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I Love You〜2024秋の祭典/冬の祭典

2024年も恒例の大阪城ホールでツアーファイナルを迎え。号泣でファイナル公演の幕を閉じ。41年ぶりの出場となったNHK紅白歌合戦に浮かれて。白組優勝きゃほ〜♡とアタマに孔雀乗せた状態で新年を迎えた2025年。うかうかしてたら、あー!もう賢さんのお誕生日がやってくるー!ということで遅ればせながら2024年秋・冬ツアーの振り返りです。

まずは今回参加した中での会場に纏わるトピックス。いつもの国際フォーラムに代わり(ホールA修繕工事に伴い)初の東京ガーデンシアター@有明がお見えしたこと。キャパ5000→8000になってもチケットはsold out。おそるべし。
あとは慣れ親しんだ神奈川県民ホールが25年3月末で休館。これにより地元カナケン!ヨコケン!が…THE ALFEEとしてはこのホールでのラスト公演となりました。

カナケンは四半世紀近く通いつめた馴染み深い会場で。私は上京組なので大人になってからではあるものの、地元ヨコハマ。THE ALFEE以外でもたくさんの思い出がつまった場所です。

ツアーが中止になった時期に
早くツアトラが走れるようにと祈った場所であり
初・アクステでうかれたのもここ

カナケンはメンバーが上手にハケる会場なので、ステージを最後に降りることになる桜井さんが、いつも茶目っけたっぷりに何かしらを “やらかして” くれるのも楽しみでした。
ホールが取り壊されてしまうのは残念ですが、建て替えが決まっているようなので戻ってくる日を待ちましょう。

さて。
新曲「ロマンスが舞い降りてきた夜」で締めくくっていた春ツアーの流れをくむように、新曲「KO.DA.MA」でスタートした秋・冬ツアー。私の中でのこのツアーの象徴は「I Love You」でした。
え…それなの?もっと…あれもこれもあるじゃん。いや〜そうですよねー。そう思います私も。

「I Love You」
歌詞を引用しますと。

目線の高さで回りを見渡せば
置き去りにされた夢の破片に出逢う

見えないものばかりを僕は無理矢理に知ろうと
背伸びをしては足元の小石に躓いてた
そして届くことの出来ない星ばかり見つめ
目の前の君に少しも気づいていなかった

I Love You/作詞・作曲:高見沢俊彦(以下、同)

ため息の中で弱い自分を知る
挫折という名の宿命の狭間で

見えるものばかりを僕はいつも信じすぎて
心の裏側の大切なもの見過ごしてた

I Love You

ある時、そのまんま私か…とライブ中に動けなくなってしまったことがありました。あのノリノリの会場の中。ひとり棒立ち。
…ライブって突然 “来る” ことありませんか?それまで何気なく聞いていた歌詞が。何度も聞いていたはずなのに。突然意識にのぼる。

少しだけ振り向き 自分を探して
今何処にいるのか 見つけてみよう

本当の自分を見つけ出すそのためには
狭い視野を広げ現在地を確かめよう
僕を傷つけた...かつての理想は蜃気楼
ゆるぎない信頼それが明日への自信になる

I Love You

唐突に響きまくりまして。
あぁそういうことか。私は何をしていたんだ。こんなとこで立ち止まってもやもやしてても何にもならないし、そもそも私がもやっているのもフォーカスがズレてるからじゃないのか!と。

加えて高見沢さんは当時こんなことも教えてくれました。
道に迷った時、地図や案内板でまず現在地がどこなのかを確認するでしょ。目的地に対し、今の自分がどこにいるのかがわかって初めて歩き出せる。そして自分の向かいたい先がどこにあるのかを常に知っておくことが大切だ、と。

それから少し時間が経って…2010年の高見沢さんのお言葉がこちら。

まずはどこへ行くかを決める。次にそこに行くにはどう辿りつけるのか?を考えるとき、現在位置を把握することはすごく重要。

以来、私にとっては内省と自戒の歌になっているのです。と共に、家族や友人、仲間やチームメンバーへの感謝を再確認する歌でもあり。これを節目の年に聞けたのが、実にうれしいことでした。

また、心の裏側にある大切なものに気づこう、自分だけの星を掴もうというメッセージは、とても風の時代的でもあるのかなと。決められた枠組みに無理やり自分を閉じ込めなくてもいい。他人の評価や意見ばかりを気にする窮屈さを手放してみたら、自分が本当は何をしたいのか、心の底で何を望んでいるのか、魂の声が聞けるかもしれない。自分が自分を。また自分が誰かを無理に縛りつけてはいないか。そろそろ土の時代の呪縛から解き放たれようぜ…とこれは私の勝手な解釈ですが(笑)

以下、秋ツアーセトリです。曲が入れ替わった部分は or 表記に。その中で個人的に一度も遭遇できなかった曲をカッコにしてあります。同じタイトルが上にも下にもあるのは、演奏された位置(曲順)の違いによるものです。
聞けなかった曲目たくさんあるな…なんて欲をかきつつも。"50周年" のバンドのストーリーが走馬灯のように見て取れた秋のセトリでした。

Pride…くぅー聞きたかった

それにしても「ごあいさつのうた」を生で聞ける日が来るとは思ってもみませんでしたね〜♪

そして。やってきました!武道館!
冬の祭典 WINTER CARNIVAL〜♪
これまた。こんなん泣くだろ…という至極のセトリです。

戻ってきた「ロマンス〜」楽しかったな〜♪
戻ってきたといえば、秋の「天河の舟」の位置に「時の方舟」が帰ってきたのにもグッときました。
更にはNHK『SONGS』にて、司会の大泉洋さんからリクエストを受けた流れかと思われる「Brave Love」

未来はけして君を裏切らない

Brave Love/作詞・作曲:高見沢俊彦

このメッセージをお守りのようにして生きていた時代がありまして…いやはや。この曲が聞けたのは洋ちゃんのおかげですかね。ありがとう洋ちゃん!
彼のお気に入りはエンディングの「Get Up & Go !! La La La Galaxy Express 999」部分だそうですが。NHKプラスもYouTube上にあった動画も配信期間終了でもう見られなくなってしまいましたが、かろうじてX上の動画↓はまだ見られます♪

アンコールでのサプライズはBEAT BOYSの登場。
ついに来た〜!!
結成50周年の2023年からずっと待ってました!どこかでやってくれるんじゃないかと。でもなかなか出てきてくれず…この日のアンコールもまたさきトリオでの登場だったので、今回はやらないのかなと思っていた矢先。
も〜バッチリ振り、入ってるじゃないですか♡
みんなで踊れてうれしかったな〜。

そして何といっても。
24日「恋の炎」終わりのトライアングルです。
一体いつぶりなの?(15年ぶりだったとか)
いつの頃からか影をひそめ、先日ラジオで話題になった際には、今はもう難しいんじゃないかな、みたいなことをおっしゃってましたよね。
これがまた見られるとは!
この日は北東スタンドにいた私。
肩に手をかけて→え?まさか…乗るの?→あ。乗った!完全に乗った!きゃー♡幸ちゃんのひざを抱えて支える2人→右腕を掲げ…きゃぁああああ〜♡→え。あ…左手も離した!うおーーー!!→幸ちゃんバンザイ!すごいぃぃぃ!→そして軽くジャンプして飛び降りる。着地がフラついちゃったのはご愛嬌。
背中側からその一部始終をこの目に焼き付けました!
70歳にしてこのバランス!素晴らしき身体能力。
お二方はどっしりがっちり。抜群の安定感でした。

声を枯らさんばかりの大はしゃぎと涙のすえ。2024年のクリスマスはチキンはチキンでも…中華の手羽先でした。これめっちゃおいしかった〜♪

さてそんな興奮しきりの武道館2Daysから場所を移し、ファイナル大阪城ホール。ホール縦使い、隅々までびっちり埋まったアリーナに(中央花道あり)スタンドをぐるり取り巻く立ち見席。実は城ホのチケットにこんなに手こずったのも初めてのことで。最後の一般で何とか首の皮が繋がった私たちです。ヨカッタ…

チャンピオンで高見沢さんと坂崎さんが闘う!なんてシーンもありながら(幸ちゃんは近ごろ動画見ながらシャドウボクシングに励んでいるという発言をそこここでしていましたが、その言葉通りめっちゃサマになってました〜)

アウトロの余韻にひたった大ラス「TIME AND TIDE」では。あぁこれで50周年イヤーが終わっていくのか…なんて感慨にふけっていたのですが(まだ紅白あるけども)

新しい日々がある 君がいるから
I need your love 月は欠け 潮は満ちる
別れも出逢いもすべてはTIME AND TIDE

TIME AND TIDE/作詞・作曲:高見沢俊彦

これに本編ラストの「はじまりの詩」

今日から明日へ その先の未来へ
君だけに今 届くように

はじまりの詩/作詞・作曲:高見沢俊彦

が脳裏で重なって。

この1年、本当におつかれさまでした(まだ紅白あるけども)
胸いっぱいの愛をありがとうございました(まだ紅白あるけども〜)…と涙がトメドナク…
その紅白ではオープニングから注目を集めてトレンド入り。そしてサイコーにカッコいい星ディスをお茶の間に見せつけてくれました。

明けて2025年。春ツアーのチケット予約も始まり。1月20日には桜井賢さんが古稀に!3人合わせて210歳ですよ。Come On!ALFEE!! も始まりますね。楽しみ〜♪

あかん…また泣いてしまう…

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