前の家よりももっと良い、と感じること
住まいの設計をするときに「今暮らす家の良さ」を探してもらうようにしています。
新しい家を考えると忘れがちなのが今の家の良さ。でも、今の家の良いところを同等以上にしないと、新しい家では物足りなく感じます。
満足度の高い家をつくるためには、前の家よりももっと良い、と感じることが大事なのです。
「昭和ガラスの家」では、前の家の良いところをできるだけ活かしたリノベーションにしました。現在子ども部屋になった部屋に設けられていた欄間は、家の顔となる玄関近くに移設しています。
前の家のガラス扉に使われていた古い装飾ガラスは、新しい家のドアや照明器具に再利用。庭が見える魅力も活かした間取りにしています。
前の家で愛着を感じていたものも一緒に新しい家に。そうやって新しい家はもっとお気に入りの家になっていきます。
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