圧倒的な技術と情熱!絵守未來さんのPOPUPTOUR東京の衝撃
壁を私に少しだけ下さい!!!(N回目の魂の叫び)
写真を撮る度そう叫ばずにいられない深雪えるです。
仕事にプライベートにとにかく慌ただしい日々を送っていたら気がついたら相当noteの間が空いてしまいました。
書きたいことは山程あるのに…とぐんにゃりしてます。
でもどんなに忙しくても家に帰ればなつめえり先生をはじめ、てぃんくる先生やみきさい先生、すいみゃ先生といった神絵師の方々の素敵な作品に日々癒やされてます。
生きがいです。
さてさて、神絵師の方々の複製原画や版画をご自宅にお持ちで凄いの届いたよ!見て!って投稿した方、もしくは写真OKイベントでよっしゃ撮るぞ!って皆様
こんな経験ありませんか?
反射で映り込みが入ってしまう!くそう!!
そうなんです。写真撮影をすると避けられない課題。
映り込み。
感激した作品をカメラに撮りたい!あーでも反射が!ああしてこうして…みたいな思いをした人、いると思います。
良い作品は殆どが額装に入った状態で展示されたり届いたりします。
作品の保護のため当然の事ではありますが、間にアクリル板が入るためどうしても反射が入ります。
普通に鑑賞する分には気になる事は少ないですが、せっかくならこの素晴らしさを布教したいですよね。
あるいは常に純度100%の解像度で作品を鑑賞したい。そんな方もいるかもしれません。
少なくとも私がそうです。
版画作品ともなるとここ好き!って所をカメラ越しに伝えきれない…みたいな事も数しれず。
まぁそこは割り切るしかないですよね…。
絵守未來「反射しない凄いの、うちならできます!」
またです。また絵守未來さんがやってくれました。
究極のタペストリーで今までの常識を覆した絵守未來ことX-ARTさんが凄い技術をイラスト界隈にひっさげてきました。
究極のタペストリーについては以前衝撃を受けて勢いで記事にしたので暇があればこちらを読んでいただければと。
X-ARTと書くか絵守未來と書くかでちょっと悩みましたが、親近感的な意味合いも込めて以下絵守未來と呼称させていただきます。
※以下、ちょくちょく狂ってるだのおかしいだの悪口っぽい表現が出てくるかもしれませんが全て前向きな意味での言葉ととらえていただきたく。
いやだって絵守未來のすごいとこを表すにあたって大体この言葉のほうがしっくり来るんよ。
絵守未來がどんだけフットワークが狂ってるか非常にわかりやすいエピソードがこちら。
この人たちはあんなこといいな♪できたらいいな♪な事を
「せや!こうすりゃいいんか!やったろ!」ですぐに実現してきます。
構想から実現までのフットワークの軽さがどうかしてるぜ!
このポストを見た時はやっぱすげぇなぁと思いつつもなかなか遠出のできない引きこもりタイプなので、
いつか見れたらいいなぁ位に思って忘れかけてたくらいのタイミングで東京で出展しますよ!という告知
こんなもん拝みに行くしかねぇだろ!
という事で先日POPUP東京にお邪魔させていただきました!
例のごとくいくらでも写真撮って良いよ!っていう懐の広さ。
目についたのはにもし先生とすいみゃ先生の素敵なイラスト。
という事でまずにもし先生の作品をパシャリ
素晴らしい発色でジークレー複製原画化。
もうこれだけでも実際十分満足なのですが、通常のアクリルなのでやっぱり反射が…
素敵な作品なのに上手く撮れない!悔しい!!
どうやっても反射します。これがいつもの現象。
これじゃいくら凄いと言ってもめっちゃ上手いこと写真に撮ってようやくギリギリ写りにくいくらいなんだろうなーと思いながら本命のモスアイアクリル版の複製原画をパシャリ
…ん?あれ?間違って公式の商品広告かなんかをダウンロードした画像か?
そう思われても不思議ではありません
ところがどっこい、
正真正銘先程の作品と同じスマホカメラ同じ時間帯で撮影したものです!
すごくないですかこれ!実は間にアクリル版なんて入ってないんですよーの方がよっぽど信憑性が高く感じるレベルです。
いやいやさっきも書いてた通り実は上手い角度で撮影しただけでしょ?
そう思うかもしれません。
実際自分も別角度から見たら流石に映るだろうと思って何枚か撮りました。
なんということでしょう。どうやっても映り込みません。むしろ映り込みたくても不可能なレベルです。
調べるとわかるのですが、モスアイ加工ってめちゃくちゃ凄い技術な代わりに繊細でしかもかなりコ
ストの高い代物です。
業者さんからえ?これをイラスト額装に?マジ?というリアクションを受けるのも頷けます。
大丈夫です業者さん。あなたの抱く疑問が本来正しいです多分。
絵守未來のイラスト界隈に込めた情熱と発想がそれを平然と乗り越えようとぶっ飛んでるだけです。
んでちらっと価格が入ってますがこれを踏まえるとちょっとおかしいなぁと。
もちろん高いは高いのですが多分これ相当我々に寄り添ったギリギリのラインを攻めてます。
いくら凄い技術が詰め込まれても、あまりに非現実的な価格になると、
「凄いやろ!どや!」と言われても
はえーすごいなーで終わりです。
すごいけど一般人には手の届かない世界。みたいな。
絵守未來さんはそれで終わらせず、ファンの手の届くラインでそれを提供する。
これめちゃくちゃ凄い事です。
以前タペストリーで触れたのですが、加工すればとりあえずできただけ世に出せるというわけでなく、どんなものでも制作過程でロスは出ます。
ましてや絵守未來さんは良い物を作るという点でこだわりが段違いなので普通のとこならまーこれならいいか!くらいのとこだろうとここでは妥協しません。
その上でこの価格設定なのを考えるとうん、やっぱり狂ってんなここどうかしてるぜ全く(歓喜)ってなっちゃいました。
モスアイアクリル加工の額装イラストは神絵と自分たちの壁を取り払ってくれるまさしく革新的な存在でした。
・まだまだ凄いぞ絵守未來!
実はすごかったのはモスアイアクリルだけじゃないんです。
こことんでもないものを更に出してきます。
同会場で展示販売されてたこちら。
これ何に刷られてると思います?
和紙です。
そうです。まさかのイラストで浮世絵です!
同じ作品とは思えない別の奥深さが出ていました。
自分にはこの凄さをどうしても言語化できないのが歯がゆくて仕方ないです。誰か頼む…
圧巻の完成度にsoldoutになってるのも納得です。
他にもアルミニウム合金に刷ったエリアルイラストやオーロラアート、刺繍絵等、他ではそう見れない凄まじいものがこれでもかとありました。
(本当はエリアルも掲載したかったのですが、反射で他にいらしてた方が映り込んじゃってた…)
あまりに好奇心を抑えきれず、いくつかの物販を購入させてもらった後、スタッフさんにお話を伺わせて貰えました。
本当に本当にありがとうございます。お忙しいだろうに凄まじい情熱と制作過程の貴重なお話をたくさんいただけました。
究極のタペストリーは小さなミスも許容したくないので大体これくらいロスが出ちゃうんですよ!ってニコニコしながら両手で表現してくれたのは段ボールでも抱えてるようなイメージの幅。
全然笑い話じゃないレベルにびっくり。
浮世絵も小さな黒点でもこれじゃダメだ!ってレベルでこだわり抜いたそう。
いやもう実現しただけでめちゃくちゃ凄いのに…。
次々飛び出すとんでもないエピソードの数々に、イラストレーターさんへの並々ならぬ深いリスペクトと、
イラストの未来は自分たちが切り開いてやるぜ!という情熱が改めてひしひしと伝わってきました。
お話の中で一番興味深かったのは最近は業者さんのほうから
「うち、こんな凄い技術できるんだけどどう?」
ってお声がかかるとのこと。
これ本当に凄いと思いました。
しかも普通はそこからめちゃくちゃすり合わせをしてその他コストやなんやかんやめちゃくちゃ関係各所に相談して会議してようやくGOが出たらプロトタイプをーみたいなイメージじゃないですか。
自分は素人なんで超想像ですけど。
ところがどっこい絵守未來はイラストの革命を起こせるネタならどんとこいなぶっ飛んだ方々。
聞いた話を思い出しながらかいつまむと
業者さん「うちのこの技術でこんな凄いことができそうなんですよ」
絵守未來「へー、めっちゃ良さそうじゃんちょっととりあえず作って見せてよ!」
業者さん「いいの?よっしゃできたでどうや」
絵守未來「うおお!すげぇ採用!どやこれ!すごない!?今度出します!(Xに投稿)」
そうして我々にお目見えするトンデモ作品。
素敵なイラストがあってそれを昇華させる技術や情熱を持った方々がいても、それが知られないと結局叶わない訳で。
これをイラストに応用すればこんなすごいものができそうなんだけどなぁ…というスゴイ方がいても
でもこんなことGO出すとこなんか…ってなって埋もれるなんてあまりにも悲しい。
そんな中、絵守未來さんが凄い技術の作品を世にドンドン出して、熱意について語ってるのを見て、ここだったらもしかしたら!ってなってるって事かな。
イラストにしても、うわー何この神作品、尊い…ここにこういう加工が加わったらどうなるんだろう…
我々一般人はただただそう思うだけですが、実際に行動に起こして作っちゃうんですよこの方々は。
例えばですが
これは先日届いた絵守未來サマコレの夜星アウル先生のオーロラアートです。
会場で現物見たとかじゃないんですよこれ。
イラストを見て、これがオーロラアートになる!?あの絵守未來クオリティで!?絶対凄い事になる!でポチったんです。
んで実際に予想より凄いものが届くので、見てこれ!ってSNSに皆投稿するじゃないですか。
それが誰かの目に止まって、絵守未來さんのとこにこういうのがあるんですが…みたいな話がやってくるとかもあるのかも。
本当にどこよりもイラスト界隈に関して深い情熱を注ぎ込んできたからこそこういう好循環が起きるって何度も言いますが素晴らしい事だなぁとただただ感激です。
ここまで読んで下さった方ありがとうございます。
モスアイアクリル凄いぞってテーマで書こうと思ったのに書きたい事がてんこ盛り。
勢いに任せたらめちゃくちゃ長文になった上に気がついたら絵守未來凄いぞ!な記事になっているような気もするけど後悔はしていない。
いやだってあまりに内容が濃すぎて削っていい部分が無かったんだ。
社長はYouTubeで配信してるし、社員さんもRPGで言うなら1ターン3回行動くらいの勢いで技術に新情報にネタにと常日頃剛速球を放ってくる。そんな全力全開企業XARTさん。
一体次はどんなのが飛んでくるんだろう。そんなワクワクが止まらないです。
5/11-12にはIW2024も表参道で開催されるとの事でそちらにも絶対行きたい…!
皆様の生活に彩りあらんことを、深雪えるでした。それではー。