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それは思わず息を呑む程の光景。XARTさんの「iw2024」+αに行ってきました!
壁足りないってずっと言ってるのに新しく壁掛けのイラストを購入する。
どうも。学習しない人の深雪えるです。
素敵な作品があると我慢ができないんだ。
突然ですが皆様、最近息を呑む光景を目でご覧になったことがあるでしょうか。
旅行先の絶景、劇場、はたまた映画。最近ではyoutubeの動画周りもアッと驚くものが。
私はドが付くほどのインドア体質なので旅行はあまり行く方では無いですが、イラスト周りは大好きなのでそういったイベントには足を運びます。
神絵師の皆様方の作品を見るのは大好きです。絵に関する知識はド素人同然ではありますが・・・。
ただ関東圏からはほぼ出られません。いつか京まふとか行ってみたいものですが・・・。
そんな遠出が苦手な私に吉報がやってきたのは数か月前、
絵守未來ことXARTさん(以下絵守未來)の東京でのiw2024開催のお知らせでした。
絵守未來さんといえばイベントのたびにドギモを抜いてくるとんでもないものを毎回ひっさげて来る情熱とこだわりに関しては他の追随を許さないやべー方々です。
私のようなRGBとかCMYKとか勉強してもよくわかんね・・・みたいな素人でも目にするとすげぇ・・・すげぇよこれ・・・って誰でも思う。
場所は表参道のイベントブース的な場所。めっちゃいいとこを今回確保されていました。
後述しますがあの場所だったからこそのあの感動体験があったのかなぁとも今では思っています。感謝・・・。
絵守未來さんの出される自信作の作品はどれも
「家に置いて家宝にしたい・・・」
と思うほどのもの。
一体今回はどんなものが出てくるんだろう・・・とわくわくを抑えられない気持ちをひっさげいざ現地へ、
今回はサイン会やアリス社長在廊ということもあってか入り口も活気づいててすぐ場所はわかりました
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そして中に入って一番に目についた藤ちょこ先生の作品の前へ
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なんだこれは…国宝にすべきなのでは?
そう思わずにはいられない、過去一番の圧巻の作品がそこにはありました。
ソリッドグラフについては公式さんの方で詳しくご説明いただいてるので検索いただければすぐ出てくるとは思いますが、めちゃくちゃざっくり言うと、
デジタル作品を誰が見てもこれは油彩画だと思わせる特別な技法の作品の事です。
何言ってるんだお前デジタルでそんな事なるわけないだろって思うじゃないですか。私もそう思って改めてまじまじと見たわけですよ。
![](https://assets.st-note.com/img/1725715279-LQVG4OYbgwa3rs0BJ7E9yuqh.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1725715311-vzQmf7SgM4Kh2UWZtALXscTe.jpg)
どっちかって言うと油彩画で作ったものをソリッドグラフですって言い張ってるって方がまだ信じられるわ
藤ちょこ先生を始め、作品を出してる神絵師の皆様もなんか心得たのかあそこの技術にはこういう作品が映えるでしょ?みたいな感じの作風で出してきてそれをこれ以上はないやろって形で昇華させてくるんだからもう脱帽。
1点限りで100万円ともうこのクオリティまで来るとなんか安いのか高いのか困惑するほどです。
初日入場時点で購入希望が複数出て抽選になったらしいですけどまぁこんなもの見たら納得ですよね。私も懐に余裕があれば絶対手を上げてたと思う。
もしかしたら22世紀とかに数億でオークションかけられててもおかしくないレベルの高さ。
えっ今回はおかわりしてもいいのか!?
こんな超大物級のモノ出しておいて勢いとどまることを知らずなのが絵守未來さん。
イチ企業で技術EXPOでもしてるのかってくらいまだまだとんでもないものを出してきます。
まずはお隣さんから
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先ほどの「いかないで」の刺繡アート版です!
こちらはドレスや背景のカーテンといった布地に綺麗に刺繍の加工が施されていて、立体感というかもう吸い込まれるかのような感覚。
![](https://assets.st-note.com/img/1728304732-sKjMPO5BUiIqDc7xYHpFTk3n.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1728304763-UL2SZp7nBQKxtEc8CIszwkqO.jpg)
ソリッドグラフとはまた一味違う凄みにただただ圧倒・・・こちらも1点もので即完売というからただただ驚くばかりです・・・
同じ作品でも違う技術を用いてそれでいて一切の妥協無し。見ていてちょっと涙腺に来るほどの作品でした。
惜しいのは私が使っているのがスマホのカメラと文章力という事でこの素晴らしさをほんのひとかけらくらいしかお伝え出来ないこと。
これらの作品はご契約者様のもとに届いたので見ることはできませんが、何度かイベントに足を運んで驚かなかったことが一度もないほどなのでぜひ機会があればその迫力をその目でご覧になってください。後述しますがまた来年とんでもないものをきっとひっさげてまたやってきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1728306359-NSl5v028foXDUjhcQ6Bm3AFY.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1728306400-bynhTEaZFu2Ppr5Rg8cOSXvM.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1728306416-DtwkyRavTJ8mp5diqrM2hou0.jpg)
こちらはミラージュという鏡に近い素材に印刷とかいうまたトンデモ作品。
鏡に映りこむような表現を本当に鏡のような反射で実現させるというすさまじい表現技法です。
ミラージュの良さを存分にお伝えできる写真を探したのですがミラージュゆえに反射で来場の方が写りこんでしまっているものが多く断念。悔しい。
ちなみに当初こんな種類用意するつもりはなかったけど最初の作品の完成度に驚いて「予算はどうにでもするからなんとか間に合いませんか!!」ってゴリ押し気味に発注かけて開催1週間前に本当に間に合わせたらしいです。
提案する方も実行する技術者さんも全員狂ってるよほんとに。超褒め言葉な意味で。
他の企業さんじゃ絶対に言わない(言えない)ことをほんとにやっちゃうんだからもう情熱振り切りすぎてバーサーカーですよこの人たち・・・。
そして個人的にかなり感動したのがこちら
![](https://assets.st-note.com/img/1728307689-MfYj9CXnW3bpZByLgqVu7x0O.jpg)
こちら透過アクリルボード(ブロック)での作品で、他のとこが出すようなアクリルブロックとは何が違うかというと名前の通り透過なので透けて見える特殊加工です。
確かに綺麗だけど他が凄すぎてちょっと物足りない?
そう思ったあなた、夕方に撮影したこちらをご覧ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1728307959-HICopt5gAc7wQFYyPSmrBuNj.jpg)
透過と夕日の組み合わせが織りなす、目元をはじめ輝きをおびて全く違った作品かのような覚醒した光景がここに。
いやこれほんとに凄かった・・・良い天気と立地に恵まれたからこその奇跡の光景。感動しちゃいました。見る角度で違った魅せ方をするのはお手のもの。
物販もメチャクチャ力入れてることもさることながら、来場者にめっちゃ丁寧にご説明していただいてるえーさんはじめとした情熱溢れるスタッフの方々。そしてなぜかレジ近くでアートブックの良さと苦労点について皆さんにお話しされてるアリス社長。・・・アリス社長!?
本当に何というかとろとろしたお綺麗な声でびっくりしました。それでいてキャラで押すだけでなくしっかりと説明をされて理解度を深めようとしてらっしゃるのは流石だなぁやっぱこの企業トップだわと思いました。
全体を通して妥協してないところを探す方が無理ゲーなレベルの大博覧会。
大満足でした。
大満足の余韻に浸ってたのとあまりの情報量にお応えできる満足いくnote書けないよ・・・ってなってたら気が付いたら今度はPOPUPを秋葉原で開催。
そこに鎮座していたのは
![](https://assets.st-note.com/img/1728309073-lb6TRGKHqmgrcuNx7IeMOFft.jpg?width=1200)
あんなに圧巻を魅せた「いかないで」の漆版!!所々にちりばめられた箔も相まって高級感あふれる美しい完成度。
これの何がやばいって一般公開前に購入希望が出たらしいということ。なのでお披露目の時点でSOLDOUT。
直接見るまでもなく即決って今までの数々の作品からの全幅の信頼感がなせることですよね・・・。すげぇ・・・すげぇよ絵守未來さん・・・。
その他例にもれず、
![](https://assets.st-note.com/img/1728309621-oztmBCQHr7pVjY1EfO4W3wqR.jpg?width=1200)
本当に欲しい所に欲しい加工が施されている大迫力の刺繍アートに、
![](https://assets.st-note.com/img/1728309800-Jrhmj0f8PqkEvZiwpugoBlVt.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1728309770-xw5C3e9Dt40dWgHmAKj71pLB.jpg?width=1200)
光の角度でメチャクチャ綺麗に映える透過アクリル
ほんとにこの企業はよぉ!ブレーキってものを知らないなぁ!いつだってアクセル全開フルスロットルだ!
そんな絵守未來さんですが、直近だと11月?に光る絵展、そして来年にはILFORDさんとの協力のもと一大イベント、IGXが開催されます!
なんか聞いた話だとnecömi先生とかも出すらしい・・・マジ?IGXは絶対に行くぞ・・・!
もしちょっとでもご興味を持っていただいた方がいたらぜひ足を運んでください!あの圧巻は直接その目でご覧になってこそです!イラストがお好きな方でしたら絶対に後悔しないと私がここに勝手に断言します!
Xをフォローしてない?是非してください!アクセル全開ではっちゃけた感じで超絶技術をポンポン紹介したり吹き出す面白エピソード、時に超真剣にイラストの事について私みたいな素人でもめっちゃわかりやすくまとめて紹介してくれたりします!
一緒にIGX公式もペタリ
https://twitter.com/miku_emori
https://twitter.com/ilfordxart
ちなみに真面目路線で一番自分が興味惹かれたのが「アフォーダンス」と「シグニファイア」という概念のお話。
これを見た時自分の中で言語化できない絵の良さのようなものの正体が一つ紐解けた気がしてなるほどなぁ・・・と5度見以上しました。
物事を理解するための概念で「アフォーダンス」と「シグニファイア」って考え方があって、それぞれ一言でいうと「可能性」「意味」って訳せるのだけど、例えばギターを持ってる女の子のイラストがあったら「音楽を演奏するんだな」って可能性が伝わるじゃないですか。半裸で上目遣いでで上気した表情の…
— 絵守未來 (@miku_emori) March 21, 2024
さてさて、思いのままに書いてたらまたとんでもない文字数になりそうなのでこの辺で。
※ちなみに最初本当に思いのまま書いたときは10000字本当に超えてて流石にこりゃいかんとこれでも文章校正したりだいぶ言いたいことは取捨選択しました。
全部出したら限界早口オタクみたいなことになっちゃったので・・・
始めましての方も、いつも読んでくださってくれる方もここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
ちょっとでも絵守未來さん、および藤ちょこ先生はじめとした神絵師の方々に興味を持った、もしくは深まった、みたいな印象を持っていただけたならこれほど筆者として嬉しいことはありません。
そして絵守未來さんごめんんなさい。旬をだいぶ過ぎたころの投稿で。
言い訳をさせていただくとですね!あなた方が出すもの出すものあまりにもとんでもなさすぎて魅力をお伝えしたいと思ったらこうなっちゃったんですよ!(現実逃避)
つたない文章力で毎回申し訳ないなーと思いつつもこれからもこれは絶対紹介したい!ってことは頑張って書く素人一般人です。どうぞよしなに・・・
今回超試験的に100円の投げ銭機能を導入してみました。
無料で全文読めるので、もしもの好きなお方がいらっしゃればジュース1杯分いただけると非常に励みになります。いや本当に興味本位なので気にしないで下さいなー。
ちなみに万が一集まったお金はもれなく全部イラスト回りに使う予定です。
皆様の生活に彩りあらんことを、深雪えるでした、それではー。
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