英検1級二次試験体験談前編
2024年第1回の英検1級を受験し合格しました。今回は二次試験がどんな様子だったのか体験談をシェアします。
一次試験受験時に、二次試験会場を選びました。私は四国に住んでいるので、二次試験会場が四国内にありません。大阪会場と広島会場が大体同じくらいの距離でした。大阪に住んでいる友人に会いに行きたかったので大阪会場を選択。ちょうどこの辺り、子供のこととかですごく忙しくて全然勉強に時間が割けず、世界情勢や環境問題のニュースを聞くのと、自己紹介の内容を考えるくらいしかできませんでした。不安しかない!
一次試験の合否はネットで見ました。二次試験の日程は候補日が2日あって、どちらなのか不明なまま、1週間前にいきなり「1週間後にここ来てね!」ってハガキが届きます。慌てて高速バスを予約し、友人にアポ。7/7(日)大阪は天王寺YMCAに10:15集合。土地勘ないので早めに着きたい。バスも時間通りとも限らない。余裕持って行きたい。ということで5時起き決定です。
当日、無事5時に起き、高速バスのバス停まで夫に送ってもらって出発しました。朝早かったので高速も混んでおらず、なんばまでスムーズ。なんばから電車で天王寺へ。駅から歩く。暑い。YMCAに到着。
入り口で受付してもらい、スマホを入れて首から下げるビニール袋と個人カードみたいなのをもらって案内通りに待合室へ。受験番号順に座って待ちます。待ってる間にカードに名前などを記入してからはしばし待ち時間。トイレに行っておく。
席に戻って見てみると前後左右みんな勉強しとる(当たり前)。みんな自分のスクリプト作ってきてたり、参考書の模範解答読んでおさらいしたり。私は移動が長くて重たい二次面接用の参考書は持って来たくなかったので、スマホで時事用語を英語でどう言うか、環境問題ならこれとか、格差問題ならこれみたいな、よく出る話題の使いたい統計などを調べながら待ちました。
順番が近くなったら、それぞれの面接官の待つ部屋の前まで移動します。待合室へは帰ってこれないので、全荷物を持っての移動です。やっぱり荷物軽くてよかったと思いました。この日本当に暑くて、本来飲食禁止らしいのですがこの日は部屋の前でも水分補給OKでした。
前の人が終わったら、先ほど書いた個人カードを渡して係の人にチェックしてもらい、その後試験官のいる部屋に通されます。試験官はネイティブっぽい欧米人っぽい男性と日本人っぽい見た目の女性でした。ぽいぽいばかりですみません(笑) でも、国籍や母国語は一瞬の試験では分からないのであくまで私の印象です。
最初、公式サイトにもあるように、自己紹介タイムでした。
“Please tell us about yourself.”
と言われたので、
“I live in Shikoku.Since it’s far from here, I got up at five and used highway bus to get here.
I run a small cram school, teach English and math.
I also have three children who are junior high school students. One of my daughter helped me a lot with our housework to give me some time to study for this Eiken exam.“
「四国に住んでいるので5時起きで高速バスに乗って来ました!
私は小さな塾を経営していて、英語と数学を教えています。
子供が3人いて、娘のうちの一人が、私の英検の勉強時間を確保するために家事をたくさん手伝ってくれました。」
うろ覚えですがこんな感じのことを話しました。試験官のお二人は本当に優しい方で、めちゃくちゃ話しやすい空気を作ってくださっていました。一言話すごとに大きく頷いて、リアクションも分かりやすく取ってくださっていました。5時起きで来ました!って言った時も、二人して”Oh, my god!””Oh, my god!!!”と言ってびっくりしてくれました。
続いては、即興スピーチ。渡された紙に5つお題が書いてあり、1分で選んで言いたいことをまとめます。準備の1分と、スピーチの2分間は、試験官のお二人と別で部屋の脇の方にタイムキーパーさんがいらっしゃって、その方が時間を計ってくれていました。
私が選んだお題は Can poverty be eradicted someday in the future? (たぶん)です。
それ以外の4つのお題は、スピーチ作るのにいっぱいいっぱいで全く記憶にございやせん状態です。参考にならなくてすみません。
長くなってしまったので、また明日以降後編を書きます。後編はアワアワしまくった即興スピーチと質疑応答です。
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