不登園児
息子が登園しないこと。
やっぱり心に重くのしかかる。
行かなくてもええやんって言われてもしんどい、なんとかしないと小学校で困るよって言われてもしんどい。どっちの意見も私の中にだってある。でも、どうにもできないまま時だけが過ぎているから、言葉にされるとしんどい。
なぜ行きたくないかはよくわからない。
言葉を操る能力は高いが、感情を言葉にするのは少し苦手なのかもしれないし、単に言わないだけかもしれない。
家が好き、かあちゃんと一緒にいたいのでは?
それはそれでよいけど、だから行きたくないでは困る。でも、困るのは大人の都合?
そんなに嫌なら行かなくてもいいとは思う。
ただ、息子が家にいて、私が仕事するためにはゲームやテレビを与えるしかない。それでいいのか?という葛藤がものすごくある(つまり良くないと思ってる)。
でも今はそれしか道がない。
じゃあ、仕事をしばらく休むなりして息子に向き合って暮らす?
それでなにか解決するかはわからないが、私は今の職を失うかもしれない。
そうなったとしても、息子のことの方が大事では?
それはそうなのだが。だがしかし。
小学校で困るよは呪いの言葉すぎてえぐられる。小学校まで続くかなんて誰にもわからないけど、解決の糸口が見つからない今、とてもきつい。呪いでしかない。
私の関わりに問題があるんだろうと思う部分はある。私にだけ見せる顔がある。たった1日だが夫に任せた日はすんなり登園している。
日曜日は夫がいるからか比較的穏やかに過ごせることもあり、もしかしたら、明日にはケロッと行ってくれるかもしれないと、僅かに期待しながら眠り、朝、絶望しながら保育園に電話する。
「なんとか連れてきてもらえたら」って言われるけど、その「なんとか連れて行く」フェーズはもう終わったんですよ先生。泣き叫んで逃げて暴れる男児を担いで連れて行くパワーは私にはもう残っていない。
答えが出せないまま、行かないことを許容してしまっているのがよくないかもしれない。 でも、行ってほしい、行きたくない、行ってよ、行かない…かあちゃんきらい!
無理に行かせようとするのは本当に私の心が死ぬ。