社員と社員以外を呼び方で区別する企業に疑問
こんにちは。
元人事のmiyukaです!
今日は会社勤めで「!?」と感じたお話しです。
新卒で入社した会社は、正社員と正社員以外(パートや派遣、外部委託)の呼び方を変えて明確に区別していました。
正社員以外を「スタッフ」と呼んでいました。
呼び方もスタッフの◯さん…。
名刺の肩書きも、正社員とは異なる書き方。
社内のメールアドレスも正社員以外にはスタッフのSの文字が入っていました。
新卒で入社した私はもうびっくりです。
なぜ、同じ会社で働いているのに労働形態で線引きするのか?
これって差別じゃないの?
労働条件で線引きしてもいいの?
正社員以外は偽社員なの?
正社員の中には、「スタッフ」さんを軽く見る人も多く、あからさまに差別をしている人もいました。
けれども、正社員並みに働くスタッフもたくさんいて、どちらが正社員かスタッフかもわからない部署もありました。
いくら頑張っても昇給も昇進もしないスタッフ。ものすごい違和感で気持ちが悪かったです。
転職した2社目は、労働条件によって呼び方を区別するような事はありませんでした。けれども、正社員はものすごく少なく、準社員、パート社員の方が多い会社でした。同じような労働力、同じような仕事にもかかわらず、賃金格差が激しかったです。
賞与も雀の涙。
3社目は正社員とパート社員のみ。
この会社は、パート社員の賃金が県の最低賃金。
どんなに優秀な方でもパート社員=アシスタントの扱い。
令和の時代になって、この企業のあり方は本当にナンセンスだと思うんです。
パート社員と言うのもナンセンス。
会社で働いている以上、社員なんです。
フルタイムのパートなんて意味がわかりません。
正社員と何が違うのでしょうか。
パートだから責任を負わないとか、そういう考え方も違和感があります。
やはり同じ会社で働いている以上、社員なんです。
そこに、隔たりはなく、働く時間が違う。
2時間だけ働く社員、
フレックス制の社員、
こんなイメージでしょうか。
今後はおそらくもっと自由な働き方で、柔軟な考え方ができる会社でないと生き残っていけないんだろうなと言うのは強くよく感じています。
あと、この時代、人を大切にしない会社は必ず淘汰されていくと感じています。
誰もがのびのびと自分の力を発揮しながら、働ける時代がはやく来て欲しいですね。