自然にサイトワードも取り入れていただければ問題ないと思います。

週一英語組で、その単語と出会ったこともないのに、サイトワードで覚えさせるのはちょっと危険だな~と感じました。

要は、英語学習のレベル・速度によって導入するタイミングを考えないといけないので、注意が必要ということです!!

英語圏向けの教材を日本人に使用するときにいつもぶつかる難しいポイントですよね。

週一英語組は、小学校3年生くらいからPre-Primerレベルのサイトワードを導入しても全然問題ないくらいだと思っています。

サイトワードの日本人向け活用法!

ここまでは一般的なサイトワードについての知識をまとめたのですが、

私個人的に、全学校レベルでやったらいいのにな~と思うサイトワードリストの使い方にも言及しておきたいと思います。

中学校に上がるまでに、このサイトワードリストをスラスラ読める書けるようにしておけば、かなり英語が得意な子が増えると思いませんか?

5年生にもなると今までライティングが遅めだった子も、かなり書ける年齢になってきます。

遅くてもそのタイミングで、2年間かけてばっちり書ける練習を取り入れてほしいものだと思っています。

英語教室+1の取り組みに、取り入れやすそうであれば、是非取り入れてみてくださいね♪(下の記事も読んでね♪)

ではでは、最後に私の作った「サイトワードリスト」のPDFを落としていきます!

  • Pre-Primer(就学準備)

  • Primer (幼稚園)

この2つのレベルのものを緑のボタンから無料で今すぐダウンロードしていただけます♪
今回は、ダウンロード期限はつけませんのでいつでもご自由にお使いください。

今後、残りのレベルのサイトワードリストや、サイトワードを使ったアクティビティワークシートやゲーム案などもシェアしてくつもりです♪


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