🎨【自己紹介】🎨会社員から画家に転身した28歳のキャリアSTORY1
はじめまして🌿
画家歴3年目の川崎未結です。
3年前までは新卒入社で会社員勤めをしていました。
この記事では、そんなわたしが新卒会社員から画家に転身したキャリアストーリーについて紹介します☀️
学生時代、新卒で入社したとき、画家をしている今、それぞれの思考の変化や選択・決断の背景について知ってもらうことで、わたしが作品を作る上で大切にしていることがより伝わるといいなと思っています。💫
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【絵が描けない美大生時代】
時はさかのぼり、学生時代。
デザインについて学びたい!と思った高校生の私は、いろいろ調べるうちに“美大”が選択肢に入ります。美大といえば「デッサン」。
でも、絵を描くことは嫌いではないけれど、決して得意ではない。しかも、デッサンスキルは何年もかけて習得するようだとわかり、なおさら気持ちが遠のきました。
はて。。。そんなとき、高校生向けに授業をしてくれるという大学受験生向けイベントのようなものにたまたま参加し、そこでたまたま聞いたムサビの講義が面白くて魅力的で、講義後教授が個別ブースにいるとわかりいそいそと出向き、「デッサンなしで入学できますか?」などと大真面目に質問をし、なんと「できるよ!」なんてまさかの答えを得たのでした。
「先生のところでデザインについて学びたいです!」と前のめりすぎる高校1年生にも、「まずは頑張って入学してきてね!」なんて言いのけてしまえるチャーミングな教授に憧れて、しかも自分にも入れる道筋があるとわかり、ますます鼻息を荒げたことをおぼています。
そんなこんなで、紆余曲折ありながら、小論文入試で無事にムサビに合格しました。
わかってはいたけれど、周りには絵が得意な人“しか”いない。個性が当たり前に尊重される空気感はすぐに気にいったけれど、絵が描けないわたしはいつも根底には劣等感があったように思います。同時に、他で頑張らないと、という焦燥感も。
美大生の毎日はほんっとに慌ただしくて、課題についていくのに必死なわたしは日々があっという間でした。往復約4時間かかる通学も、敵わないなあと日々思わされるクラスメイトの才能も、クオリティがプロすぎる学祭も、キャンパス内に溢れる個性と自由な雰囲気も、すべてがとても充実していて、本当にここに入学できてよかった、と実感する日々でした。
その合間を縫って、学生インターンもやっていました。戦略デザインファームと呼ばれる創業したての会社でしたが、憧れていた著者が代表のその会社で御縁で働けることになり、ここでもいろんな経験をさせていただきました。芸術系の学生はデザイナーとして関わるのが通例でしたが、デザインとビジネスの間を行きたい、という理想があった私は、プランナー見習い的なポジションになりました。
デザイナーになるのではなく、ビジネス側でデザインのわかる人材になりたかったので、就活もその路線で検討。
たまたま参加した、企業が学生向けに開催した企画コンペがきっかけで、その会社に興味がわき、えいや!と挑戦。当時就活解禁が3/1だったのですが、気がついたらエントリーシート〆切1週間前とかで、大慌てで提出。
たくさん悩んでつまづいて、なにがやりたいかずっと考え続けていたけれど、目の前のチャンスにとりあえずのっかってみる、そんな心持ちで過ごした学生時代。
昔から直感型のわたしは、自分が何に火がつくのかわかないからこそ、遠回りだとしても気になったらいろいろなんでもやってみる精神を大切にしてきました。
【新卒で広告会社へ。カルチャーショックを受ける】
そんなこんなで、大手の広告代理店に総合職で入社します。
研修を経て、配属はマーケティング職。
美大という世の中の一般的な大学とは少し違う環境で過ごしてきた自分。入社すると、同期の9割近くは自分とは違う環境ですごしてきた人たち。しかも自分はクリエイティブ採用でもないから、なおさらアウェイです。
なにもかもが新鮮に感じて、美大の環境とのあまりの違いに正直カルチャーショックでした。
みんな爽やかでコミュニケーション力に長けていて、俯瞰力があり、人当たりのいい方たちばかり。
一方、人付き合いが得意ではないわたしは、人目を気にしてばかりいた新卒時代でした。
慣れない日々の中、飲料のリブランディグプロジェクトや、販促キャンペーンプロジェクトなどを担当。
「生活者発想」という会社の理念の一つは、今も活かされている大切な学びの一つです。
恵まれすぎている環境で社会人の基礎や、クリエイティブを強みとする会社が培ってきた哲学やノウハウを学べたことは本当に貴重な経験になりました。
【決断は突然に。】
学生時代からここまで、ずっと自分なりに努力を重ねてきた自負がありました。
すべては未来の自分が幸せになってほしいから。
でも、ある時になんでこんなに苦しいのだろう?と気がつきます。
ずっと未来の自分に幸せになってほしくて頑張ってきた。
あの時の未来に、今、わたしはいる。
あれ?いつになったら幸せな未来ってくるのだろう??この苦しい日々はもしかしてずっと続くということ???
やりたいことをほぼ全て叶えてきて、気づけば周りからも褒められようないい会社に入り、仕事も環境も不満はない。
でも、幸せに感じられない。
とんだ矛盾に気がついた時心底虚無感に包まれました。
そのまま頑張り続ける、いつかよかったと思える時が来るのを信じて。
その選択肢をとることもよく考えました。
けれど、今この瞬間が答えだ、と感じた私は、違う道を選ぶことに決めます。
退職を決断してからは、あっという間でした。あたたかな人たちに見送られ卒業し、そのとき一番興味のあった“絵を描く道”を選び、決意表明として初個展の開催を決めました。
これまでの道のりで学んだことです。
【なぜ絵が描けない私が絵を描く道を選んだのか?】
ここで、退職後なぜ突然絵を描くことに決めたのか?が気になるところだと思います。
実際、退職したときに、今後なにするの?と聞かれて、絵の道を探求する。というと「??」の反応をする人も多かったです。
もともと絵が描けない自分にコンプレックスがあった自分が、絵を描く道を自ら選び取るにいたった理由。次回そこについてお話しします。
つづく。
ここまでお読みくださりありがとうございます🌷
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