一人一人の幸せをカタチにするために。
こんにちは。
関東Lovegrapherのみゆちょです。
先日、Lovegraph Townがオープンしたということで、
普段からあまり直接お話の出来ない全国のカメラマンの皆さんやゲスト様と、これをきっかけに話の輪が広がったり、
ここに愛のあふれる時間を作りたいなと思い、マガジンを書かせていただくことになりました。
今回はラブグラフのためにカメラを購入し写真を始め、2年半ラブグラフカメラマンとして活動してきた経験から、
「一人一人のゲスト様の幸せ」をお手伝いするために、私はこんなことをやっているよ!というお話をします。
ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。
以前までは撮影前にポストカードを作っていったりお手紙を書いたりしていました。
ですがいつからかそれが私の中で違和感になっていました。
それが「私の価値観でホスピタリティをお届けする」という行為だったからです。
先日前撮りを撮らせていただいたカップルさん。
なぜドレスではなく普段着での前撮りを選んだのかをお聞きしました。
彼氏さんが
『いちばん美しいと思うドレス姿を、当日いちばん綺麗な状態で会いたい』と。
綺麗な姿で写真を残すことだけが幸せのカタチではない、ということを改めて感じ、
それぞれの幸せのカタチによりこだわっていきたい。
そう思うようになりました。
「それぞれのゲスト様にとっての幸せ」とは何なのか。
そう考えた時に、どのゲスト様にも同じことをしていてもだめだ、と思いホスピタリティの在り方について考えました。
私なりの想いをここでお伝え出来たらいいなと思っています。
皆さんの考えるホスピタリティやこんなことやっているよ!ということも
またお話聞かせていただけたら嬉しいです。
ホスピタリティをお届けする話。
私は、ホスピタリティとはその人達のことを世界中で一番自分が愛する、ということから成り立つものだなと思っています。
愛することで、その人が本当に求めているもの、どんな人なのかを自然と探るようになります。
たくさん質問をしたり、ゲスト様同士で話しているお話をこそっと聞いたり。。
会話や歩くペース、どんな些細なことも見逃しません。
さて、それからどんなことをホスピタリティとしてお届けできるかな、と試行錯誤しました。
まず、ホスピタリティをお届けできる瞬間は4つあります。
1.撮影前
2.撮影中
3.撮影後
4.その先ずっと
これからお話しすることは、
それぞれの段階で、私が少しでも安心して撮影を楽しみにしていただくためにゲスト様によって分けてやっていることですが
些細なことまで書いていると長くなってしまうので、今日は特に私が大切にしていることを書いていきます。
1.撮影前のアイスブレイク
ご挨拶 アイスブレイク
①自己紹介メッセージを送る
②ボイスメッセージを送る(LINEの場合)
最初はメッセージを送りますが、それと同時にボイスメッセージを送ります。
ご挨拶と、「顔も声もわからないカメラマンに当日会うのはご不安もあるかと思い、ボイスメッセージでもご挨拶させていただきました。」
軽くメッセージを添えて。
➂たくさん打ち合わせをしたいゲスト様や、盛り上がっているゲスト様とは電話で話したり、テレビ電話をすることもあります。
④お子様がいるご家族には動画を送り事前にお子様に見せてもらう。
(撮影の時、見たことのある顔だ!となってくれることもしばしば)
準備
(連絡があまり好きではない人にはノートに記載しておくので何かあればおっしゃってください、と添える)
①事前にどんなものが好きか、リラックスするかも聞く。(直接というよりは自然な流れでお聞きしてます。)
その人の好みに合わせて、当日の朝に飲むものを変えたり、香水を変えてりしています。
(匂いは人の心を落ち着かせる大事な要素です)
②どんな些細な情報でもいいのでゲスト様の情報を探す。
LINEの音楽設定や、タイムラインを見たり。(ポイントは共通点を見つけることと、ゲスト様が何を好きなのか知って事前に調べていく。)
実際に撮影の時に話題になるのでおすすめです。
➂撮影について不安なことは何か聞く。
(何かありますか?だといいずらい方も多いので、例を出してあげます)
「初対面だとご不安なこと等もあるかと思いますが、撮影当日の流れやご体調、写真を撮ることへのご不安など、ご心配やご不安点等何かありますか?」 等
④撮りたいもの、撮影に対してどんなことを楽しみにしているかを聞く
2.撮影中の気遣い
①待ち合わせ時、自分が待っているときは、ゲスト様の止まる位置に注目。
対面に立った時にゲスト様が止まった距離より近い距離で写真を撮ろうとしない。(特に最初は)
②お会いできたことがうれしいということを存分に伝える
③自分のことをたくさん話す
相手が心を開いてくれると人は心を開き始めます。
④撮影はあくまでもお出かけの延長、で撮る
写真を撮るためのポーズや指示出しばかりになると固くなってしまうので、あくまでもお出かけ中を残すというスタンスであることを忘れない。(ゲスト様にも伝えます)
⑤用意するもの
・撮影のしおりを作って渡します。(ウエディングやカップルなど依頼によりけり)
パンフレットの感覚でおすすめスポットとか、今日の流れとか、書いたものをお渡しして移動時間やカメラを準備しているときに見てもらってます。
撮影最後に写真の張れるスペースにチェキを張って完成!
・冬は待ち合わせ15分前にカイロを空けて、温めながらイラストを描いたりして渡すとGOOD!
・アイテム等使った写真を送ってくださったゲスト様には事前に手作り(名前入れると喜んでくれたりします )
3.撮影後
①納品した写真をアルバムに作って貼る
②写真の保存手順を送る(スクリーンショットあるとわかりやすいです!)
③納品前にベストショットを送り、納品までにご連絡があくことのないようにする。
4.これから先ずっと
ラブグラフのいいところは撮影のときだけじゃなくずっと続いていく関係性だと思っています。
定期的にゲスト様に連絡をしていたり、年賀状を送ったり、、
お誕生日や記念日にご連絡したり、撮影日から1年後にご連絡をしたり。。
これまで130組ほどのゲスト様に出会わせていただきましたが、ありがたいことにそのうちのたくさんのゲスト様とご連絡を撮らせていただいています。
何年たっても何十年経っても、またお会いできる日のために
お話したことやどんなゲスト様なのか、いつ連絡をとったのか。
などをゲストノートを作り書き留めています。
(1組様A4見開きくらい)
以上、特に習慣化していることを書いてみましたが、何より大事なのは自分が相手の立場になったときを考えても、自分の価値観でしか見えないので
相手にとっての幸せとは何か
嬉しいと思うことは何か
楽しいと思うことは何か
をとにかく探り
その人にあったコミュニケーションやホスピタリティをお届けすることだと思っています。
カメラマンの皆さんはそれぞれいろいろなホスピタリティをもっていてお届けしていると思うので、
こんな時はどんなことしてる?など皆さんとまたお話しできたらいいなと思います。
そしてラブグラフを利用したいと考えている方やゲストの皆様はこんなことしてもらえたらうれしいな、ということぜひ教えてください。
miyucho